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2001.4.28〜2003.8.31

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2002/4/29(Mon)
 ポテトチップスなどに高濃度の発がん物質という記事を読んでからなるべく食べないようにしようとしていたが、やはり買ってしまった。churreria というスペイン産のものが最近は気に入っている。塩味が強いものは癖になるというがまさにその通りだ。自分にとってポテトチップスは、喫煙者にとってのたばこのようなものかもしれない。そうしょっちゅう食べているわけではないが、やめられなさ(やめる気のなさ)という点では似ている。ただ気になるのは喫煙者はたばこの煙に慣れきっているため、煙に対して鈍感になっていることが多いということだ。
2002/4/28(Sun)
 昨日の夜、そろそろ寝ようとしたら電話がかかってきた。先週なくしたはずのバックが見つかったらしい。驚きと興奮で電話の最後はほとんど聞こえていなかった。それにしてもタイミングがいい。なくしたときの状況から昨日までの推移を考えると、戻ってくるときをはかったかのようだ。たった一週間でかなりのことが変わってしまった。変えざるをえなくなったというべきか。あれは本当に警告(あるいはちょっとした試練)だったのかもしれない。
 手帳も戻ってきたので、4月期の支出を計算してみた。またまたびっくり。使いすぎだよ。先月からの揺り返しなのか。何にしても油断大敵だ。
2002/4/26(Fri)
 他の人の言葉に感情が暴走寸前になったことがきっかけで、自己顕示欲や依存欲求、つまらないプライドの高さなどについて考えさせられてしまった。なるべく気にせず、軽く受け流せるようになりたい。
 昼間コンビニのレジに商品を持っていくと、おしゃべりに興じていた店員の片方が唐突に「いや、かっこいいー」という言葉を発した。何がかっこいいのかわからなかったが、その後の状況から自分を見て言ったと思うことにした。勘違いかもしれずそんなことを書くのも情けないが、単純にうれしかった。
 今日気づいたが明日からゴールデンウィークだ。30日は月曜だと思っていた。早く給料が入ってほしい。
2002/4/24(Wed)
 粗大ごみの回収を申し込むことにした。電話番号を調べるために検索をかけてみると中野区の説明ページが見つかった。電話の他に「インターネットによる受付も行っています」ということなのでリンクをクリックしてみる。「ただ今の時間は粗大ごみ受付センターのホームページはご利用になれません」と表示されたページにジャンプしてそれっきり。しょうがないので戻るボタンを押してみるが、同じページがくり返されるばかり。結局電話で申し込んだ。時間を気にせず申し込むことができるのが強みであるはずなのに、これでは実際の窓口と変わらない。所詮その程度なのだとしたらあまりにもむなしい。
2002/4/20(Sat)
 どうも調子に乗っているときは人をどん底に突き落とすようなことが起こる。余裕が油断を引き起こすからかもしれない。昨日の夜中の出来事に激しくゆううつになってしまった。天からの警告と受け止めて地道にリカバリーに励むしかない。少し考えれば防げたことばかりだった。まったく学習させられることばかりだ。まあうまくいったことに学ぶことはあまりないからしかたないのか。
2002/4/18(Thu)
 職場に昨日ついに新しいマシンが入った。よくパソコン誌の裏表紙などに載っているデルコンピュータのものだ。本社で導入するのでついでに、ということらしい。OSはWindowsXP Professionalだった。それを知った瞬間まわりから不満の声があがった。他の部署で導入したときプリンタの共有がうまくいかなかったという話を聞いているし、他のマシンが古すぎるので互換性に欠ける気がする。LANを構築した人はとっくの昔にいなくなっていて、詳しい人はいない。
 設定した結果、どうもプリンタの共有がうまくいかず時間ばかりかかっている。新しいマシンはPentium4(1.7GHz)を搭載しているがその力を実感したのはネットに接続したときだけだった。回線速度はあまり変わらないのに体感速度は明らかに上がっている。その他の操作は図面作成に使っているPentium2搭載マシン(Windows98SE使用)とたいして変わらない。新インターフェースは画面が非常にきれいだ。カテゴリ分けがまどろっこしいのですぐに以前の表示に戻した。どうもXPをいじっていると「これを標準にしろ」という傲慢さや押しつけがましさを感じる。前から思っていたが、やはりOSだけならMacの方がいい。

追記:試行錯誤の末、求める結果はだいたい手にすることができた。その過程で95・98系とNT系の違いを思い知らされてしまった。
2002/4/16(Tue)
 昼に本屋で立ち読みしていたら、目の前の「歴史群像」を50代と思われる人々が即買いしたり手に取ったりしていた。いつも買っている人たちなのかもしれないが、特集が太平洋戦争に学ぶ「特攻精神」だったのでどうも気になってしまった。つい911とのからみを思いめぐらせてしまったり、ある世代にとってはノスタルジー(こう書くとかなり語弊がありそうだが)の対象なのかとあらぬことを考えてしまった。現実にはそれよりも自分の先をなんとかしておかなければならない。
 昨日は他の人の「職場にギャルを」発言から自分の所属している会社(かなり違うが形態だけみると派遣)のやばさ(特に社長)の話になり、「○○(職場ではなく所属会社)の将来より自分の将来の方がよっぽど心配だ」と言ったのだった。まあ「(所属会社が)もしなくなったらどうする?」という問いには「そのときはそのとき」と答えて苦笑させたのだが(最近そのやばさに耐えられなくなった人が多く辞めていった)。今日は補足が多い。
2002/4/15(Mon)
 帰りは夜にも関わらず意識がもうろうとなりかけていた。ラジオの天気予報によると今日は日中の気温が28度まで上がり、八王子など30度を超えるところもあったという。前線の上昇によるものだというがそれにしても上がりすぎだ。4月では初めての真夏日を温暖化の影響と片づけることは簡単だが、実際はどうなのだろう。体がしびれて頭が働かない。今からそれでは先が思いやられる。
2002/4/13(Sat)
 トイレでふんばっていると裏の児童館から子供たちの話し声が聞こえてきた。同じ言葉がくり返されている。

「おい、おまえのちちおややしんせきはどこにいるんだよ」

あとの展開につい吹き出してしまったが、トイレから出ると複雑な気分になった。

「うるせぇ、おれのおやじはサラリーマンなんだよっ」
「えぇー、サラリーマンなのぅ。かっこわるぅーい」
「おまえ、おかむらに似ているぞ。おかむら、おかむら」

 当人たちに悪気はないのだろうが、それがまたせつない。休日は脇道にそれてばかりでどうもいけない。意志が弱いのか移り気なのか。そんなことを考えてもしかたない。
2002/4/11(Thu)
 このところの睡眠不足が響いてついにやってしまった。今日こそは早く寝よう。
 昼間トイレの窓から下校途中の中学生たちが見えた。この時間に下校ということは、オリエンテーション帰りの新入生だろうか。職場の門の前で、女子生徒が他の子のセーラー服のスカーフを結びなおしていた。男子3人組が後ろから追い越していき、ひとりが振り返る。女の子ふたりは向かい合って確認し、楽しそうにじゃれあいながら歩いていった。彼女たちがうらやましく、そんな自分が情けなく思える。
2002/4/9(Tue)
 杞憂だった。いろいろとはっきりした。電話は謎のままだが、無視しても良さそうだ。空気のにおいも変わってすっかり季節も切り替わったよう。ふと梅雨に思いをはせてみた。最近夕食をつくる気力が失せ始めている。
2002/4/8(Mon)
 今朝メールフォームが使えなくなっていたことに気づいた。取り急ぎ更新しておいたが、早いうちに切り替えておかなければ。いつから使えなくなっていたのだろう。もしあそこから送信した人がいるなら申し訳ないことをした。
 留守の間に謎の電話がかかってきたらしい。最近はかかってくるはずがないが、微妙に心当たりはある。やっかいごとに巻き込まれそうな予感。今まで気づかないふりをしていたが、この辺ではっきりさせておくか。過去の愚行を思い出して気が重くなる。今さら後悔してもしかたがない。杞憂であることを願う。

追記:切り替え完了。むだに時間がかかってしまった。あとは言うまい。
2002/4/6(Sat)
 予感というものが働くときがある。出かけるときの引っかかりやふとした思いつき、踏み込んだときのいやな感じ。普段は特に考えることなくしたがっているが、たまに無視したときはたいてい後悔することになる。ときには探し物に力を発揮することもある。もしかしたら積み重ねられた過去から、体が状況や願望を察知して知らせてくれるのかもしれない。頭で考えない方がうまくいくということもある。以前から頭の中だけでものを考える傾向があったが、最近さらに理屈っぽくなってきた。偏りも大切だが、なるべく中庸を得たい。
2002/4/3(Wed)
 ついに東京電話アステルが身売りされた。そのニュースを知ったときは少し不安になったが、ここを読むと逆に少し見直してしまった。買い取った鷹山は無線LANを使いポケットベルとPHSのネットワークを生かして、「携帯、インターネット、IP電話がモバイルで使えるようになる」サービスをおこなうらしい。ポケットベルか。目の付けどころが違うというか考えている人は考えているものだ。
2002/4/2(Tue)
 それにしても暑かった。夏日だったそうで、このところ気温の変化がめまぐるしい。いつの間にか野球が始まっていて至るところでナイターが映し出されていた。昔からまったく興味はないが、これが始まると夏も近いなという気がしてしまう。それはいいがこのところAirH"がさらに混雑してきた。午後7時台ですでにつながらない。そんなに人気なのか。zeroはAirH"対応プロバイダでは最安に近い料金設定だが、これでは回線増強しても焼け石に水かもしれない。当分はprinで様子を見るしかないか。
2002/4/1(Mon)
 エイプリルフールだった。というわけで今日で辞めますなどと言ってみたかったのだが、しゃれにならないのでやめた。今の職場も厳しい状況に追い込まれているようだが、自分の所属している会社の比ではない。ついに重い腰を上げて社長に直訴するそうだがどうなることか。吉と出ればいいが社長の手が後ろに回ったりしたら逆に困る。どうなるにせよ果てしなく不安だ。不安が自分の中に大きなぶれを生み出している。今年から来年にかけて大きな勝負どころのような気がするので不安になっている場合ではないが、あせって無為無策を重ねるのももうこりごりだ。

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