* b e a u t i f u l - 7 *

2000.5.5〜2001.3.26

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2001/1/31(Wed)
 落ち込んでいてもしょうがないので面接を受けてきた。今度はMacのサポートセンターだ。受かればいいが望み薄か。日払いで探してもこれ以上はむだな気がする。とはいっても金が必要だ。だがそれだけでは働けない。がんじがらめなのでこの際、目をつぶろう。それでは何もならないが、いたしかたない。あり得ない白昼夢ばかりが増え、何もかも忘れ去っていくような気がする。肝心のことができていない。今あるのは人のおかげだとしても、依存するのはよくない。来月はいい月であることを願うよ。期待ばかりしている。
2001/1/30(Tue)
 結局、決してやってはならないこと、顔に泥を塗ることをすることになった。すべてを投げ出して逃げたかった。支度をして駅ではなく、喫茶店へ向かった。コーヒーを飲み終わると物思いにふける。隣の席の女の子がひたすら携帯電話を操作している。もの食うしぐさについ見入ってしまう。電話がかかってきた。「なんかつくってあげようか」か。そういえば学生の頃、さんざん見せつけられたな。そんな隣の様子とは裏腹に、自分の気持ちは沈んでいく。今さらいうことでもないが、どこまでも甘えたがりで理想を追求しすぎだ。行動がともなっていない。女の子が立ち去った。おもむろにフロム・エーを取り出す。なんだかなあ。あさってからは2月だ。
2001/1/29(Mon)
 契約破りで申し訳ないが、やめさせてくれるよう交渉した。なんとか1月中でやめられるようにしてもらう。3日ならなんとかがんばれるかと思ったが、状況を悪化させただけだった。
2001/1/28(Sun)
 最低だ。口先だけのほら吹き男になりそうな気配、濃厚。自分で招いたこととはいえ、八方ふさがりだ。
 困ったときの神頼みというわけでもないが、ひたすら占いサイトめぐりをした。あくまで参考とわかっていてもついやってしまう。姓名判断 ver 4.01はなかなか鋭いところをついてくる。「柔らかな人当たりでも意外と頑固。意地の張りすぎには気をつけて」「二面性があり迷いやすい人です。願望や目標を一点に集中させる努力を」「内面の理想と現実のギャップに悩みそう。平凡な生活こそが大切です」「個人的に黙々とやれる職人的なものには向いています」などといった記述にいちいちうなずいた。やはりそういう風にできているのだ。最も突き刺さったのはこの一節。「あまり華々しい成功といったものを求めない方が幸運です。というのも、貴方に重責は耐えられないでしょうから」悔しいがその通りだ。こんなことをしている場合ではない。
2001/1/27(Sat)
 せっかくの休みだがたいしたこともできないまま過ぎてしまった。これからしばらくの間の拘束時間の長さと、今までむだにしてきた時間の多さを思い、「時は金なり」とはよく言ったものだと今さらながらにかみしめた。
2001/1/26(Fri)
 いろいろやろうと思っていたが、メールチェックをしたあと力つきてしまったのでほとんどできなかった。まあこれはしょうがない。非常に心苦しかったが、昨日の質問の返事として辞退のメールを書いた。今日は昨日とは現場が変わったが、やはり自分は現場作業にむいていない。詳しいことは省くが、それでも心得違いを恥じてなんとかやっていくことにした。
 帰りは雪が積もっていた。見慣れた光景が広がっているが、この辺ではこれなら大雪だろう。帰りの電車の中で向かいの席の女子生徒が靴下の話をしていた。よけいなお世話だが寒くないのだろうか。寒いには違いないが、スカートが短くてはスパッツははけてもジャージははけないだろう。ソックスの方が人気なのか降りしきる雪の中でもストッキングの生徒は少なかった。黒くないだけかもしれないが。まあどうでもいいことではある。
2001/1/25(Thu)
 旧暦では新年二日目、ある意味では運命の日だった。当社で働きたい!という意気込みややる気について、改めて思うところを問うメールが来た。会社としては当然の質問だが、返答を保留し、説明会は会場の近くに来たものの出席しなかった。何をやっていたかと言えば、またしても日払いのアルバイトを探していた。何度見てもわがままな欲求に答えるうまい話などあるはずもない。つい自分の趣味、志向にあったアルバイトに目がいってしまうが、もはやそれどころではない。まったく何やってんだか。この一週間の行動を見ればいかに自分が、その場の状況でしか動いていないことがわかろうというものだ。
 と、いつもならここで終わるところだが、それでは本当にしゃれにならない。結局たまたま目に留まった荷物の仕分けのアルバイトを夜勤でおこなうことにした(賃金は週払い)。面接のあと、とある宅配便会社の倉庫で作業に入った。即座に自分の甘さを思い知り、休憩時間などはなぜかすがるようにスガシカオの「夕立ち」のサビの部分を口ずさんでいた。早くも弱気になってしまっていた。初日だけは継続確認の電話をしなければ、他を補充するということになっているらしい。わざとしなかった。とても続けられないというわけではないが、できるならなかったことにしてしまいたかった。この辺に心得違いがあるが、ひとまず置いておく。規定の時刻を何分か過ぎたとき電話がかかってきた。やはり覚悟を決めるしかないのか。子供の声がうるさくてあまり眠れなかった。
2001/1/24(Wed)
 メールの返事が来た。事業拡大のためまだまだ人材募集中で、基本的なHTMLがわかりWindowsにも慣れているということであればなおさら大歓迎らしい。早速電話をかけてみた。明日の午後から面接をおこない、詳しい場所などはメールで送ってくれることになった。

追記:また記憶がずれていてこれも前の日の話だった。面接はなごやかに進み、定番(?)の問答のあと世間話に移った。途中で社員として働く気はあるかどうか聞かれ、まだわからないと答えた。今の時点ではどちらとも言えない。自分の経済状況も話した。採用が決まった場合は2月から働くことにして、それまでは近くの支店に登録しイベントスタッフとして働けばいいということになった。支店の方にもなんとか話を付けてくれて、明日の昼間に説明会に行くことになり面接は終了した。結果は今日明日中に伝えるとのこと。
 最近なぜかL'Arc~en~Cielの「True」がしみる。ラルクのCDはこれ1枚しか持っていない。ちょうど活動休止前、ブレイクし始めの頃に出た3枚目のアルバムだが、そのときはシングルの曲以外はあまりいいとは思わなかった。今は非常に気に入っている。
2001/1/23(Tue)
 というわけで短期の日払い(もしくは週払い)のアルバイトを中心に探した。さすがに職種は限られる。特に挙げることはしないが、どれも自分にむかなさそうなものばかりだ。実はひそかに新聞配達をねらっていた。寮などに入れば出費も抑えられ、いろいろな意味で目的に専念せざるを得ない環境も手にはいるかもしれない。住所が変わるので関係者(特に自分の両親、お世話になった後輩の両親、大家)への十分な説明が必要とはなるが。ぴんときたところに電話をかけてみると部屋の空きがない。時期を考えてみればしょうがないか。
 しかたないので(おい)イベントスタッフでもしようと、参考までにある会社のサイトを見た。登録スタッフ募集のフォームとは別に、本社PCスタッフの募集があった。時給は高くはないがひかれるものがあり、問い合わせのメールを送った。結局そうなるのね。

追記:掲示板の自分の書き込みを見て思い出したが、この日は夕方からサイトめぐりをしていたのだった。たまたま夜ヲ歩クというサイトを見つけ、かなりつぼにはまってしまった。リンクをたどっていき、現在作成中の私的ブックマーク集に補充していった。気がつくと終わりが見えなくなっていた。さらにメールを送ったのは昨日のことだった。
2001/1/22(Mon)
 言ったそばから忘れて本末転倒なことをしてしまう。悪い癖だ。それはともかくこの際、四の五の言わずに働くべきなのだ。いくらえらそうなことを言おうとも、屁理屈をこねようとも、収入基盤がなければどうしようもない。すべては机上の空論、絵に描いた餅だ。迷っているだけ時間のむだだ。最初から完璧を求めてもそれは無理というものだ。とにかくどこかへ歩き出すしかないのだ。ビデオのように巻き戻したり、中身を入れ替えたりというのはできない相談だ。
2001/1/21(Sun)
 昨夜はあるイベントに行っていた。最初のDJがひたすらサザンをまわしている。今までサザンはあまり好きではなかったが、さすがに物心ついたときから第一線にいるだけあるなと思う。大音量の中でまったりしていると、ふと先のことが浮かんだ。気分転換のつもりできたはずが、どうしても先のことを考えてしまう。誰かに話しかけようにもネタが思いつかない。用もないのに話しかけるのは苦手だ。女の子グループならなおさら。どうしてみんな女連れなんだ。スタッフや関係者をのぞいて自分以外にひとりで来ているのは、北欧系の顔立ちの外国人ひとりだけじゃないか。当然といえば当然かもしれないが。DJも3人目になり、客もかなり増えてきた。終電が近い。若さゆえの(?)屈折した劣等感でいっぱいになった自分は、逃げるように外へ出た。雪も小降りになった原宿駅のホームで、2年近く前にもここで列車を待っていたことを思い出した。これでは田舎者の被害妄想丸出しだ。結局帰りにワインを買って飲んだ。起きてからはひたすらメールなどの整理をしていた。
2001/1/20(Sat)
 変な夢だった。気がつくと体中をけだるい感覚がおおっていた。なぜか自分が妊娠しているということがわかった。気持ちは不安定になりながらも日に日に安らいでいった。ある日ついに子供が産まれた。白い乳液のような液体につつまれたとても小さな赤ん坊だった。相方は今までとは違って、3人目となるこの子をとてもかわいがってくれた。なぜこんな夢を見たのだろう。
2001/1/19(Fri)
 いろいろなことがうまくいかなくてすっかり気分が滅入ってしまったので気分転換に出かけた。食料を買い足し、いつものように立ち読みした。ちょうど探していたクラフト・エヴィング商會の本があったので1冊だけ買った。他の本はそのうち買うので売り切れないでほしい。彼らの本は品のよいデザインもさることながら、本好きとしてのマニア心と好奇心をくすぐる内容がいい。
 運命鑑の無料自動手相占いというページを見つけた。マウスで生命線などを描いて占うのだが、これがうまくいかない。面倒くさくなってきたので「えいやっ」と一気に描いて占った。結果はかなりよくそこそこ当たっていたが、あくまでも気休めだ。他のコンテンツにIQテストがあったのでためしにやってみた。さっぱりわからなかったので勘で答えたら122だった。やっぱり気休めだ。
2001/1/17(Wed)
 いろいろミスが重なった日だった。金銭面にも実はピンチが訪れていた。状況を悪化させないためにも、頭の切り替えと回転をスムースに。平常心を失わずに。バランスが重要だ。すぐ忘れてしまう。
2001/1/16(Tue)
 でかいこと言ったわりには行動がかみ合っていない気がする。誘惑に弱すぎる。詰めの甘さは相変わらず。「口だけの男」はなんとしても避けたい。
2001/1/15(Mon)
 重い腰を上げてやっとバイト探しをはじめた。前回探したときは未経験OKの編集の仕事だったが、今回の条件は未経験OKで高収入のバイトだ。これに夜間という条件を付ければかなり職種は限定される。どちらにせよ正社員採用は避けたい。もちろん正社員の方が待遇はいい。将来も(どうなるかわからないにせよ)安定している。計画の結果が出る頃にはかなり微妙な年齢になっている。もし選べるのなら悪くはない選択だ。その会社が肌に合えばずっと勤めることもできる。そのうちもっと簡単に、計画を実現させられるかもしれない。だが、それでは遅い。なんか若造が調子こいてほざいているという感じにとれるが本当にいいのか? 根無し草まっしぐらだ。
2001/1/14(Sun)
 自分を信じるという意味での自己本位、エゴイズムか。なるほどね。思えば人の顔をうかがってばかりの人生だったかもしれない。思いっきりロールモデルを求めていたな。まあごちゃごちゃ言ってもしかたがない。今からでも遅くはない。明日は明日の風が吹く、か。
2001/1/13(Sat)
 たまたま「水道橋博士の悪童日記」というページを見かける。2001年1月上旬の日記を読んでみた。「それが高倉健という男ではないのか」という丸山健二の文章が3日に引用されている。かくありたいものだ。日記自体もさすが芸人だと思う。
2001/1/12(Fri)
 慣れないことをして心臓が止まりそうだった。ただ単に自分がびびりすぎているだけなのだが。ひそかに状況が進展しているので、これを機に少し整理して考えてみようかと思う。やり手でばりばりこなせればいいが、ちっともそういうタイプではない。やはり地道にいくしかないか。
2001/1/11(Thu)
 やっとサイトのピックアップが終わった。あとはどう見せるかだ。ただ並べるのが一番手っ取り早いがそれでは芸がない。もうひとつの独自ドメインサイトの方は当分煮込みが必要だ。そんなことをしている場合ではない、という話もあるが。ていうか早くバイト探せよ。
2001/1/9(Tue)
 ひたすらMacの前に向かっている。体が痛い。北国との部屋構造の違いを思い知らされる。とにかく寒い。さっきから頭の中でB'zの「だからその手を離して」が鳴り響いている。いつの間にか降り始めた雨が激しくなった。何かひどく時間を浪費しているような気がする。
2001/1/8(Mon)
 workにふたつ入れた。もう一つ入れようかと思ったが、あまりに寒くて痛いのでやめた。今日は成人の日らしい。気がつけば20歳の日々も遠い彼方へ去ってしまった。自分はここで何をしているのか。そろそろ冬休みも終わりにしようか。
2001/1/7(Sun)
 めずらしく早い夕食を食べに、いつものラーメン屋に行った。たまにはみそラーメンでも頼んでみることにする。他にも2軒あるのだが、ここが一番入りやすかった。店も広いし味もそこそこで、ごはんがサービスでついてくる。勘定を払って店を出たあと近くの本屋で立ち読みした。立ち読みしながら客を見ていてあることに思い当たったが、それは書かないことにする。読み終わって外に出ると雪が降っていた。ついに来たか。何でも北の方は大雪だそうだから、降ってもおかしくはない。むしろ遅かった。雪が降ってはじめて冬という気がする。震えながら部屋に戻った。
2001/1/6(Sat)
 「私的ブックマーク」と称してひたすらリンク集をつくっている。めんどくさくなってきたので、ここさえ押さえておけば大丈夫というものがほしかった。IEのお気に入りやサイトのリンクに入れているものに加え、新しくいろいろと追加している。その過程で、自分が行くところがかなり偏っていることに気づいた。きりがないので、適当なところで切り上げることにする。肩こりがひどい。
2001/1/5(Fri)
 物持ちがいいので使っているものには年代物(?)が多い。最近は世代交代が進んできたが、今のコートは10年ぐらい使っている。基本的に着られれば何でもいい。とはいいつつも、着なくなったものや着づらくなったものも増えてきた。ここらで整理して新しいものを入れようかと思う。並行してFAXがいいかプリンタがいいか悩んでしまった。テスト前に模様替えを始める中学生のような気分だ。
2001/1/4(Thu)
 先月ひそかに独自ドメインを取ったので、ネタを仕込んでいる。独自ドメインというと、ちゃんとやらなければいけないような威圧感がある。ただ「移転しました」ではすまされない気がする。ここは現状ほとんど日記ぐらいしか更新していない。大丈夫か。そんなことを考えながらストラップを買いに行った。ついサングラスも買ってしまう。テイ・トウワとかスガシカオがかけているようなやつだ。似合わないことをしてしまった。
2001/1/3(Wed)
 H"を解約ついでにいろいろまわってみた。今年の運勢は上々。けがのないように信じた道をがんがん突っ走ってくれ、ということらしい。アイディアもいろいろ浮かんだ。帰り道ふと、今が楽しければそれで満足できるような気がした。できればずっと現実を忘れていたいが、そうもいかない。
2001/1/2(Tue)
 今日はシリーズ第1作の「タイ怪人紀行」を途中まで読んだ。昼前に麻雀の総合結果が出て片づけも終わった。車組2人(青森)と電車組2人(新幹線で静岡&鈍行で東京)に別れ、お礼を言って出発した。電車組は駅へ送ってもらう途中、昼食を取ることにした。自分としてはさっぱりしたものがよかったが、適当なところが見つからず結局焼き肉になった。店内に入り少し多めに注文する。最初は腹具合が心配だったが、肉がうまいのであまり気にならなくなった。満足して車に戻った後、静岡からの先輩が「これでちゃんと締まった」と大きくうなずいた。
 電車の中で12月の支出計算をした後、うとうとしているうちに上野に到着した。何回か乗り換えて部屋に戻ってくると疲れがどっと出た。すぐにでも横になりたかったががまんした。今度はネズミに荒らされた様子もなく助かった。
2001/1/1(Mon)
 今日も先輩たちはひたすら麻雀をしていた。今度はシリーズ第2作の『ベトナム怪人紀行』を読んだ。相変わらずの人外魔境ぶりだが、今度は少しベトナムに行きたくなった。ここに来て1日3食、十分すぎるほど食い、かつ飲んでいるのでそろそろ腹がきつくなってきた。初めてまともなおせち料理を食べた気がする。料理を用意してくれる先輩の母親には申し訳なく思いつつも、ありがたい気持ちでいっぱいだ。父親も弟も酒好きでさすがだと思う。先輩が麻雀の途中で眠ってしまったので、自分が代打ちをやることになった。奥さんの指導を受けながらはじめての参戦だ。実際にやってみると、かなり頭を使い状況を読む力が必要だ。なかなか奥が深い。とりあえず基本的なことは覚えた。役はよく知らないが。

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