an endless road

1999.9.24〜2000.4.30

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■2000/04/30 (日)ひとまずENd

 7か月間このさるさる日記に書き続けてきたが、どうも苦悩を書くことが多
かった気がする。楽しいことはそこで満足してしまうので書きづらいのだろ
うか。よく人を泣かせるより笑わせる方が難しいというが、それに通ずるも
のがあるのか。そんなことを思いながらひとまず筆を置くことにする。また
別の場所で。

■2000/04/28 (金)endless [t]rain

 昨日は一日中雨が降っていて風も強かった。スーパーでの買い物を終えた
自分は自転車に乗って家路を急いだ。大きな傘が風にあおられてバランスを
崩し、おっさんの行く手を阻んでしまった。そのおっさんはよほどむかつい
たのか、何事かつぶやいてつばを吐きかけた。雨の日は本当にゆううつで、
やるせない。どうでもいいことがいちいち気になってしかたがない。
 今また駅のホームでゆううつな気分にひたっている。曇り空の下、園児た
ちが「はつかり! はつかり!」と大合唱している。どうも子供は苦手だ。
顔がゆがむだけでなく怒りを感じることもある。彼らの未熟さに腹を立てて
も、一方でその恐れ知らずのパワーに圧倒されているのだろうか。疲れ果て
た心には刺激が強すぎるのかもしれない。興味を持った対象のみを追いかけ
る無邪気な心は。
 列車がホームに到着した。このままどこか遠くの、誰も知らない場所へ連
れて行ってくれないものか。いつまで夢を見れば気がすむのだろう。星がな
くなるまでか?

■2000/04/23 (日)繰り返しに慣れすぎて

 どうもいけない。最近自分が、情報を受け取るだけの端末に成り下がって
いる気がする。どうでもいいことに時間をかけすぎて、肝心のことができて
いない。この調子ではいつまでたっても今のままだ。惰性に流されてないで
いいかげん前に進まないと。こんなところで虚無感に襲われている場合じゃ
ない。まだ何もしていない。中途半端なままでは終われない。
 先が見えない。どこに進めばいいのかもわからない。悩んでいても始まら
ない。妄想ばかりふくらんで現実から目をそらしてばかり。行動がともなっ
ていない。待ってばかりでもしょうがない。いいわけを用意するのはもうや
めよう。さていつまでもつか。

■2000/04/22 (土)frequently asked question

 よく「図書券使えますか」と聞かれる。書店なのだから使えるに決まって
いるだろう、といつも思う。使えないところがあるのだろうか。それとも
使ったことがないだけなのか。謎だ。おつりが出ないと思っている人もかな
りいるが、これはしょうがないだろう。自分もそう思っていた。他のところ
はどうか知らないが、バイト先ではおつりが出る。それを知ってか知らず
か、変な支払いかたをする人がたまにいる。気持ちはわからなくもないが、
そんなに図書券なくしたいか? うん。そうか。

■2000/04/21 (金)その夜は雨が降り、風が吹き荒れた

 映画を見に行った。今日は地元でもやっと公開された「シュリ」の最終日
なのだ。棚卸しから帰ってきて少しでも寝ておこうとふとんを敷いたら、危
ういところだった。急いで支度をして自転車をとばした。出費は控えている
が、これはがまんしたくない。同時上映は「グリーンマイル」だ。
 グリーンマイルは特に期待していなかった。かなり評判はいいらしいが、
あまり興味を引かれなかったので先に観た。しかしそれはまちがっていた。
自然に感情移入して、喜怒哀楽をともにした。涙腺を刺激され、なるほどと
思える映画だった。途中かなり腹が減ってのどが渇いたが、席を立たせな
かった。スタッフロールで静かな余韻にひたっていた。
 照明がついて初めて人がほとんどいないことに気づいた。平日の昼間だ
からか。これから人が入るんだろう。ほとんどの予告編のフィルムに、URLが
入っていたところに今さらながら時代を感じてしまった。
 次はシュリ。こちらは期待がふくらんでいるので、冷静に観ることにし
た。そのためかあまり感情移入をせずに終わってしまった。ある意味部屋で
テレビを見る感覚に近かったかもしれない。ハングルが意味不明でおもしろ
かった。考えてみれば、英語圏の人には漢字はそう見えているんだろうな。
 違和感があり取っつきにくいところもあったが、アクションに引き込まれ
気にせず観ていた。複雑な気分でスタッフロールを迎えた。いろいろな要素
が取り込んであるのだが、それぞれが主張しすぎているのか、やや散漫で
しっくりこなかった。とはいえその映像美は堪能できたし、細かいところで
も楽しめ印象的な映画だった。
 途中から入ったので、グリーンマイルの最初の部分を見て席を立った。ロ
ビーでは作業服を着たじいさんが、シュリのポスターを別のものに取り替え
ていた。外に出ると隣の窓口に試写会の行列ができていた。倦怠感に襲われ
歩き始めたが、すぐに自転車を取りに戻る。とりあえず立ち読みだ。

■2000/04/20 (木)さてさて

 ドアを開けると見知らぬ人が立っていた。森永乳業の特約店の人らしい。
宅配のみで扱っている牛乳があるので、試してほしいという。けげんな顔を
していると、パンフレットといっしょに牛乳やヨーグルトなどがセットに
なったものを渡された。一瞬困ったが、くれるというならもらっておこう。
もし今度来たら悪いけど断らないとな。パンフレットを読んでみた。うーん
栄養を強化すればいいというものでもないと思うが。
 牛乳は実家にいた頃や、前の会社にいた頃は毎日飲んでいた。その後ある
本がきっかけで飲むのをやめてしまった。ためしに飲んでみると、悪くはな
いが自分にはあわなそうだ。ヨーグルトはおいしかった。

■2000/04/19 (水)自然って

 初めて生の(とってきたままで何も加工していない)たけのこを見た。よ
く見るとグロテスクで襲ってきそうで怖かった。これを見るとスーパーなど
で売っているものがいかにこぎれいにしているかわかるよ。買ったら高いん
だろうなあ。でもいいよ。ああとても野生生活はできない気がする。する気
もないが。今の子供って魚とか見たことないんじゃない、とか言っていた
が、自分も人のこと言えない。とりあえず虫はだめだ。

■2000/04/18 (火)ダメな見本

 2日の日記にも書いたが、今バイト先でキャンペーンをやっている。親会社
(某チェーンスーパー)のカード入会キャンペーンだ。自分も知り合いに声を
かけて、何部か申込書を渡した。しかし地元には連絡を取り合っている人が
ほとんどいない。しかもその数少ない知り合いにも入りそうな人がいない。
いくら年会費永年無料だからといっても、クレジットカードに抵抗がある人
が多いからなのか? まあ自分もクレジットカードで買い物しようとは思わ
ないが(実は3枚ほど持っている)。とにかく誰かに入ってもらわなくては。
持っていても金はかからないし、今なら商品券もつく(某チェーンのだが)。
使いたくなければ使わなければいいだけの話だ。知り合いの知り合いにわず
かな期待。学生の頃の苦い経験があるだけに、こういうことは苦手だ。そろ
そろ自分も申込書書くか。ってこれじゃあマイナスイメージ与えまくりだ。

■2000/04/17 (月)Home Sweet Bitter Home

 ひさしぶりに実家に帰ってみた。やはり相変わらずだ。中に入った途端、
妙に小さく(狭く)感じたがそれもすぐ慣れた。変わったことといえば父親が
退職したため、いつもいるようになったことだろうか。母親によると、弟は
毎日何本もビールを飲んでいるらしい。変なところばかり似るなあ。そんな
おやじなことしてないで、早くやりたいこと見つけて仕事してくれ。引きこ
もってずっとテレビ見たりゲームに明け暮れている場合じゃないぞ。
 結婚式の引き出物のワインを持っていくかどうか聞かれたが、自分が呼ば
れたわけでもないのに持っていくのは気が引ける。それに部屋ではほとんど
飲まない。母親はやっぱりという顔をした。いや、飲みは好きなんだけどね。
 父親はさびしいのか、そもそも弟に期待していないのか、自分にばかり
ちゃんとした仕事(正社員として9時5時に働く仕事)をしろとうるさい。その
ために家を建てるから戻ってこいという。それはやめてくれ。ずっとここに
いるつもりはないし、戻る気もない。とはいえ、そのうち(いつになるかはわ
からないが)恩返しする気はあるのでそれまで生きててください。そんなこと
は口がさけても言えないが。あ、みそ汁に入れた玉ねぎが今頃きいてきた。
弟にも声ぐらいかけてから帰ればよかったかな。

■2000/04/16 (日)修正中

 夜中バイト帰りに、2台の消防車がサイレンを鳴らして出動するのを見た。
火事でもあったのか。程なくして何事もなかったように戻ってきた。どうし
たんだ? 誤報か? 小火? それともただのテストか?
 最近さすがにやばいと思って帰ったらすぐ寝るようにしているが、眠りが
快適でない。やはりかなりきつかったか。まああまり無理しないようにしよ
う。まくらもそろそろかえどきか。かなりへたっているような気がする。

■2000/04/15 (土)アホだ

 中学生の女の子が自分の顔をまじまじと見つめて笑い出した。何事かと
思ったら、同じクラスの男の子に似ているらしい。「前から思ってたんだよ
ねー」そうかい。母親も母親で、500円のテレホンカードに気に入ったデザイ
ンがないからって、いつまでもぶつぶつ言わないでくれ。
 確か高校のときも似たようなことがあった。信号待ちの交差点で、女の子
のグループが自分の顔を見て騒いでいる。どうやら友達とそっくりで声をか
けそうになったらしい。そんなに似ているのか。クラスメイトに、おまえ昨
日紙袋下げて街歩いてただろう、と言われたこともある。あいにくその日は
ずっと家にいたよ。大学に入ってからもそんなことが続いたので、いったい
何人のそっくりさんがいるんだ、とうんざりしたのを覚えている。世の中に
は同じ顔を持つ人が3人いるというが、それにしても多すぎだ。
 しかし同じ「似ている」でも次のような場合は別だ。電車に乗っている
と、たまに「ミスチルの桜井」に似ていると噂されているときがある。そう
いうときはちょっとうれしい。これが友人の言うように、「ウッチャン」と
か「ジャッキー(チェン)」だと複雑な気分だが。

■2000/04/14 (金)びんぼくさ。

 今日は本屋で情報収集にいそしんだ。ある雑誌に自分が利用しようとして
いるサービスについての記事があった。予想はしていたが、少しショック
だった。まあ高い授業料を払ったと思えばいい。絶対もととってやる。
 帰りにスーパーによってお菓子を買った。レジに並んでいてふと前の人を
見ると、かごにカップラーメンがいくつかとポカリスエットが入っていた。
人のことは言えないが、体に悪いぞ。そういえばカップラーメン食べたのっ
ていつのことだっけ。ラーメンもかなり長い間食べていない。あれほど好き
だったそばさえ、年越しをのぞくといつ食べたか覚えていない。とりあえず
カレーを買って食べよう。夕暮れ時にカレーのにおい。うらやましい。お呼
ばれしたいものだ。

■2000/04/13 (木)深夜の三流ホラーでもやらない

 まぐまぐでメールマガジンを申し込むと、自動的に「ウイークリーまぐま
ぐ」が送られてくる。せっかくなので最初と最後だけは読んでいる。読者投
稿のコーナーがいくつかあり、下の文章はそこからの引用だ。

「数年前、キャベツを冷蔵庫の野菜室に入れて5月の連休に出かけた。帰っ
てみると、キャベツからブロッコリー状のものが生えて野菜室の天井につか
えていた。これで初めてキャベツとブロッコリーが親戚だと知った。その
後、冷蔵庫から出してやると緑色が濃くなって、花びらが4つの黄色い花が
一つ咲いた。でも、土が無かったのでそこまでで枯れてしまった」

 キャベツは好きだが、これを読んで気持ち悪くなった。キャベツが増え続
けて部屋を埋め尽くしてしまうのだ。それだけでも嫌だが、キャベツが襲っ
てきて人を消化してしまった。誰か助けてくれ。早く逃げよう。単独行動は
禁物だ。

■2000/04/12 (水)げすの勘ぐり?

 このところ毎日のように夜やってきて、閉店までコミックを立ち読みして
いる女の子がいる。変なところで夜遊びするよりましなのかもしれないが、
大丈夫なのか? 親は。それともひとり暮らしか何かなのか? 本を戻すところ
をたまたま見かけたが、ほぼ予想通りだった。失礼な言い方だが、やはりコ
ミックの場合、外見と内容は関係しているのか? 

■2000/04/11 (火)睡眠と食事は気をつけよう

 相変わらずサイトのリニューアル作業をしている。細かいところが気に
なるとそこにこだわってしまうたちで、作業が遅れている。とりあえず過去
ログの編集は終わった。何回か書いたが、昔からやる気になったときに一気
にやることにしている。いつもそうだった。最初はこつこつやろうとはする
が、続かなくて結局徹夜なのだ。思いつきと一点集中。そろそろそれでは具
合が悪くなっているのだが。ああ早く他のことをやらなければ。このままで
はいつまでたってもこの調子だ。

■2000/04/10 (月)持ちつ持たれつ

 書けば叶うという。確かにその通りかもしれない。実際叶った。しかしそ
れはいつも突然で、アドリブがきかない自分はうまく対応できない。あとで
後悔して自分をなぐさめるばかり。チャンスをうまく生かすのも実力のうち
だというのに。まあいざというときに間違えなければいいか。いざというと
きがいつか気づかなくてはならないが。
 予感はよく当たる。だがそれを知るのは事が起こってからだ。よくわから
ないが気になってしょうがない。ちょっと確かめてみるか。ふたを開けてみ
たらああやっぱり。そんなことが多い。それでも感謝している。今の自分に
はそれしかないのだから。そういっていられるほど甘くもないが。

■2000/04/09 (日)仮運転中

 多少重いが無事自分のサイトが表示されるようになった。テストもかねて
今まで使っていた掲示板をアップしようとした。しかし「もうスペースがあ
りません」というメッセージが英語で表示されてエラーになる。いろいろ調
べてみてやっとわかった。パーミッションを設定するのを忘れていた。FTPソ
フトが勝手にやってくれると勘違いしていた。大馬鹿だ。前回の経験が生か
されていない。もちろん数値の意味など忘れている。また調べ直しだ。その
前に前から使おうと思っていたapeboard(ファイルが別になっているため、デ
ザインを自由に変更できる)をダウンロードしよう。過去ログも整理しない
と。リニューアルということで、表記がごちゃごちゃしてきたソースも整理
してみるか。テキストエディタ大活躍だ。
 これでまた徹夜続きか。その情熱を他のところに向けられないものか。ま
たかかりっきりだよ。これもすべては。

2apes.com http://www.2apes.com/

■2000/04/08 (土)探索の終了を願う

 ここのところひたすら無料スペースを探し続けている。さっさとジオシ
ティーズなんかに移ってしまえばいいのだがそうもいかない。バナーやポッ
プアップがうっとうしい。まあ無料である以上しかたがない。アドレスも短
い方がいい。変なアドレスはいやだ。金を払ってヴァーチャルドメインをと
る予定だったが、出費を抑えるためにやめた。CGIは使えなくてもいいが、
FTPでアップロードできるところがいい。さすがに海外のページをさがしてみ
てもなかなか見つからない。とりあえずメールアドレスは確保した。今使っ
ているメインのアドレスより高機能で安定してそうだ。
 何日ものむだな時間を費やしてやっと決めた。そこはサブドメインやCGIが
使え、広告を入れる義務はない。FTPが不安定なようだが、この際目をつぶろ
う。多くを望んでもきりがない。ファイルのアップロードもひとまず完了し
た。あとはサブドメインが働きはじめるのを待つだけだ。これでちゃんとブ
ラウザに表示されれば、今までの苦労も少しは報われる。どうか「要求さ
れたサーバーが見つかりませんでした」なんてメッセージが表示されません
ように。

■2000/04/07 (金)春のうららの

 国民年金の免除申請をしに行った。街はすっかり春めいていて、なつかし
いにおいがした。記憶をたどりながら、ひさしぶりの娑婆の空気を味わっ
た。入学式帰りの白タイツの男の子が、母親に手を引かれて歩いている。信
号待ちの女子高生たちがまぶしい。そろそろコートはいいな。
 役所の前にはテントが張られていて、献血が行われていた。係のおっさん
がけげんな顔で自分を見ていた。コートのせいか? 順番を待っている間ふと
気づいたが、国民年金が「national person」になっていた。隣の国保は
「national health insurance」だ。国民年金はあれでいいのか? うしろに
何もつかないのか? そんなことを考えていたら意外に早く自分の番がきた。
いいことだ。

追記:調べてみると国民年金はnational annuity(またはnational pension)
となるらしい。見間違いだな。たぶん。

■2000/04/06 (木)an apple

 りんごが好きだ。くだもので真っ先に名前があがるものといったら、りん
ご、みかん、イチゴあたりだろうか。メロンやパイン、なしなどもあるがそ
れはそもそもあまり食べる機会がないし、買おうとも思わない。みかんは試
食用のものをよく食べるが、あまり好みではない。イチゴは好きだが高いの
で買わない。高いといえばりんごも高いが、八百屋などではそれなりに安く
手に入るのでよく買って食べている。実家にいた頃はほとんど毎日食べてい
た。最近もそうなりつつある。なぜそんなに好きなのかはわからないが、県
の特産品がりんごでよかったと思う。
 なぜ好きなのかわからないといえば、椎名林檎もそうだ。今日1週間ほど遅
れで「勝訴ストリップ」を買った。発売前日に売り切れたところもあるとい
う噂のアルバムだ。他にもほしいCDがあったが、金もないのでひとまずこれ
にした。これまた凝ったアルバムだ。曲はまだ聴いていない。休みの日に
じっくり聞いてみようと思う。しかしそれにしても異常な盛り上がりだ。彼
女に過剰な意味を与え、読みとろうとする人が多すぎるんだな。「SWITCH」
のインタビューを読んでそう思った。やっぱり音楽はあれこれ言わず、聞い
ていいと思えるのが一番だ。まあこれだけ多くの人にあれこれ言わせるのも
才能のなせるわざか。

■2000/04/05 (水)陰を背負っているらしい

 バイト中なぜか腕相撲の話になり、「腕相撲したら勝てますかね」と聞か
れ絶対勝てるよ、と答えた。相手が驚いた顔になり、ちょうどレジに来た中
学生ぐらいの女の子に見つめられてしまった(目が笑っていた)。はずかし
かった。誤解に気づき、女の子が帰るとすぐに訂正した。あの状況では誰も
が同じことを考えたに違いない。
 どこから見ても力がなさそうなのに自分が勝てるわけがない。腕力がない
ことは重々承知していて、特に鍛える気もないので自信たっぷりに答えてし
まった。他の人なら屈辱かもしれないが、実際そうなのだからしかたがな
い。それでも銭湯に貼ってある、極真空手の練習生募集のポスターにいつも
ひかれている。「男ならいざというときくらい」と考えてしまうのだな。少
林寺拳法(大学1年の時1か月ぐらいやった)を関節技で挫折した自分に、果た
して続けることができるかどうかはなはだ疑問ではあるが。
 そういえばあの頃、関節技をかけられるのが嫌で女の先輩に、かけられて
みないとどれだけ痛いかわからないでしょ、とたしなめられていた。そうし
ないと力加減がわからないと。確かにそうだ。すぐに相手の存在を忘れてし
まう自分は特に。

■2000/04/04 (火)これはますます......

 父親から電話が来た。それだけでもびっくりだが内容がまたびっくりだ。
弟がこっちに来てないかという。もしかしてまた野宿か?! どうも最近早く
出て早く帰ってきていると思ったら、やめていた(あるいは首になった)、と
いうことらしい。どうしてこう、安定しないかな。早くやりたいことを見つ
けてほしい。それを切に願う。まあ自分もバイトの身だから人のことは言え
ない。もっとびっくりしたのが、父親が会社を辞めたという話し。定年だそ
うだ。考えてみればもう60だから当然か。しかしどうなるんだ、実家は。
 あ、最近帰ってないのは、帰ると金目当てだと思われるということで。
かなり期待はしていたが。用もないし。とりあえず元気にやってますよ。

■2000/04/03 (月)早くしてよ

 新しい業者から連絡が来ない。サーバーの移動はとっくに済んでいるはず
だが、アクセスできない。待ちきれずに乗り換えを検討中だ。
 予定。無料スペースをさがしてつなぎとして移転する。サービス再開後は
元に戻すか、別のレンタル業者と契約する。今のところ新しく契約する可能
性大。メインで使っているメールアドレスも変更する。そんなわけで目下探
索中。のめり込んだらまっしぐらだ。

■2000/04/02 (日)もうおわかりですね

 バイト先は以前も書いたとおり、あるチェーンスーパーの系列だ。新しい
ショッピングモール? がオープンしたので、インターナショナルカードの入
会キャンペーンを4月の間実施するらしい。これだけなら「ふーん」で済ませ
られるのだが、問題は「全社あげて目標達成をめざす」ということだ。他人
事ではない。
 対象はライフやオリコとの提携カードで、年会費永年無料。チェーン全店
はもとより、全国のライフ加盟店や国内外のマスターカード加盟店でも利用
できる。ショッピングはもちろん、毎日の生活に全国どこでもこれ1枚。
キャッシングもOK。海外旅行にもどうぞ。持っていても金がかからないどこ
ろか、充実のメンバーズサービスと今なら500円の商品券つき。つまり、
そういうことだ。

■2000/04/01 (土)でもやっぱりね

 今日はエイプリル・フールらしいが何もなかった。そりゃそうか。残念。
 有線で宇多田ヒカルの新曲がかかった。ラヴホリック。盛りだくさんな構
成。なんかもう逃げられないって感じ。実際どうなのかわからないが。けっ
こう好きだ。
 そういえば昔、「恋愛体質」なるものがはやったような気がする。自分は
恋愛体質ではない。男が恋愛体質というのも気持ち悪いというか、うっとう
しい。なんとなく。偏見か? 恋愛は女性の特権のような気がする。
 それはともかく、きれいな人に見とれ、かわいい子に目がいき、いちゃつ
くカップルにむかついたり、さりげないしぐさにうらやましくなったりする
この頃。といっても何をするでもなく、自分をなぐさめたりもしていない。
今はまだいいよ。とか言ってるうちに。

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