an endless road

1999.9.24〜2000.4.30

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■2000/01/31 (月)潜在願望

 よく名前といっしょに何年生まれとか書かれていたりすると、つい年齢を計
算してしまう。雑誌のインタビューなどを読むと、プロフィールが見たくな
る。そういうものがないと安心できない人なのか? インタビューなどに出て
くる人の中に、高齢でとてもいい顔の人がいる。年は取りたくないが、いい年
の取り方はしたいと思う。どうも自分は若いころ苦労して(かなり)年を取って
から成功する大器晩成型らしいし。今からそんなことを考えてもしょうがない
が、無性に逃避したい気分なのだ。これからずっと旅の中で過ごして、旅の中
で死にたい気がする。

■2000/01/30 (日)少年流されやすく学成りがたし

 バイト先で読んだ朝日新聞のある記事に影響されて、生活改善しようと思い
立つ。改善プランもすぐに浮かんだ。このむだな瞬発力はたいしたものだ。何
にでも影響されやすく、考えも変わりやすい。長続きもしない。困ったもん
だ。いろいろ思いめぐらせてみても実行に移し、さらに続けなければ何の意味
もない。そろそろ本腰を入れないと手後れになってしまうぞと。

■2000/01/29 (土)読み書きそろばん

 客から聞いた話だが、最近どこの本屋でもそろばんの本は置いていないよう
だ。ということは小学校でそろばん買わせて習わせたりしないのか? それ以前
にもうそろばん塾とか行く子供はいないのか? 考えてみれば10年以上も前の
ことなんだなあとしみじみしてしまった。今から昔を振り返ってもしょうがな
いのだが。ちなみに自分はそろばんは覚えられなかったし、塾に行ったことも
習い事をしたこともない。ただ小2の時に公文の体験学習に行ったことがある
だけだ。

■2000/01/28 (金)時間

 気がついたら時間がたっていて外が暗くなっていたというのはよくある話
だ。そんなときに過ぎた時間を振り返ると切ない気分になる。ならば振り返ら
なければいい話で、時間は気がついたときに過ぎるのかもしれない。そういえ
ば昔、急いでいるときは時計を見ないようにしていた。時計を見た瞬間、それ
まで止まっていた時間が過ぎてしまうような気がしたからだ。そう考えればい
ろいろなことが説明できるような気がした。しかし所詮は人の感じ方によるも
のでしかなく、今の自分にはその残滓をひろうことしかできはしない。

■2000/01/27 (木)誰もが通った道

 子供は嫌いではないが、苦手だ。特に幼稚園にもまだ入ってないようなお
子さまは勘弁してほしい。深夜親子連れで入ってくるのを見ると、自然と顔が
こわばってしまう。さらに奇声を上げて走り回ろうものなら顔がゆがむこと必
至だ。それでも荒らさないならまだましだが。とにかく夜遅くなったらつれて
くるな。つれてきてもいいがちゃんと見張っとけといいたい。こんなことを書
くと、あなたは子育ての大変さをわかっていないとか20代の主婦に反発される
ものだが。

■2000/01/26 (水)真っ白な氷の世界

 昨日はやたら寒かった。深夜つまり今日なのだが、バイトから帰ってくると
ドアが凍っていた。部屋の中はもちろん氷点下だ。洗面所の水道も凍ってい
る。台所の方は大丈夫だったが、流しにシャーベット状の氷の固まりがあっ
た。とりあえず元栓を閉め、蛇口を全開にする。しかし洗面所の方は蛇口がま
わらない。あきらめて、残りの乗り換え作業を続ける。今度のところはなかな
か快適だ。アクセスポイントのおかげか。

■2000/01/25 (火)食べたら歯磨きと教えられ

 以前も書いたが、銭湯が好きだ。単にめんどくさいということもあるが、部
屋のせまくるしい風呂に入るより、ずっと気持ちがいい。だから自分の中では
風呂に入る、イコール、銭湯に行くということなのだ。そんな銭湯にもひとつ
疑問がある。どうして人は銭湯で歯を磨くのか。この疑問をある人物にぶつけ
てみたら、鼻で笑われてしまった。そりゃあ確かにどうでもいいことかもしれ
ない。しかし銭湯で歯を磨く(主に)おっさんたちは、家では台所や洗面所で歯
を磨いているだろう。朝起きたときや食事のあとなどに。どうして銭湯で歯を
磨かなければならないのか。もしかして顔を洗うときに歯を磨く人と同じこと
なのか? 謎は深まるばかり。

■2000/01/24 (月)自分のバカヤロー

 突然だがプロバイダを乗り換えることにした。ニフティに特に不満はない
が、これもプロジェクトのためだ(なんだそりゃ)。検討の結果、ODNに決定。
オンラインサインアップも終わり、いよいよというところでブラウザが異常終
了。まだメモ取ってないぞ。これじゃあ何もわからん。どうしてくれるんだ。
むかついてあちこち解決策を探し回るが、八方ふさがりでどうにもならず。
しょうがないので、メールの回答を待つことにする。
 その間、ニフティの退会手続きとアイ・プラン(NTT)の番号変更をした。こ
れで逃げ道はなくなった。さっさと来てくれ。お願いします。

■2000/01/23 (日)極彩色

 別におっさんがパチンコ関係の雑誌やマンガを買っても、それは普通のこと
だ。ただそれがきれいなお姉さんとなると話は別だ。しかもけっこう好みだっ
たりするからびっくりだ。まあ誰が何を買おうとその人の勝手なのだが。それ
にしても、その手のものはいかにもという表紙でわかりやすい。やっぱりその
「いかにも」というところが大事なんだろうな。

■2000/01/22 (土)これで当分は

 当初の目的を見失い、だらだらした日々を送っている自分にひらめきが。よ
しっ、何年かこつこつ金貯めてPowerBookG3(G4か?)買って、世界放浪の旅に
出てやる。細かいことはなし。それでよし。決まりだ。俄然やる気が出てきた。
単純だ。しかも後先考えていない。

■2000/01/21 (金)大寒

 昼頃までは晴れていたが、夕方あたりから雪が降り始め吹雪になってしまっ
た。そんな中でも来てくれるお客さんはごくろーさんという感じだ。それにし
ても心が渇きっぱなしだ。安らぎがほしいこの頃。夕方より夜中の方がよく見
えるのはなぜだ。

■2000/01/20 (木)簡易タイムマシン

 ふと思い立って押し入れの本の整理をした。大学のときのノートや資料が出
てきた。自分のことだからそのうち役に立つだろうと思って取っておいたのだ
ろう。よくわからないが、高校のときの教科書や中学のとき使っていた英語の
辞書や小学生のときの辞典もあった。とりあえず取っておくことにする。自分
のルーツは大切にしないとね。

■2000/01/19 (水)腹が減ったわけではないが

 今までなんで女の人ってそんなにお菓子好きなの? というか食べるの好きな
の? と思ってきたが、今日なんとなくその気持ちがわかったような気がする。
そんなことを考えながらコンビニに走る自分がいた。

■2000/01/18 (火)もったいないおばけ

 いつも思うのだが、昔の自分に先見の明があったらなあと思う。まあ何事も
やってみなければわからないものだし、すべてのものは大いなるむだの上に成
り立っているからしょうがないのかもしれないが。あまり細かいことを気にし
てもしょうがない。誰でも「隣の芝生は青く見える」のだし、「逃がした魚は
大きい」のだから。

■2000/01/17 (月)コンビニ

 しこしこやっていたホームページのリニューアルも一段落ついた。アップ
ロードはまだまだ先なので、気分転換にすぐ近くのコンビニに行った。店員が
ひとり暇そうにしている。思い出してビジネスジャンプに連載されている「イ
エスタデイをうたって」を立ち読みする。うーんやっぱり冬目景はいい。「羊
のうた」の4巻が読みたいがどこにも置いてないんだよな。有線でひそかに気
に入っている「Love, Day After Tomorrow」が流れた。誰が歌っているのか
よく知らないが、この曲はほしい気がする。コンビニの宣伝が途中で流れて残念
無念。とりあえずパンを買って哀愁ただようコンビニをあとにする。

■2000/01/16 (日)自動ジュークボックス

 頭の中で音楽が鳴り響いていることがよくある。いろんな曲が勝手に流れて
いる。それはたとえば「展覧会の絵」(ムソルグスキー)のプロムナード(はじ
めの部分だけ)だったり、UAの「ミルクティー」(サビだけ)だったり、SADSの
「SANDY」(フルコーラス)だったりする。プラターズの「Only you」(出だしだ
け)のときもある。意味不明な歌詞が流れていることもある。「さむさむさむ
さむ朝日ソーラーっ! 虫もダニもやっつけるっ すっごいすっごい」という
たぐいだ。さっきも「イナバ、イナバ、ラーイトツナはイナーバ!」という
歌詞がループして困っていた。そんなもん聞いたことないぞと思っていたら、
かたわらにB'zのファンクラブ会誌があった。どうなってんだ自分の頭は。

■2000/01/15 (土)道は遠い

 細長い紙切れを渡された。年末調整したあと還付金が振り込まれたらしい。
よかったよかった。それはさておき。バイトからの帰り道、はてしなくアン
ニュイな気分になっていた。身勝手な自分をたしなめていた。1週間ぐらい旅
に出たいなあと思ったが、考えてみれば特に不自由のない生活をしているわけ
で、ないものねだりをしてもしょうがないなと思う。明日のことなど誰にもわ
からないわけだし、今できることを精一杯やるしかないなという気になった。
そうやっていれば道なんか自然に開けるさと悟った気分になり、高揚したまま
眠りにつく。でも朝起きたら、また元の満たされない気持ちになっているんだ
ろう。その気持ちとどうつきあっていくかで決まるんだろうな。

■2000/01/14 (金)未知の言葉

 辞書を引いていたら「ぐりはま」という言葉があった。はまぐりの倒語で、
「物事が食い違うこと。思うようにいかないこと」という意味らしい。はじめ
て聞いた。他の辞典を調べてみてもちゃんと載っていた。「ぐれはま」ともい
うらしい。ためしに古語辞典を引いてみたらあった。近世の言葉で、はまぐり
の殻を逆さにするとあわないことから来ているそうだ。近松門左衛門の浄瑠璃
に出てくるらしい。なるほど。しかし誰が使うのだろう。今の言葉もそうなる
のかな。

■2000/01/13 (木)日本の朝

 みそ汁は偉大だ。自分の健康は、みそ汁によって維持されていると言っても
過言ではない気がする。特にこの寒い冬には心から体を温めてくれる。おかず
をほとんどつくらないので、そういう意味でも欠かせない存在だ。どんぶり飯
と具だくさんのみそ汁。ささやかな至福のとき。

■2000/01/12 (水)麻痺

 書くことはいろいろあるけど、書きたいものがない。そんな感じ。

■2000/01/11 (火)冬将軍

 いつものように自転車に乗ってバイト先に向かった。異常に寒かった。冬と
しては正しい姿かもしれないが、勘弁してほしい。吹雪の中くじけそうになり
気合いを入れた。不思議となんとかなるもので、自然と背筋が伸びた。しかし
寒さには勝てるはずもなく、着く頃には死にそうになっていた。わずか5、6分
の間の出来事である。今度ばかりは後悔した。雪中行軍で死んだ人の気持ちが
少し分かるような気がする。

■2000/01/10 (月)有線

 店内の有線がいつものヒットチャートのチャンネルじゃなくて、J-POPのリ
クエストになっていた。いろいろなつかしい曲もかかっていたが、やはり同じ
曲がかからないというのがいい。いつものチャンネルだと、ああまたこの曲か
とやる気をなくしてしまう。気に入った曲ならいいが、そんな曲はまれだ。そ
んなことをよく考えるのは自分ぐらいだといつも思う。どうなんだろう。

■2000/01/09 (日)ストーブ大活躍

 思いついて日記を自分のところに移そうかと考えるが、結局やめる。毎日分
あるからな。寒さで手足が冷たい。聞くところによると「つめたい」の語源は
「つめが痛い」から来ているそうだ。なるほどね。確かにそうだ。

■2000/01/08 (土)本末転倒

 自分はかなりのめんどくさがりだが、整理好きでもある。ゆえに部屋もきち
んと整頓されている。しかし、本などは整理しただけで理解した気になってし
まい、読んでいない本がたまりっぱなしだ。読む気のない本はとっくの昔に実
家に送った。問題はわずかでも読む気が残っている本だ。読んでいる余裕はな
いが気になる。内容ではなくそこにあることが、だ。
 そして、今やることはたくさんあるが、整理にいそしみたい気分だ。なんと
かならんかな、自分の頭。

■2000/01/07 (金)いつもすみません

 そういうわけで、新しい自転車を手に入れた。外にあった自転車の部品を新
しく取り替えたものだ。6000円だった。
 元が27インチのものなので、サドルを一番低くしないと乗れなかった。タイ
ヤの細さに安定感のなさを感じたり、大きさに小回りのききにくさを感じたり
したが、それは無理な乗り方をしなければすむ。一番困ったのは、一本足のス
タンドが左側についていることだ。今まで右側におりてきたので、スタンドを
立てるために回り込まなければならない。どうでもいいことだが、それがやっ
かいだ。癖を変えなくては。まあこれで足が確保できたのでよしとしよう。
 その足で、実家に行った。実家の方に届いた郵便物を受け取るためだ。ひそ
かな期待もあった。もう期待通りで頭が上がらない。

■2000/01/06 (木)懐具合

 アップルからAOLの100時間無料CD-ROMが届いた。Mac版のAOL4.0が出たから
だそうな。無料接続CD-ROMのばらまきで爆発的に会員を増やしたAOLだが、自
分としては特に乗り換えるだけの魅力を感じないのでいらない。iBookとNew
iMacのリーフレットも入っていたが、一番安いiMacでも1か月のバイト代では
足りないからな。分割にしても払う余裕ないし。
 昨日なくなった自転車だが、もらい物でどうしようもないので、自転車屋に
安く自転車を作ってもらうことにした。自転車はないと非常に困る。なるべく
安くすんでくれるといいのだが。

■2000/01/05 (水)ひさしぶりの映画

 今日は映画のために早起きした。今回観たのは、ターザン、ジャンヌ・ダル
ク、シックス・センス、マトリックスの4本。目当てはジャンヌ・ダルクとマ
トリックスだが、どれも見て損はなかった。上映館と時間の関係でこの順番に
なったが、見た順番も正解だった。小学生並だが、手短に感想を書いておく。
 ターザンはさすがは天下のディズニー。展開の早さやフィル・コリンズの曲
も楽しめて、ハラハラドキドキできた。しかしあとの映画にかすんで前菜に
なってしまった。まあおもしろかったことには変わりないが。
 ジャンヌ・ダルクは期待通り。途中でのどが渇いて目が熱くなった。シーン
もきれいでリアル。迫力ありすぎ。個人的には戴冠のシーンで終わってくれれ
ばよかった。しかしさすがにそれでは不完全で、ジャンヌを最後まで見せつけ
られた。鎧や戦闘なんかも当時の状況を再現しているので、そういう意味でも
納得しながら観ていた。
 シックス・センスは目が離せなかった。ちょっとこわい感動ものかなと思っ
ていたら、最後でやられた。一瞬理解できなかった。そういうことだったの
か。なるほどね。
 マトリックスは今さらだが、文句なし。観ていてゲームだなと思った。あの
監督は、よく言われるようによっぽど多くのものを観たり読んだりしたんだろ
う。終わったあと小学生の頃のことを思い出して、気分が良かった。あの頃は
アクション映画を見ると主人公になった気がした。
 人によって好みの差はあるだろうが、今回観た4本に満足して、ぶらついた
あとバスに乗った。余韻にひたっているとひとつ乗り過ごしてしまった。途中
これでバス停に戻ったら自転車がなくなっていて、それをネタにするんだろう
とぼんやり考えていた。戻ったら本当にその通りだった。笑えん。いくら乗り
遅れそうになったからって、あれはまずかったな。しょうがないから歩いて
帰ったよ。
 

■2000/01/04 (火)はやとちり

 早くも目標を破ってしまった。どうも勘違いしてしまう。自分を低いところ
に置きがちだから、自分がわかっているから他の人は当然と思ってしまうんだ
な。いかんな。

■2000/01/03 (月)夕方

 暗くなる前、外の景色がセピア色の写真のようになっていた。いい感じだ。

■2000/01/02 (日)12.1.2

 いつもの銭湯に行くと、みんな同じことを考えていたのかやたら人が多かっ
た。とりあえずタオルをもらって中に入った。新年も二日目になってやっと実
感がわくような気がする。といってもいつもとかわらないのだが。

■2000/01/01 (土)正月

 正月といえば餅やおせちだが、どちらも用意していない。ゆえにいつもどお
りの食事だった。せっかくなので、とそを飲むことにした。たまたま屠蘇散が
手に入ったので、昨日みりんを買ってつけ込んで置いたのだ。ちなみにとそを
飲むのはこれが初めてだ。
 のんでみると、甘ったるいアルコールだった。けっこうまともなみりんを
使ったので、芳醇というかまろやかな感じがするし、屠蘇散のおかげで薬にな
りそうな気もする。しかしコップに注いで飲むものじゃないと思った。一口で
いいよ。来年は日本酒でやってみるか?

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