an endless road

1999.9.24〜2000.4.30

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　今日は生命保険のおばちゃんが説明に来るはずだった。スーパーで買い物し
ながら、さっさと帰らないとなあと思っていた。部屋に戻ると郵便ポストに何
か入っていた。いやな予感がした。どうもすれ違ってしまったようだ。開けて
みるとパンフレットが1通入っていた。ごめんよ。
　でもそれでよかったかもしれない。そのパンフレットには転換比較表が載っ
ているだけなので、またしてもその人を困らせただろうから。

　自分としては好きな本を読んでいれば幸せなのだが、それだけではいかんな
と思うこのごろ。休憩時間にアフタヌーンを読みながら思ったこと。

　いまごろ寮では寮祭の最中で、芸能大会とかやっている頃だろう。実は自分
のホームページは、大学3年のときに書いた脚本と同じタイトルだったりす
る。あのときはいろいろあった。
　今回の祭りのテーマソングは19の「あの紙ヒコーキ〜くもり空わって」(う
ろ覚えなのでタイトルまちがっているかもしれない)だそうな。この曲は有線
とかで聞いたときはわからなかったが、歌詞カードを見るとやたら「......」
が多かった。それで情感とかを表現しているつもりなのだろうか。あと「メー
ヴェと名づけた紙ヒコーキ」ってナウシカに出てきたメーヴェ?
　今流れているシングルもむだに重くて前向きなので、言っていることはわか
るが共感はできない。そもそも19自体よく知らないし、326って誰?って感じだ
からな。ではじめの頃、なんだこのサムエルとDEENを足して2で割ったような
ヴォーカルは、と思ったぐらいだし。

　雰囲気的に眠るには惜しい夜だったが、3時間しか寝ていなかったので帰っ
てすぐ寝た。

　保険の外交員さんから電話が来た。親が昔から自分にかけている生命保険を
新しいやつに更新したので、サインしてほしいという。相手は顔なじみのおば
さんなのだが、口調がやたら低姿勢で気持ち悪かった。
　その人が部屋に来たとき、違う人もいっしょだった。簡単な審査を兼ねた書
類を書いてサインした。かけられている本人が内容を知らないのもいやなの
で、聞いてみることにした。変更点は教えてくれたが、内容は資料をもってき
ていないから説明できないという。親が払っているのだからしょうがないかも
しれないが、とりあえずまた今度部屋に説明に来てもらうことにした。
　しかしもっともらしいことをしゃべって煙に巻くのはさすがだと思った。気
持ち悪くてうんざりしたが。なんか粗品用のタオルの他に、パンとギョーザと
ジョアをもらった。あぷらっぽいのはあまり好きではないのだが、もったいな
いので全部食べた。まあまあの味だった。途中で油っぽくて気持ち悪くなった
が。

　おまえどう見てもそれパジャマだろ、という客が来た。なんかやたら飛び跳
ねていた。大丈夫か?　背広を着た人におつかれさんといわれた。けげんな顔
をするとマネージャーだよといわれた。あぶないあぶない、びっくりしたよ。
顔覚えとかないと。

　昔の雑誌を読んでいて、気がついたらまた遅くなってしまった。そうやって
今日はそれを取り戻すために遅くまで起きているのだろう。
　昔の情熱を今では失ってしまった。手段が目的になってしまっている。しか
しやめるわけにはいかない。他の道は知らない。ごはんを食べるのをやめるよ
うなものだ。

　3歳児にかっこいいといわれて、照れてしまった。そろそろ髪切らなきゃ。

　このまま今の生活をしていると、たぶん2〜3年後も今のままだろうと気がつ
く。なんとかならんかなと思ってみるが思うだけ。結局今やっていることを続
けて、さらにさがしてみるしかないのかと思う。やっぱりやるしかないという
おきまりの結論に落ち着く。こんなんであと何十年も生きられるんかな。早い
うちに方向きめんと。
　ともあれ、バイトが始まる20分と少し前に部屋に戻る。やはり今日帰って正
解だったような気がする。悪いけど今年はもういけないよ。

　同じ階のOBの人がひさしぶりにゆっくりとした時間の流れを楽しんでいた。
個人的に行きたいところがあったが、行っている間に同期のやつが来たり、他
の人がアクションを起こすとまずいのでやめておいた。
　いつの間にかパソコンが階にも普及していて、OBの人々もノートパソコンを
持参していた。自分のMacも早くハードディスクを増設させたい。いつになる
かわからないが。

　大学時代を過ごした寮に行った。もうすぐ記念行事が始まるという時間に着
いたが、中に入って違和感がないことに逆に違和感を感じてしまった。夜から
当然のようにコンパが始まった。すごかった。いろんな意味で。
　上の人の話を聞いていて、頭がいい人はとことんいいなあと思った。論理的
な思考が苦手なのさ。

　それでも日々は続いていく、という言葉に言いしれぬ哀愁と不安を感じるこ
のごろ。

　郵便局に金をおろしに行った。郵便局の口座は貯金用なのだが、現在ひたす
らマイナス続きなので、もっぱら使いたくない金の一時保管所になってしまっ
ている。ここに20日のイベントのための資金を入れておいたのだ。
　資金の出所は実家だ。10月下旬のものすごい大雨の日やその前日にもらった
ものである。その頃に親戚の不幸があって呼び出されたのだ。今の金銭的状況
からすると、もし不幸が起こらなくて大雨が降らなかったなら、ということに
なる。かの人の冥福を祈りつつ、その日は十分に楽しむことにするよ。その前
に体調を万全にしとかないとな。

　今日の客は、先月末の台風なみのものすごい大雨のときよりも少なかった。

　ついにふっちゃった。もう冬のにおいしまくり。さむすぎ。

　郵便局に電話料金を払いに行ったら、おつりで記念硬貨をもらった。そう、
天皇御在位十周年記念硬貨とかいうやつだ。同じように郵便局で、おつりとし
て記念硬貨をもらったという話は聞いていたが、まさか自分がもらうとは思わ
なかった。局員さんがわざわざこれ記念硬貨ですので、と説明してくれた。
うーん。なんかもったいないので、部屋にあった500円玉と取り替えて使わな
いことにした。しかし今月もまた厳しくなってしまった。まあしょうがない
か。とりあえずなんとかぎりぎりもたせることにしよう。

　夢見がちな頃、感傷にひたってしまうとき。世界が揺れている。最近はやっ
てるね。明日は安静にしてよう。

　バイトにいったら「買ってはいけない」ファミリーが増えていた。以前は
「買ってはいけない」は買ってはいけない、だけだった。今度はそれに「買っ
てはいけない」は嘘である、本当に「買ってはいけない」か!?、が加わったの
だ。
　確かに「買ってはいけない」は思いっきりテレビかもしれない。誇大表現で
人を不安に陥れているかもしれない。しかし「買っては〜」の目的は企業をや
り玉に挙げることではなく、消費者に警告を出して自分でものを見極める賢さ
を身につけてもらおうということだったのではないか? どっちもどっちだが。
　何はともあれ、自分にとって何が必要なのか見極めれば、自ずと答えは出て
くると思う。誰がなんと言おうと判断するのは自分なのだから。政府のおえら
いさんでも、マスコミでもなく。そして親や友達でもなく。

　そろそろ歯医者にいかないとだめな気がする。歯は痛くないが、かなり汚く
なっているし、虫歯も増えているにちがいない。でも金がない。それに歯医者
は当たりはずれが激しい。だからかなり前から行こう行こうと思ってもやめて
しまう。手後れにならないといいが。

　わたぼこりのしくみ。それが知りたい。

　今日いっしょだったバイトの人は、部屋に包丁どころかナイフの1本もな
く、あっためるかレンジでチンするかの食生活らしい。いいのかなー。まあ人
のことはいえないけど、せめて米ぐらいは炊こうよ。(炊くのは炊飯器だけど)

　休みはうれしい。しかし、気がゆるんでむだに時間を使ってしまいがちだ。
そこが休みの休みたるゆえんかもしれないが、もったいない気がする。いろい
ろやることあったし。まあ満足度の問題ということにしておこう。

　ひそかに献立に困っている。料理の本とか見てもめんどくさくてつくる気に
ならないんだな。だからいつもメニューが変わらないのだ。しかしいくらうま
かろうと、健康に良かろうと、毎日同じものばっかくってりゃあきる。という
わけでなんとかならんかな。誰かつくってくれりゃいいんだが、そういうわけ
にもいかんし。うーん。

　バイトから帰ってきたらMacがスリープしていた。復帰させてみたら、終了
する前にトラブルがあって終了できなかったらしい。急いでいて確認しなかっ
たからな。眠りにつこうとしたら、目覚まし時計をまわして、という声が聞こ
えた。もしやと思って確認したら、アラームのスイッチが入っていなかった。
なるほどね。

　よく行くスーパーの改装工事が終わったらしい。中にはいると、新築特有の
鼻をつくいやなにおいがした。店内にはそんなにおいをものともしない、異様
な空気がただよっていた。いろいろ見ていると、毒気に当てられてのまれそう
な感じがしたので、出直すことにした。この時点でやられちゃっているような
気はしたが、いったん部屋に戻って出直した。店内で迷った。撃沈。

　ある劇団の300回公演のはがきが来たので見に行った。意外なはじまりに引
きつけられ、なかなかおもしろかった。例のごとく遅くまで残って、他の人の
話を聞いていた。メンバーの人に、よくいらっしゃるんですか? と聞かれた。
他の人にも常連のように見えたらしい。しかし、今日で2回目だ。

　今度はルパン3世の夢を見た。なぜだ。それはともかく、やっと今まで休止
中だったnotesをリニューアルした。ネタは第1、2回は大学のときのレポート
を使うことにした。レイアウトにやたら時間がかかった。わるいくせだ。これ
からが勝負だな。

　夕方頃、クッキーが食べたくなってすぐ近くのコンビニへ買いに行った。帰
り道、空に目をやると空と建物の境目が虹のようになっていた。トラックの音
はうるさかったが、空気に哀愁が感じられて何ともいえない気分だった。部屋
に戻ってひさしぶりにコンポのスイッチを入れた。こういうときにスガシカオ
の曲はしみる。

　また二度寝してしまった。ひさしぶりにはっきり夢を見たが、これがまた変
な夢だった。まあそれがいいのだが。話は変わるが、深夜の閉店30分前とかに
たまに家族連れで来たりするがあれはなぜだろう。よい子はとっくに寝ている
時間だぞ。特に幼稚園入ったばっかりのような子は。その頃は、今では考えら
れないくらい寝ていたな。小学校に入ってからも９時を過ぎたら寝る時間にさ
せられたし。それが今では......と書きたくはないが、むだにひたってしまう。

　最近朝早く起きられない。目が覚めてもまた寝てしまう。このままだとまた
してもふとんとお友達になってしまう。やっぱり疲れているからかいな。

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