神田川生活

Love for all, learning from all.

2004.8.1〜2006.4.7

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脱兎のごとく

 やっておきたいことはあったが、「休まれると困るから」という同僚の勧めで定時を過ぎてまもなく帰ることにした。チーフが戻ってくるとまた面倒なことになるかもしれず、何よりここを逃すともう当分早く帰れなさそうだった。まあ早く帰れるかどうかは自分の気持ち次第という人もいるだろうがそれはそれ。それにしてもえらく疲れをため込んでしまった。この辺で楽になろう。なぜかずっと頭の中でケツメイシの「さくら」が流れている。

2005.03.30

切なる願い

 昨日はどうにも鬱憤がたまって明日休むよと口走ってしまったが、全然休める状況ではないことを思い知らされた。早く帰らせてくれ。あとH氏もすごく嫌そうに仕事をするな。他の会社の人になくてはならない存在になっちゃいましたねと言われて、いやそれも困るとつい答えてしまった。

2005.03.30

立志伝中の人、伝説のカウボーイ

 以前人に薦められて前から気になっていた「エメラルド・カウボーイ」という映画を初日に見に行ったことは「エスメラルデーロの誇り」というタイトルで2月6日に書いた。その感想が「映画をいち早く御覧になった方のネット上の感想リンク集」として公式サイトにリンクされていることに今さらながら気づきびっくりした話は3月17日に書いた。その次の日に渋谷シネセゾンでの上映は終了したわけだが、今度は4月9日から渋谷のUPLINK Xで再上映される。

 というわけで午後から「公開記念トークライブ〜実録・コロンビアの歩き方〜」があるので、ひさしぶりに新宿歌舞伎町のロフトプラスワンへ行った。時間を勘違いして早く行きすぎたので他の用を済ませて再度向かう。相手はひさしぶりにトークライブを行うという大川興業の大川総裁で、そちら経由のお客さんが多いようだ。前座として所属芸人さんがネタを披露していた。なぜに大川興業と思っていたら、早田さんとは「週間プレイボーイ」で対談していたそうな。

 なぜに危険なコロンビアへというところから話は始まり、ゲリラ・戦闘集団の分類や見分け方、誘拐されたときの対処法、ボディガードの選定基準、コロンビアの現状、おすすめの観光地など間にあまり公にできない話も交えつつ、あっという間に時間が過ぎた。もっと話を聞きたい感じ。以前は至るところで暴力事件が頻発していたコロンビアも、現政権が富裕層から「戦争税」を徴収して取り締まってからは首都ボゴダなど都市部はかつてないほど安全になったらしい。それでも相変わらず一歩間違えると外国人はすぐ誘拐され、有名になるほどターゲットにもなりやすくなる。そんな中で日本人として最も有名になり、かつコロンビア人として認められた早田さんは、日本でも堀江社長より有名になっていいぐらいだと大川総裁が言い、早田さんは映画を制作した理由を、どうしても日本ではおもしろおかしく取り上げられがちなので本当の姿を見せて元気をあげたいと説明していた。

 最後に笑芸人という人が映画を見てひらめいたという「エメラルドの歌」を披露した。ちょうど自分の前に入場した人で、開始前に知りあいの人とmixi話で盛り上がっていた人だった。それはともかく一昔前のヒーローアニメの主題歌を思わせる熱い歌だった。太田出版から4月15日に原作の『エメラルド・カウボーイ 復刻増補版』が出版されるということで、著者校正前のバージョンをかけてその後じゃんけん大会に突入する。なんだか勝てるような気がして緊張しながらも流れにまかせて手を出した。ありがたいことに見事最後の3人に残り、無事もらうことができた。ただ席の関係で大川総裁の目には入っていなくて、けげんな顔をされてしまったが。

 帰りにせっかくなのでサインしてもらって握手して外へ出た。ここでも緊張してアドリブの弱さを発揮してしまった。相変わらず関心はすぐ他へ移るが、よほど興奮したのか帰ってからも手に汗をかきっぱなしだ。

2005.03.27

蒼月の下で

 昨日は昼間のだめっぷりとは裏腹に、夕方からやけに頭が冴えてきたので放りっぱなしだったものを片づけていた。今月でいろいろ一段落ついて来月から新しい年度が始まる。だからというわけでもないがそろそろ新展開でも考えた方がいいかと思う。その前に生活習慣をもう少し改めておこう。

2005.03.27

裏腹

 火曜日に部長が外注の人たちに普段つくっている勤務表とは別に、派遣先の書式で出勤簿をつけるように言ってきた。同僚のH氏は「向こうでタイムカードから打ち直すのめんどくさくなったんじゃねーの」というが、休日出勤届なども用意されたことを考えるとやはりコスト削減の一環なんじゃないかと思う。

 以前は遅くまで残っていると早く帰るよう言われたが、最近ではあきらめられたのか受け入れられたのかあまり言われなくなった。H氏には好きで残っているように思われているが、決してそんなことはない。本当なら早く帰りたいのだが、木曜日は帰ろうとしたら泊まり組に捕まってつい歴史について熱く語ってしまったり、金曜日は次の日出たくないので終わらせてから帰ろうとしたら遅くなってしまった。いろいろ原因はあるだろうが、一番の原因はさまざまな理由から遅くまで残ることを正当化して、受けて入れてしまっているからなんじゃないかと思う。

2005.03.26

恐怖のノック音

 朝早く大家が自分の名前を呼びながら、ドアをたたくので何かと思ったら労働力調査の用紙を渡された。説明を続けようとする大家を見ればわかるんでと退け、つい何かと思いましたよと言ってしまった。大家が階段を上ってくるときは怒っていることが多い。だからといって身構えてしまう自分もどうかと思うが。

2005.03.22

初期衝動と記憶

 ひたすら妄想の消化に当てられたような一日だった。三連休だからできるむだ。自分が自分でないような感じ。頭にもやがかかっている。ここで解消しておかないと前に進めない。

2005.03.20

本末転倒

 職場に入っている別の施工会社の女の子が辞めるという話を以前書いた。後任として入った小柄なおばさんは何をするにも心許なく、憤慨した彼女がよく同僚Mに愚痴をこぼしていた。その子が昨日はやけに受けて他の人たちに言って回っていた。なんでも彼女が辞めることを聞いたおばさんが「辞めると困るので辞めないでください」と言ったらしい。

 いや、あなたそのために採用されたんですから。

2005.02.18

劇場へ急げ

 今さらながらアップリンクの「エメラルド・カウボーイ」特設サイトに、2月6日に書いた感想のページがリンクされていることに気づいた。東京では渋谷シネセゾンで3月18日(明日)まで。以後順次全国展開。

2005.03.17

大攻勢

 年度末&キャンペーン期間という繁忙期に突入し、他のエリアよりは少ないそうだが雪崩のようにBフレッツのオーダーが来ている。雨後のたけのこのように建築されるマンションに導入される光回線(マンションタイプ)にはもれなく「ひかり電話」がついている。なんだか入れてから考えるという感じ。そんな中で生まれた一筋の光明。

 ウィルコム、ついに基本料金プランで音声定額制開始。

 まあウィルコムといっても何それという人がまだ多いだろうが、法人には絶大な破壊力を持つことが推測される。小さなお子さんのいるご家庭にもおすすめ。

2005.03.17

あとで気がついた

 借りるという選択肢が書いているときまったく浮かばなかった。近所にTSUTAYAはあるが使ったことがない。いつからレンタルしなくなったのだろう。

2005.03.13

脳内麻薬

 ふと及川正博からスガシカオを連想し、スガシカオが今月でJ-WAVEのレギュラー番組から降りることを思い出した。かつてはよく聞いていたあの番組も、帰りが遅くなるようになってからはまったく聞かなくなった。スガシカオは変わらず好きだが、CDもとんと聞いていない。というかそれ以前に申し訳ないが他のCDと一緒に売って生活費にした。

 それからCDは買っていない。もともとあまりリピートして聞かない方で、途中からラジオで十分になってしまったためCDの出番がなくなってしまった。こう書くとあやしい人みたいだが脳で再生するので、携帯プレーヤを持ち歩く習慣はない。そういうわけでいいと思った曲があってもCDを買うまでには至らないでいる。ダウンロードもしない。逆に考えると今まで売られずに残ったCDはよっぽど気に入っていることになるなと妙に感心してしまった。

 今これを書きながらひさしぶりにその中の1枚を聞いている。なつかしくなったせいもあるが、そうでもしないと昼間から暴走した妄想にとらわれて戻ってこれなくなりそうだった。

2005.03.13

エニアグラム

 これまたなつかしい。

よくわかる★性格診断★エニアグラム

あなたの基本タイプはタイプ5です

ズバリ、調べる人です
現実の観察力に長け、知識を得る論理派

プロフィール:
分析力・洞察力・現実の観察力に長けている。こずえに静かにたたずんで大きな目と感度のよい耳で周囲の様子をじっくりと観察しているフクロウに似ている。自分の組み立てた論理構成に自信を持つ論理派タイプ

自分のイメージ

  • 誰にも邪魔されないで、情報を集め、分析し、本質を究明している
  • 物事に精通していることの確信ができているとき
落とし穴:
「あらゆる事象を知りたがり、分析したがる」ことのこだわりは、人から遠ざかり自分の世界に閉じこもる

(中略)

成長のためのアドバイス

  • アイデア・ビジョンを早い段階で表明し、メンバーと共有する
  • 考えるところを熱意をもって自己主張し、行動に移す
  • 自分自身を率直に表現してみる

あなたのセカンドタイプはタイプ4です

ズバリ、個性的な人です
感受性豊かで特別な存在であることを求める

プロフィール:
自分は人と違うと感じており、何よりも感動を大切にし、その繊細な感性を自らに集中させる。他人より悲しみや孤独などを深く味わえると感じており、思いやりがあり、人を支え励ます

自分のイメージ

  • ユニークさ、洗練さを認められたとき
  • 自分の気持ちの表現・感動する心に自己陶酔しているとき
落とし穴:
自分が独特な存在であることのこだわりは、自分は他人から理解されにくい存在だと思い、孤独感が生じ、憂うつと自己憐憫(れんびん)の落とし穴に入る

(中略)

成長のためのアドバイス

  • 感情をひとまず脇に置いて、客観的、現実志向の顔を働かせる
  • 人と比較しないで自分の長所を肯定し、気持ちに正直に対面する
  • 意思決定を直感だけに頼らず、明確な基準と原則に従い、実際的な手順を踏む

 身に覚えありすぎ。理論と感情ということでバランスがとれているようだが、弱点は一緒のような気がする。だからどうしたというわけではなく、結果をさらすことに意味があるとも思えないがこういう診断ものは昔から大好きだ。

2005.03.13

エゴグラム

 なつかしい響きだ。先日他のページで見かけたのでやってみた。

エゴグラムによる性格診断

  1. 性格
    第三者の目から見た場合、性格的なバランス評価度が100%に近いタイプです。しかし、本人の自覚している性格的バランスの満足度は、恐らく70%か80%位では無いでしょうか。何故なら仕事や金儲けの際に、他人を押し除けて行く強引さの欠如や、他人の思惑を気にし過ぎる過敏性性格が、かなり顔を覗かせているからです。心が優しくて、他人との摩擦を極度に警戒する合理主義者の貴方は、そこの所が非常な長所で有り、短所でも有る訳で、自・他のエゴイズムの衝突を、どのような形で調整するかに、焦点の絞られたタイプです。
  2. 恋愛・結婚
    性格的には、恋愛や結婚の相手として、最も望ましいタイプの一つです。思い遣り、同情心などは人より優れていて、神経も細やかで有り、現状認識や判断力も確かです。責任感や倫理感は、人並で有り、格別に我儘な点も見当りません。
  3. 職業適性
    確実に不向きな職業としては、司法関係者(特に警察官や刑務官)などが有るだけで、大概の職業には適性が有るでしょう。権力や世間の評判に弱く、決断力や実行力に欠ける所が少なく有りませんので、充分心すべきでしょう。貴方が事業家などで有る場合には、貴方の正反対の性格を持つブレーンが絶対に必要で有ると思います。
  4. 対人関係
    社交的には、非常にバランスが取れているのですが、欲を云いますと、人付き合いに関してやたらと神経質になる事だけは避けた方が良いでしょう。環境によっては、ノイローゼ気味になる可能性も有ります。貴方の場合は、判断力や分析力にかなり優れた所の有るタイプなのですから、自分がこうと判断した事は、絶対的に自信を持って割り切った行動に移る事を心掛けるべきです。

 うーん、確かに。

2005.03.12

満たされた(い)気持ち

 動かすもの。

2005.03.12

「世界」に

 アフタヌーンでの連載をまとめたマンガ版「ほしのこえ」を読んだ。本編はいまだに見ていない。自分に何ができるのだろうと思う。何がしてあげられるのだろうと。誰に対してというわけでもなく突然そう思った。

2005.03.12

雨降って地固まる

 昨日は作業中に柱から転落した外線班の人の全快祝いということで職場の飲み会があった。具合が悪いので専務には欠席の返事をしたが、なんとなく気がとがめて参加した。遅れていくと忘年会のときと同じような席になった。途中ある発言が元でさんざんネタにされる。朝起きると酔いが風邪をどこかへ連れて行ってくれたらしい。

2005.03.12

新月の願い事

 自分が休むといろいろと面倒なので出ていたが、さすがに発熱してきたので昨日は少し早めに帰った。旧暦2月の新月なので何か目標でも考えてみた。私的理想的環境なるものを書き出してみる。改めて自分には他者の存在が絶対的に必要なことを思い知る。すべてにおいて。何をするにしても。やはり「コミュニケーション」は人生の課題なのかもしれない。

2005.03.11

いつも鼻から

 誰かのものをもらったのか、ついに鼻に来た。風邪ではなく花粉じゃないかという人もいた。昨日は花粉がよく飛ぶ日だったらしい。ともかく「休め」というサインだと思って早めに寝て、朝起きるとやはり風邪だった。風邪を引いたときのいつもの感じ。さすがに疲れがたまっていたな。

2005.03.09

アンテナ

 無料招待券をもらっていたのでとある協会の設立シンポジウムへ行った。おもしろかった。もし招待券をもらっていなかったら、めんどくさがって行かなかっただろう。参加費を考えるとあり得ないほど内容が濃く、たくさんの気づきと収穫をもらって帰った。その分他で金も使ったが、ちょうどタイミングが良かった。縁は異なもの、味なものという言葉がふと浮かぶ。

2005.03.06

食べ物の影響と幸福感

 かつて職場から一番近いコンビニだったampm跡地に、先月末ナチュラルローソンがオープンした。駅前のナチュラルローソンをよく使っていたので最初は歓迎していたが、店内に入ってみると何か違う感じがした。失礼ながら駅前の店舗を広く小綺麗にしただけで満足しているような気がする。昼時の混雑を想定しているのか、レジカウンターがやけに広い。どうせなら焼き直しじゃなくてもう少し違う展開がほしかったと、これなら別のコンビニがよかったという同僚Mに話したことがある。

 とはいえ近いだけあってよく使われているようで、昨日の昼休みも施工班の間で話題になっていた。どうやらあの店舗の「ちょっと上品な感じ」「それなりにこだわっている感じ」が物足りないようで、「体にいいものばかりおいてどうするんだ」と大いに嘆いていた。その辺はあまり徹底されているわけではないが、「ナチュラル」と銘打ち売りにしているのだからしかたがない。実際ある人は体に悪そうな、いかにも「お菓子」というものが食べたいときは他のコンビニへ行くと言っている。

 そんなことを聞きながらふと江國香織の短篇を思い出した。タイトルは忘れたが、いつも母親に規則正しい生活をさせられている子供たちが夜中こっそり集まってひそかに集めていたジャンクフードを体に悪いと言いながらうれしそうに食べる話だったと思う。

2005.03.05

影響力の行方

 昨日は大雪になると聞いていたが、確かにこの辺にしては降った方だと思う。こういうとき外で作業する人たちは大変だ。茨城の方では休校が相次いだらしい。秋田出身のH氏が納得いかないとしきりに漏らしていた。そんなことを話している横ではおしゃべり好きな他の会社の女の子がその会社の社長相手にまくし立てている。彼女は今月で辞めるつもりだが、途中社長の差し金で横やりが入ったことを責め立て、辞める原因となった不満をぶちまけ、退職時の金銭処理について問いつめていた。

 普通そんな話は別室でするものではないだろうか。他の会社の人間もいるし、そこの会社の人たちも仕事中だ。小声でH氏に言うと、するにしてももうちょっとトーン抑えてほしいよねと返ってきた。その声が聞こえたのか定かではないが、彼女は社長について他へ移動した。向こうの人たちは大変だ。ことの是非はともかく、これで先月に続きその会社は竣工処理を支えてきた人間をまたひとり失うことになった。

2005.03.05

本命「ハイパーファミリー」投入後

 現場調査が追いつかないのか今後を見越してなのか、NTTが試験地域で定着してきたとして、Bフレッツの開通において現場調査不要工事を増やすと言ってきた。そのためにもし開通できないのであれば、最短で当日NTT-MEから現場調査班を派遣して調査させ、その日のうちに開通させなければならないらしい。効率化という面もあるのだろうが、どうも設備部門ではなく現場を知らない営業部門が力を握っているのが原因のようだ。

 最近の発注でも今まで添付されてきた資料がどんどん削られ、不完全なシステムで一本化されようとしている。NTT-MEの基本設計の人から話を聞いたときも、受けるだけ受けてあとは「とにかく開通させろ」との上層部からの圧力だけという感じがしてむだとは思いながら抗議したのだった。4月に大幅な体制変更があるというがどうなることやら。

2005.03.04

早くやれよ、というか

 朝布団から出るに出られず、やむなく一度しまったストーブを出してきた。昨日は「先週遅かったので今日は早く帰りますよ」と他の人に言ったら、その言葉いつも聞いているような気がすると言われた。言われてみればそんな感じもする。だいたいそんなことを言うときは早く帰れないのだが、今回は違った。定時を1時間ほど過ぎた頃、「お、そろそろ残業モード入ってきたね」と言われて「もう帰るから」と言って本当に帰った。帰るとき人が気にしていることをぐさりとえぐったり、「そんなこと言ってると明日休むよ」「自分で残っておいてもう勘弁してくれ、という気になっている」と発言するなどよっぽど帰りたかったんだなと他人事のように思う。むだに自分を追い込まず余裕ある仕事を心がけたい。ともあれ昨日早く帰ったのは非常にタイミングが良かった。

2005.03.01

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