an endless road

1999.9.24〜

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■1999/09/30 (木)自転車が一番

 用を済ませた帰りに自転車に乗ろうとしたら、嫌な予感がした。後輪のタイ
ヤを押さえてみると、予想通り空気が抜けぎみだった。いきなり雲行きもあや
しくなり雨でも降りそうな気配だったので、かわいそうだがそのまま乗ること
にした。相変わらず坂が多く、空気も抜けているので、振動が腰にくる。途
中で自転車屋があったので、空気を詰めた。今度はパンクじゃなかったようで
少し安心した。
 いろいろな人に車やバイクをすすめられるのだが、どうも乗る気になれな
い。いちおうAT限定だが免許は持っている。身分証明書として大いに役立って
いるが、本来の目的に使おうとは思わない。事故を起こす自信があるし、車は
持っているだけで金がかかるからだ。バイクも個人的にスピード出してなんぼ
のものという偏見があり、スピードに耐えられない自信がある。というわけ
で、やはり自転車なのだ。疲れを気にしなければ気楽にどこへでも行ける。

■1999/09/29 (水)風が気持ちいいね

 最近めっきり暗くなってきた。さびしいことだ。
 来月の支出予測をしていたら、かなり厳しいことが判明したので、前からや
ろうと思っていた「バスに乗らないぞさくせん」を実行に移すことにした。手
始めに、実家に約50分かけて自転車で行って用を済ませた。実家に行ったとき
はたいてい泊まってくるのだが、今回は思うところあって夕食だけして帰って
きた。大学のときは感じなかったのだが、最近どうも実家が小さく感じる。昔
から狭いとは思っていたが、それとはまた違うのだ。しかもかなり悪い気がた
まってそうだ。まあ気のせいだとは思うが。帰るときはやはり名残惜しそう
だった。それもしかたない。ともかく帰りは気持ちがよかった。途
中で、夜景に感動していたらあっという間についたような気がした。時計を見
ると数分の違いだったが。明日は役所に行かないと。

■1999/09/28 (火)秋だね。

 バイトに行く途中、近くのスーパーに行ったら有線で広瀬香美の曲が流れて
いた。もうそんな時期か。冬は近いな。

■1999/09/27 (月)けっきょくそれかい

 あるデパートに行ったら、ダイエーグループでもなさそうなのに、優勝還元
セールをやっていた。店内にはひたすらダイエーの応援歌がかかっていたの
で、店員は気が狂わないのだろうかと馬鹿なことを考えていた。
 そこで八房龍之助の新刊がとっくに出ているということを知ったので他でさ
がすことにした。他のところでSADSのアルバムを買い、さらに別のところで新
刊をさがしあてた。
 途中いつもPHSに着信だけする電話が何回もかかってきて、少々いらついた
ので決着をつけることにした。予想通り女子高生のまちがい電話だった。しか
も予想通りの声でうんざりした。これでもう、かかってこないだろう。それに
してもまちがい電話が多くて困る。そんなにまちがえやすい番号なのか。むこ
うはまちがい電話だと思っていないからやっかいだ。
 アパートに戻ると、ちょうどジュースを買いに行く途中だったらしい住人に
あった。ひさしぶりなのでつい話し込んでしまったが、彼の部屋のドアが一瞬
開いてまた閉められたので、彼はそのままジュースを買いに行き話は中断して
しまった。部屋に戻り、そんなこといわれてもなー、自分だってこのままじゃ
いかんとは思ってるさー、などと思ってみた。だが結局やるしかないで終わっ
てしまうことなので、考えるのをやめ、バスを待っているときに思いついたや
つをアップすることにした。

■1999/09/26 (日)ひとそれぞれ

 書店にはいろいろな人がやってくる。買う本もさまざまだ。
 だから驚かない。別にOLがエロ小説を買おうと、中学生ぐらいの少年がロリ
ロリの少女マンガを買おうとかまわない。だがひとつ困ったことがあった。 
 2、3歳のかわいい女の子が、表紙もどぎつくやる気満々な様子を醸し出して
いるエロCD-ROM雑誌を持ってきて、うれしそうに、これおねがいします、と
言ったときだ。彼女のあとに少し遅れてやってきた両親らしき人物が、はじめ
てのあいうえお、みたいな本を持っているので納得した。しかしそのギャップ
に一瞬凍り付いてしまった。親子そろって買いに来るときはそんなことが多
い。たいていいっしょの会計をする。たまに子供がいやがって別会計にするこ
ともあるが。まあそんなこともある。

■1999/09/25 (土)風が強い日は

 以前自分のホームページに以下のような文章を書いた。
 
 最近日が短くなったような気がする。まあ考えてみれば立秋はとうに過ぎた
し、8月も下旬なので当然なのかもしれないが、どこかさびしい気がする。そ
のせいか盆踊りの音頭が聞こえたりすると、よけい夏も終わりだなあと思って
しまう。まだちゃんと味わってないのにとか、夏らしいことしないまま終わっ
てしまうのかと切なくなる。別にしなくてもいいのだが。あの空気をかぐとな
つかしい気持ちでいっぱいになる。

 ちなみにこの文章は今は残っていない。いつも思うのだが、においや音は何
らかのイメージと結びついていると思う。自転車をこぎながら、ふとかいだに
おいに親の実家を思い出したり、夕方よその家から聞こえてくる音や雰囲気
で、今日はカレーかと思ってみたり。街角で突然流れてきた音楽に切なくなっ
てみたり。あるいは空気のにおいに季節の訪れを感じてみたり。
 何かの本で、女性は耳や鼻で感じやすく、男性は目で感じやすいと読んだ。
とすると、自分は女性に近いのだろうか? 意味が違うのかもしれないが。
 
 そんなことを午前中、銭湯でなんとなく考えてみた。

■1999/09/24 (金)お兄さんは悲しい

 バイト先の書店には、チャイルドコーナーがあって、そこに大きなテレビが
ある。衛星放送の子供向け?のチャンネルなのか、お母さんといっしょ的な番
組から、昔のアニメ、はたまた子供のオーディション番組?まで、幅広く放送
されている。この前は「ヤッターマン」や「タッチ」が放送されていた。かと
思えば、中途半端にドラマティックで浮いてしまっている戦隊ものが放送され
ていたりする。だが、立ち読み自由(いすとテーブルまで用意されている)なた
めか、誰も見ている様子はない。
 店内には有線がかかっているが、選曲がいつも同じなため、うんざりしてい
る。他にかけるものがないのだろうか。妙にたるかったり、自己主張が激し
かったり、耳障りな薄っぺらい曲を聞いていると精神がむしばまれるような気
がする。この際いろものでも何でもいいから他の曲をもっとかけてほしいと思
う。あるいはチャンネルを変えるか。
 深夜、帰り際に社員の人が台風来なかったなと言っていた。部屋に戻ると風
が騒がしく、もしかしたら遅れてきたのかもしれない。

■1999/09/24 (金)an endless road

 まだまだこれから。とりあえず晴れてよかった。

■1999/09/23 (木)しきりなおしということで。

 ふだん日曜祝日を意識しない生活をしているせいか、今日が祝日でしかも秋
分の日だということを忘れていた。道理で銀行のATMで手数料とられた
り、最近スーパーとかでだんごとかが売り出されているわけだ。
 最近雨続きで気が進まなかったが、ジーンズが1本しかないので買いに行っ
た。気に入ったジーンズが安く売られていて助かった。ちなみにサイズの関係
で、女性用のジーンズをはいている。浮いた金で、長袖の季節だからとさがし
ていたら、デザインが気に入ったものが値下げされていた。女物なのが気にか
かったが、試着しても特に問題はなかったので目をつぶることにした。
 そのあと『鉄塔武蔵野線』という小説をさがしたが、見つからなかったので
我慢していたスガシカオのNew Albumを買った。アフタヌーンで読みのがして
いたところを立ち読みした。「アナホルヒトビト」というマンガだが、ある程
度予想された結末なのに、それを自然に納得させてしまうところがすごいと
思った。これがリアリティってものなのかと思った。あと2、3日で新しい号が
出るのでその前に読んでおいてよかった。
 部屋に戻って「Sweet」を聴いた。死ぬほどかっこよくてやっぱりいいよー
と思った。彼の曲は聞き込むほど味が出てくるので、これからよくかけること
にしよう。

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