神田川生活

Love for all, learning from all.

2004.8.1〜2006.4.7

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人生の転機

 昨日は昼過ぎにふと思い立って軽く部屋の模様替えをしていた。あるバッグを壁に掛けてから何かにとらわれるように変化が始まり、衝動に振り回されるように行動していた。一体自分が何をしたいのかわからない。夜中、次なる行動にとまどった自分は壁からバッグをはずして見えないところへ追いやった。途端に憑き物が落ちたようになり、今までのことはなんだったのかと首をひねった。よくわからないが捨てるべきものを捨てたのは確かだ。気を取り直して「千と千尋」でも見るかと、放りっぱなしにしていたDVDを封筒から取り出して準備した。

 というわけで今さらながら『千と千尋の神隠し』。今までいろいろなところから話は聞いていたので、なるほどこれがあのことかなどと思いながら始めから引き込まれ、クライマックスではついガッツポーズまでしてしまった。さすがに絶賛されるだけのことはある。ともかくも今の自分にぴったりの映画ではあった。それにしてもいろいろなしかけや比喩が込められている作品であり、その想像力に驚くとともにわが身を省みてしまった。明かりを消してからも頭が妙に冴えて、分析しているうちに眠りにつく。

 これを書いている今日は昼に国勢調査員の訪問で起こされ、体調がどうも思わしくないので用事をキャンセルする。季節は秋分を過ぎて秋真っ盛り。天気は雨降り模様。また台風が近づいているらしい。こんなときは読書に限る。気がつけば来週で上京してから丸5年がたつのか。思えばずいぶん遠くまで来てしまったような気がする。後悔したことは多々あるが、今なら適切なときに適切なことが起きたのだと思える。すべてはこれから。

2005.09.24

気にしすぎというか抑え過ぎ

 なんというか問題は自分がしたいこと以前に人の意向に合わせようとする―あるいは合わせてしまう―ところにあるような気がする。それはともかくとして昨日は残業中、同僚の代わりに土曜日出ようかと電話しようとしたら、土曜日行われるイベントの誘いの電話がかかってきた。泊まりの人しかいなくなった中で衝動に駆られていろいろと片づけていたら、もう少し先延ばしにしていたらまずいことが見つかったり、緊急事態が発生して他の人の役に立てたようだった。すごいタイミングだ。

2005.09.23

まったりとした

 昨日でひとまず一段落ついた。あとはまあ信じるしかないだろう。夜から飲みに行き、店に入った瞬間普段は見られないものを見ることになる。連休だからなのか本当に常連しか来ず、話の流れで早めに店を閉めてボーリングに行くことになった。たぶん大学を卒業して以来初のボーリングで飲みながらやったのも初。ガーターの連発でせっかくのストライクやスペアを生かせずさんざんな成績だったが、まあそんなもんだろう。部屋に戻ってからは、宅配便を受け取るために起きた以外はひたすら遅くまで寝ていた。まさに連休のなせる業。

2005.09.18

流れゆく祈り

 朝起きてなんだかいろいろリセットしてしまいたいが、たぶん同じことがくり返されるだけなのでしてもむだだろう。ここを乗り切ってこそなのか。同じ事柄でもどこに立ってどうとらえるか。タイミング良く人と会ってパワーをもらえているのはありがたい。冷静な視野と休息が必要だ。

 おととい読み終わった『人生の旋律』は泣ける。自分にしてはめずらしく、読み終わるのがもったいなくて大事に読んでいた。途中から頭の中でビリー・ジョエルの「Piano Man」が流れていた。

2005.09.16

おかげさまで

 土曜は夕方からの職場の飲み会にも出席せず、同じく欠席のH氏に協力してもらいひたすら図面をつくっていた。おかげであらかた片づいた。今日は残りをやりつつ、頃合いを見計らって同僚Mと一緒に上がった。前回Kさんのところへ行ったときに話の流れで、じゃあ快気祝いに「ピンクのドンペリ」と間違えられたスパークリングワイン持っていきますよ、と言って今朝本当に持ってきて手渡していたのだった。ドアを開けるとすでに飲み始まっていてゲストがひとりいた。一同はワインとたまたま手に入った貴重なうまいつまみに満足し、これまた話の流れで次回Kさんの誕生日にも差し入れることになる。調子に乗っていろいろ注文してしまい頭を抱えていたところでちょうどよかった。自分としてはひとまずワインの味が噂に違わないものだったので一安心というところ。

2005.09.12

便利さの代償?

 職場のプリンタが故障してA3を認識せずA4しか使えなくなってしまったため、同僚Mが注文したプリンタが今日届いた。自分の席の脇が設置場所となったのでマシンを移動して場所を空ける。これですぐ手の届くところにプリンタ、コピー機、FAXがそろったことになる。なんだか電磁波に囲まれた恰好となってしまった。スペースの関係で電話機がじゃまといえばじゃまだ。他の人には絶対紙取り係になるよと言われるが、それよりプリンタの音が気になる。新しいプリンタはA4専用となったプリンタよりよっぽど早いが、音がうるさい。そして自分は今日もぎりぎりだ。すべては明日。明日片づけるよ。

2005.09.09

本場?

 なんというかいろいろなことに振り回されてぎりぎりの状態。しかたがないので土曜日出て金曜日がんばろうと切り上げて帰る。電車に乗っていると新宿でメイド服―というよりアリス服の方が適切か―を着たブロンドの女の人が乗り込んできて目を見張った。金髪・色白・小顔にゴスっぽい化粧、黒いフレンチスリーブワンピースに白いエプロン、さらには素足に黒のローファーといった出で立ちについ目が釘付けになってしまったが、違和感を感じさせないところがまたすごいというかさすがだ。大きな紙袋を持っていたがイベントの帰りか何かなのか。

2005.09.08

ついに来た

 日曜日の夜から激しい雨になると聞いていたのでそろそろ降り始めたなと思っていたら、突然区内放送があった。神田川が増水して危ないから近づかないでねということらしい。坂を下ったところにまさに神田川が流れているがそんなにやばいのか。パソコンを立ち上げながらそんなことを思っていたら、かつてないほどの勢いで雨が降り始めた。タイミング合いすぎ。日曜の雨と台風の進路については、週明けゴルフというOさんの関係でさんざん一部で話題になっていた。現時点では同僚Mの言う通りになりそうだ。

 今日は旧暦8月の新月。あと2週間でいわゆる「仲秋の名月」。そんなことを朝起きて気がついた今日は滞っていたものを片づけ、今後の方針を決めていた。ある意味むだな時間を使ったかもしれないがいろいろなものを見分け、自分の習性についても理解が深まった。本当にピンチはチャンスだと思う。特に自分のような人間にとっては言われないとなかなか気づかない。気づいても実行に結びつかない。今までは言い聞かせているだけだった。まあある程度自分に余裕ができたからそう思えるのかもしれないが。うまいようにできているものだ。そうこうしているうちに再度避難勧告の放送があった。放送している人はおつかれさま。どこかで雷が落ちている。比べるつもりはないが、なんとなくカリフォルニアやインドネシア、新潟を思い出す。

2005.09.04

変革へ向けて

 銭湯に行き風呂から上がったあと、いつものように体重を量ったらなんと40kgを切っていた。どおりで鏡で頬がこけているように見えたわけだ。なんてことを書くと「ちゃんと飯食ってる?」と聞いてくる人たちをよけい心配させそうだが、幼少時をのぞいてはおそらく人生初なのでちょっと書いてみたかった。今月から調整局面に入ろうとしている自分だが、ここを正念場と先手先手で切り抜いていきたい。

2005.09.03

調整中

 今日から9月。何かと変わり目の月。仕事の方はまあまあいいペースで進めているが、私生活でもなんとかペースがつかめてきたような気がしないでもない。

2005.09.01

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