神田川生活

Love for all, learning from all.

2004.8.1〜2006.4.7

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案ずるより産むが易し

 昨日でひそかな懸念も杞憂に終わりまた一安心。なんというか自分は変なところで気にしすぎなんだと思う。

 最近人に会うたびに「今月の29日で29歳になります」と言っていたような気がするが、ついに29日が来てめでたく29歳になった。昔に比べればかなりましになったと思うがまだまだこれから。なんだか最近やっとまともにスタートラインに立ち始めたような気もしないでもない。これを機に以前招待を受けたmixiに参加しようかと思ったが、今の状況からすると登録しただけで放っておきそうだ。ひとまず「今までありがとうございます。これからもよろしくお願いします」ということで。

2005.05.29

自分が原因とはいえ

 昨日は一時はどうなることかと思ったが、なんとか丸く収まりそうで一安心。最近なんだか疲れが激しい。

2005.05.27

現実的な対応と自己防衛

 洗濯をしていると電話があった。さすが行動が早い人は違うなと思いながら、なんだか覚悟を決めなければならないような気がしていた。出かけた先で選択を迫られる。この機を逃す手はない。話を聞いたあと始めはなるほどなあと感心していたが、時間がたつにつれて興奮してきた。わくわくする。ということでこれを書く前に今朝見た夢のことを書こうとしていたが色あせてしまった。

2005.05.22

螺旋と進化の道

 ということで午前中歯医者へ行った。いつもは平日の昼休みの時間だが、今回は歯を抜くということで仕事がない日を指定されたのだった。願いが通じたのかどうなのか、抜歯自体はあっけないほど簡単に終わり少々拍子抜けした。特に痛みもなく、麻酔が効きすぎたということもない。まあ無事に終わるに越したことはない。近くのコンビニで立ち読みしたあと渋谷へ向かった。

 途中道を間違えそうになるも無事会場に着き、ワシントンから来た東アジア担当のエコノミスト、キャシーさんの話が始まった。初の多国家間の平和条約であり、のちの国際法への端緒を開いた17世紀のウェストファリア条約や、世界大恐慌のあとアメリカのルーズヴェルト大統領が行ったニューディール政策、金・ドル本位制を定めたブレトンウッズ体制を引き合いに出し、新しい通貨システムと各国間でのインターコンチネンタルなプロジェクトの必要性を説いていたが、言葉の関係と認識が共有されていないためにあまり伝わらなかったような気がする。キャシーさんが自明のこととして言っていることも、知らない人には定義があいまいでわかりづらいだろうと思う。ドルや他の基軸通貨との為替レートを一定に保つペッグ制に似たものを想定しているように感じたが全然違うかもしれない。

 個人的にはそれよりメディアのミスリードによる世論の暴走を気にしているので、キャシーさんの「しっかりしたヴィジョンを持ち歴史を学び教養を兼ね備えた若者たちが運動を起こしアジアの力となってくれることへの期待」に少し共感した。第一部終了後キャシーさんを囲んで何人かの人たちが質問をしていたとき、自分は黙っていようと思っていたが耐えきれずついつい口を挟んでしまった。そのときの考えは語弊をおそれるので書かないでおく。

 第二部では最近知り合った人々が関係している団体の企画室長のノさんが、キャシーさんの話を受けて講演した。確かにおもしろかったが、なぜかこのとき暑さ(薬かもしれないが)で頭がぼーっとしていて少し眠かった。人種や宗教、国家にあまりとらわれず細かい仕事に強いアジアの雄、日本は大和心と武士道精神を礎として東洋へ回帰し、物質生産社会を卒業し情報知識社会へ移行すべきだというのが論旨だったと思う。自分を変えて云々という考え方が多い中で、それ以前に自我や意識の奴隷を卒業しましょうという話はちょっとおもしろい。一言でいえば「解放と統合」ということになるのか。なんとなく歩行瞑想や行為のヨーガと呼ばれるカルマヨーガ、臨済宗で行われた瞑想の実験を思い出した。螺旋のように深めていき、ふっと腑に落ちる瞬間があるのだろう。

 なんだかこのところ転換期のようで、いろいろ清算したいこともある自分としては現実面の関係を強化し、精神面の探求を深めたいところ。今まで考えをもてあそんでもあまり行動に結びついていなかったのだった。

2005.05.21

途中経過

 傷の状況は順調に推移していると思う。ひざを曲げるのが苦ではなくなったが、ひざをつけないのが困るといえば困る。最近設計チームでスキルアップを図り仕事を効率化するために、やり方を変えて自分を楽にしようという動きがある。現在他の会社の人とH氏の協力を得て、試行錯誤の段階だが確かに楽になってきた。あとは件数がどうなるか。

 昨日はNさんの友達の人を紹介され、その関係で今日歯医者に行ったあと行こうかと思っている講演会がある。最近いろいろ再認識させられるというかある方向へ収束されつつあり、やはりそういう時期なのかと思ってみる。

2005.05.21

前へ進むために

 昨日の朝ゴミを捨てに行こうと走ったら足がよろけてアスファルトの道へダイヴ。ひざや足に傷を負った。傷の状態から休んで様子を見た方がいいと判断し、すぐ同僚に電話をかけた。手当をしたあと具合が悪いのでひたすら眠り、午後から起き出す。ものを取り替え傷の状態を見たあと、諸々のことを片づける。その後準備はしていたが、時間と日程の関係から無理があるとあきらめかけていたことを実行に移した。職場の人が知れば「ズル休み」とか「サボリ」と言われるだろうが、途中いろいろなことに気づき身も心もリフレッシュした。そう考えれば朝の「想定外」の事態にも感謝したくなる。今朝まだ夜も明け切らないときに調子っぱずれの意味不明の歌を歌っていた下の住人も自分を起こしてくれたのだと思うことにする。

2005.05.17

シンクロあるいはセレンディピティ

 昨日は昼から自分の棚卸しをしていた。ある人に30代はあっという間に過ぎてしまうから今のうちにしっかり方向を決めておかないとずるずる行っちゃうよと言われ、「10年後の自分」を考える前にまず今までを振り返ってヒントを探していたのだった。休憩をはさみつつもこれまでの軌跡を書き留め、一段落ついたところで約束の時間が近くなったのでいろいろ確認して出かける。

 おとといNさんに誘われてその友達の人たちと一緒にワークショップのようなイベントに参加した。そのイベントに参加した人で紹介したい人がいるからと、お茶でも飲みながら話をすることになっていた。土曜日の渋谷はさすがに混んでいて良さそうな店はどこも満員状態。やっとゆっくりできそうな店を見つけて話し始める。

 どうも身の上話が多くなってしまうのはしかたないかもしれない。途中でひとり増え、自分がしたある話に素直に感動したりするので「うわ、この人たちいい人だ」と内心驚いたりした。その後何気ない発言から今まさに関心があるあたりの話題に移り、得意分野ということで話している人たちものってきた。実はそろそろ行かないと自分の次の予定に間に合わなくなることは気づいていたのだが、話を打ち切るのはもったいないのでそのままにしていた。予定の時間が迫ってきた頃、ひとりが唐突に気づきお開きとなる。Nさんにはあとで自分の関心分野に詳しい人を紹介してもらえることになった。知り合って10日でこの展開は予想していなかった。

 次の予定である自主映画界の極北イベント(?)「映像温泉芸社 in シネマボカンVol.12」のために池の上へ向かう。チケットはあるものの会場がせまいので席が空いているかどうか不安だったが、ちょうどいい席が空いていて助かった。今回は中村犬蔵さんの初期作品を集めた「ひらべったいデンキネコ祭り」ということだったが、遅れて席に腰掛けるとなんだか雰囲気が違う。芸社のことなのでまた大がかりなネタを仕込んでいるのだろうと勝手に納得させて満喫した。毎度のことながら小ネタで笑わせつつ押さえるところは押さえているのがすごい。

 銭湯に行ったあと棚卸しの続きをやりたかったので、打ち上げには参加せず挨拶して帰る。新宿西口に出るとどこかのバンドがストリートライブをやっていた。そういえばここで会ったんだよなと思いながら足を進めると、たった今ハッチズクローバーが始めたところだった。ちょうどよかった。終了後前回は買えなかったCDを買う。そのときメンバーの人に「○○○○の人に似てますよね。一瞬本人かと思ってびっくりしました」と言われる。確かにそのバンドのヴォーカルの人は、あるお笑いコンビの片割れとともに似ているとよく言われるが、実際のところどうなんだろう。

2005.05.15

10年後を見据えて

 改めてというかようやく思い知ることばかり。確かに今変えないと一生変わらないかもしれない。

 同僚MとH氏の辞職騒動についてはMが雇用先が派遣元から派遣先に移り、Hが残留という予想通りの結果となったようだ。すんなり決まったのは話がこじれてふたりとも去ることになったら、自動的に自分もいなくなるということがわかっていたからなんだろう。派遣元の親会社から改めて慰留の確認の電話があったことを考えると、いそがしさにかまけて嫌気が差している場合じゃないとつくづく思う。気持ちはあっても実行に移していないことが多すぎる。

2005.05.12

誤算

 昨日少し早めに帰ったにもかかわらず起きれず。疲れためすぎ。やはり今週は早く帰ったほうがいいのか。

2005.05.10

意識と現実化

 昨日会った人たちとあるイベントに行って来た。場所がわかりづらいとかで何人かで待ち合わせて行く。渋谷は全然詳しくないので自分としてはお任せコースといった具合。待っている途中Nさんの弟さんなる人が通りかかり、てっきり彼女と遊びに行くんだと思っていたら会場にいたのでびっくりした。知り合ったきっかけを聞いてまたびっくり。ふたりとも雰囲気の良さそうな人でお似合いなのかなと思う。

 イベントはそのNさんとHさんが働いている会社でやっているメンタルトレーニング合宿の成果発表会のようなもので、多少なりともあやしいものを想像していた自分としてはなかなかどうしておもしろく、第一部の方はバカ映画の上映会に来ているようなノリで大笑いしてしまった。とはいえ内容はかなり深刻な問題を扱い対処法を説明しながら一緒に考えるといった趣で、自分はだいたい言うことがわかっていたがそのわかっているつもりが一番危ないと思う。プログラム参加者の熱の入りっぷりが初々しく、ふと学生寮時代を思い出した。

 第二部はある問題を劇仕立てにしたもので演技っぷりがすさまじくつい引き込まれてしまったが、あとで聞くと直前までシナリオを書いていてセリフはほとんどアドリブだったそうな。まさしく一部の自主映画でいう「神が降りた」状態か。最初に説明として使うはずだった映像が機器トラブルで使えなかったところも自主っぽい。イベントのラストを飾った映像はソフトの機能でつくったにしてもすばらしい出来で、確かにこのイベント全体をリハーサルなしで企画・立案から含めて3日で準備したというのはすごい。

 その後交流会となったが、自分としてはひそかに反省の嵐だった。会場を出たあと時間があったので、3人でとあるハワイアンレストランに入る。交流会以降、改めて自分の足らないところと関心の在処がわかった。目の付けどころが人とずれているのは認めるが、ひとまずHさんには「文学青年だから」と連発するのはやめてほしいと思う次第。

2005.05.08

三度目の正直

 連続して初期不良を引いてしまい、かなり購入意欲が失せていたポータブルDVDプレーヤだが、連休中にたまたまほぼ要求を満たすものが見つかったのでその場で注文した。それが昨日の夜中届いた。到着を予想しておらず深夜指定していたことも忘れていたがそれはそれ。ちょうどよかった。

 今朝おっかなびっくり動作確認してみるとちゃんとDVDが読み込まれ問題なく再生できた。たったそれだけのことなのにえらく感動してしまい、わくわくしながら見ていた。音に関しては多くを期待しておらず画質に特に文句はない。今までのことはこれを買うための準備だった。そう思おう。これでやっと見られるよ。パソコンを買い換える必要もない。

2005.05.08

以下省略

 話は前後するが、返答の意味で簡単に書いておく。この間ストリートライブのあとで「なぜに新宿で下駄?」とつっこみを入れてきた人とその友達の人に会いに昼前渋谷へ行った。ランチで和とベトナムどちらがいいか聞かれて和と答えた自分は、カジュアルではあるが落ち着いた絶対自分ひとりでは行かないだろうなと思う店に連れて行かれた。

 そこで「ちゃんと飯食ったな」感のある食事をしつつ(と書くといろいろ語弊がありそうだが)、会ったばかりではしないだろう話題に花が咲いたのだった。途中眉間の奥が熱くなる感じがあったり、わけもなく嫌悪感がわいてくるところがあって自分がよくわかったりもしたが、確かにHさんの話は関心のない人が聞いたらかなりあやしいと思う。で、自分たちのことを最初どういう人だと思ったかという、大変答えづらい質問をされたわけだが、その答えとしては以下の通り。

 Hさんについてはとらえどころがないというか、誰かに似ているとしか思わなかったがそれでは答えになってないと思うので、仕事でいえば企画・提案あたりをやっているのではないかと。あと決めつけというか「これはこうだ」回路ができていてどんどん行動していく人じゃないかと。Nさんについてはわかりやすいというか(偏見ながら)見た目であるイメージが浮かんだがそれは言いづらいので、仕事でいえば児童関係の編集あたりをやっているのではないかと。事前の印象としてはそんなところで。

2005.05.07

緑の息吹

 夜銭湯に行く途中、どういうわけかあるにおいが充満していた。最初はとうもろこしでも煮ているのかと思ったが、まさかそこら中で煮ているはずもない。まだ時期が早いような気がする。なぜか気分がすぐれず考え事をしていたせいもあってか、帰り道アパートの近くまで来たところでやっと忘れ物をしたことに気づいた。急いで部屋へ戻り荷物を置いてから銭湯へ走る。銭湯を出るとき親子連れとすれ違った。「青臭い」と顔をしかめる母親に子供が意味を尋ねる。「木のにおいよ」

 なるほど。そういうことか。

 目の前の霧が一気に晴れたような気がして、最初はめんどくさいと思った忘れ物にも感謝したくなった。シャンプー忘れてよかったんじゃないかと。自分の銭湯ルートは緑が多く、緑が鬱蒼と茂る英国大使館のそばを真夜中に通ったときも似たようなにおいがしたことを思い出した。その後フィトンチッドは植物が自己防衛のために出すことも思いだし、何かあるんじゃないかと不安に襲われるが、「旧暦では明日から4月だから」とわけのわからない理由で納得させ部屋に戻る。以上のことをネタにしたくてたまらなくなった自分にある意味ほほえましくなった。変人といわれる理由がわからなくもない。

2005.05.07

脳天を貫くような

 無限供給という考え方があるそうな。

 「必要なとき、必要なだけ、必要に応じて、現れる」

 確かにそうかもしれない。昔からの理想だ。

 ともかく、なんというか自分の嗜好と方向性がよくわかった連休ではあった。ある面では非常な解放感を味わい、ひとまずありがたい。

2005.05.05

衝動と意識の間

 以前ここに一日一食をひそかにめざしていると書いたが、最近体の方で本当にそれで十分になってきた。疲れているのかエネルギー過剰なのか、はたまたこれがいわゆる「想念の力」というやつなのか知らないが、なんだか複雑な気分ではある。よくわからないうちに5日も終わりそうだ。

2005.05.05

偶然の出会いパート2

 土曜日のふたり目の人に続いて。想定外の。

 読もうと思った本には全然手がついていないが、昨日今日でやることはあらかた片づいた。あまり生産的とは言えないことをしている気がするが、精神衛生上しかたがない。

 たまたま夜からハッチズクローバーのストリートライブがあると知ったので新宿駅西口で待機していた。ずいぶん前に通りかかって以来だ。準備中に私服警官が通りかかり、開始が危ぶまれたが時間をずらして無事始まった。3曲だけだったがやはりいい。今月の21日に渋谷BOXXで行われるというワンマンライブのチケット販売に人が群がっていた。どうしようかと思っていたところへそばにいた女の人ふたり組が声をかけてきた。

 自分が履いている草履と下駄の中間のような履き物につっこみを入れてくる。確かに新宿であまりそんな人はいないだろうし、サンダルならともかく下駄は目を引くだろう。サンダルもどうかという気がするが、やはり女の人がミュールを履くのとはわけが違うんだろう。たぶん。引っ込み思案で自己完結しがちな自分にはできないつっこみではある。ともかくも長話になり、連絡先を交換してあとで会うことになった。

 なんだこの展開は、とも思うがひとまずおもしろそうなのでよしとしよう。ライブは行けるかどうかわからないし、CDはあとでも買えるとしよう。声をかけてきた方の人はどこかで見たことあるなあと思っていたら、大学時代の寮の先輩がつきあっていた人に似ていた。一時期から大学関係の人とはまったくと言っていいほど連絡を取っていないが、どうしているだろうかとふと思う。

2005.05.04

落とし前

 落ち着いて謝罪したい気持ちになったので、最初の人に電話を入れてきっぱり断ってきた。かなり後味の悪い結末になったが、これも自分のあいまいさが招いたこと。しかたがない。弱さを思い知らされた。まあ中途半端はいかんということで。しかし明暗を分けたな。

2005.05.01

偶然の出会い

 気がついたらあっという間に日曜なので少し振り返ってみる。

 木曜日。NTTは単価は下げてもフォローはせずただ件数を増やすことに専念している感じ。そのあおりをNTT-MEがくらい、下請けの工事会社は件数をこなすだけで精一杯というところ。(派遣元の親会社の)社長からの電話で同僚ふたりがやたらヒートアップし、大変物騒な話をしていた。ろくな目に遭わされていないのはわかるが、派遣先の部長がいる前でそんな話をするのはさすがにまずいだろう。我関せずを決め込むつもりだったが、親会社のつきあいの長い幹部の耳にだけ入れておくことにした。

 金曜日。いろいろ宅配便を受け取り、昼からシネマ秘宝館26のために新宿歌舞伎町のロフトプラスワンへ行く。昼の部にして正解だったらしい。開始前は常連のアWorkerさんのあいかわらずの怒濤のしゃべりに圧倒され、最初のコメントに困る作品群に不安になりながらも途中から持ち直す。むだに興奮し満喫した。夜はある会社が発行しているメルマガで告知したイベントに行く。要は飲み会なのだが、予想よりもよっぽど参加者がいて驚いた。そのうちのひとりに、つい身の上話を熱く語って辟易させてしまったようだ。人のことは言えない。

 土曜日。洗濯その他をすませ、郵便局へ配達物を受け取りに行く。途中で今日東京に出てきたという女の子と声をかけられる。エンゲージリングに関するアンケートという時点でその後の展開が容易に想像でき、本人もむだにテンションが高くて付いていけない感じだったが、電話番号を教えてしまった。用事も済んだので東急ストア方面に向かっていると、また別の人に声をかけられる。今度は洋服の展示会に関するアンケートで、これから企画を作るらしい。なら大丈夫だろうとアンケートに答えていたら変なところで話が弾んでしまった。その後書店で立ち読みしている途中、ふたり目の方から電話があって夜喫茶店で話でもしましょうということになる。

 日曜日。よく眠れなくて布団の中でうだうだしていた。ひとり目からの電話に出てしまい、適当に話を合わせていたら出かけることになった。下心が見え見えな人だったらまだ断りやすかったのに。葛藤の末、土壇場で思い直して無視することにした。下手に断りの電話を入れてもあとが面倒だと思ったからだが、たびたびの着信に良心の呵責を感じて後悔した。やはり気のない約束はしてはいけない。気分を紛らわせようと宇多田ヒカルのベストを聞き、せっかくだからとまとめてアップした次第。何をしているのだ自分は。

2005.05.01

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