神田川生活に

2006.4.8〜2008.2.29

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折り返し

 明日から7月になる。今年もあと半分か。下旬から急にいそがしくなったが、なんとかペースもつかめてきた。部屋が暑い。そういえば今年も雨が降らない梅雨なんだろうか。

2006.06.30

雲のむこう、約束の場所

 最初は一歩引いてみていたが、どんどん引き込まれ何度も泣いてしまった。すごいよ新海誠。願わくはわれ、希望を与える人とならん。

2006.06.25

精神的支柱

 めずらしく日付が変わってからもラジオをつけている。さっきまで聴いていた。元スーパーカーで最近ソロ活動を始めたフルカワミキの話は同じ八戸出身だからというわけでもないが共感できてライヴに行きたくなる。

 それとは関係ないが最近、今となっては所有している唯一の長編マンガとなった『LOVELESS』(高河ゆん)と、自分が好きそうなマンガだからと貸してくれた『GUNSLINGER GIRL』(相田裕)が気になってしかたない。どちらも依って立つ人なり何かを見つけた人々の物語なことに今さらながら気づく。

2006.06.25

二念をつがない

 気がついたら夏至を過ぎていた。

 ともすると都合のいい言葉で現実を見たいように解釈しがちで、ときには見たくない現実を直視することも必要だと思うこの頃。物事は捉え方によっていかようにでも姿を変えるが、判断を保留して徹底的にありのままに見切ってからの方がよけいな不安や期待に惑わされず、情報の洪水に流されることもない。とはいえ「ありのままの自分を受け入れて」と言われた自信のない人と同じぐらい実行と継続がむずかしい気がする。

2006.06.24

目から鱗

 今まで特に気にすることはなかったが、あるハプニングから不安になっていろいろ調べてみた。そういうことだったのか。気づくの遅すぎ。というかこの歳まで知らなかった自分にある意味驚き。

2006.06.19

受け入れた先

 何があったというわけでもないがちょうどエアポケットに入ったように、沈んで何がしたいのかよくわからなくなっていた。結局人に依存せずにはいられないのか。たった一言だけでもよみがえるというのに。

 放置していたエミネムの「8 mile」を見る。しみた。軽々しく使いたくないが、わかるよ。朝起きればエアポケットも無事に抜けているはず。そして仕事に行こう。

2006.06.18

今さらながら

 以前アフタヌーンの付録に「蟲師」の特別編集版DVDがあった。監督と主人公の声を当てた俳優さんがアニメの見所を紹介するというものだが、今日やっと中身を見た。確かにこれはすごい。原作の雰囲気を見事に再現している。映像のクオリティ高すぎ。ギンコの声は自分のイメージとは違ったが納得できるのでちょっと第一話からみたくなった。本放送はとっくに終了しているし、衛星放送もほとんど終わりのはずだし、それ以前にテレビないしで、やはり総集編DVDか。

2006.06.18

今さら

 そもそもの始まりがジンやウィスキーを炭酸水で割ったハイボールの焼酎版だったチューハイという飲み物。店でつくっているものは知らないが、缶入りは大半が焼酎ではなくウオッカを使っている。スクリュードライバー、ソルティードッグ、モスコミュールといった有名カクテルがウオッカベースなことを今さらながら知り、ますますチューハイとカクテルを隔てるものはイメージの差だけという気がしてきた。そんなことをいったらカクテルは奥深くて云々といわれそうだが、こうなったらジンも焼酎と変わらないんじゃないかと思ってしまった。さすがにそれはいきすぎか。

2006.06.17

直近

 移籍騒動が某部長の独断専行で、他の人は何ひとつ知らされていないことはわかった。今のところ短期で戻ってくるかもしれないし、もう戻ってこないかもしれない。戻ってこない可能性が高いがこの際どちらにしても、見切り発車でもやるしかない状況だ。負担250%という同僚Mとは対照的に、今後を考えると頭が痛いがなんとかなるだろうと思っている。この差は一体。まあ自分の考えが甘過ぎとか抱えているものの差なんだろうが、ひそかにわくわくしていたりする。実際に突入してみたら音を上げるかもしれないがそれはそれ。いい機会ではある。

2006.06.16

脱力

 昨日、電車の中で黒髪の仕事帰りのOLとブロンドの外国人のカップルが並んで座っているのを見かけた。どちらも色白だがOLの方はどことなくくすんで黄色みを帯び翳りがある感じがする。ブロンドの方は乳白色にピンク色を帯びている。赤ちゃんの肌ともまた違い、人種の違いを感じさせられた。

 金髪にした日本人を似合わないと切り捨てた人がいるが、ブロンドの人が髪を黒く染めても似合わないだろう。並べてみると確かに黒髪は息をのむほど美しく、ブロンドは「日に焼けて野ざらしの」との金髪の形容や「搾り立てのミルクのような」との肌の形容がぴったりくる。ついでに「乳臭い小娘」もブロンドならではか。ふと昔読んだ小説を思い出して納得してしまった。

 さてH氏移籍騒動だが、結局は先方で少芯系の一般工事をやる人がいないから短期で人貸してということだったらしい。H氏が最初聞かされたところとはまったく別のところに来週の月曜から行くことになるそうな。あれやこれやで本社の某部長に振り回された同僚Mはぶち切れたいのをなんとか抑えていた。いやはや。今週から後任ではないが新しく来た年輩の人はすごい実績があるようで、確かにそれならスカウトもかけるだろうさ。

2006.06.15

先入観をはずす

 ブルース・バートン『誰も知らない男』(日本経済新聞社)を読んでいる。彼ほど有名な男もいないだろう。だが今までの誠実だが不幸で弱々しく禁欲的なイメージとは裏腹に、楽しみを愛する心と頑健な体、強烈なリーダーシップにあふれ、頭の回転が速くいかに広告とPRに秀でていたか驚かされている。彼は誠実かつ果断に自らのなすべきことを成し遂げた。

 著者は「いつか誰かがイエスについて書くだろう。経営者が読んだら、きっと相棒や部下に読ませたくなるに違いない。何しろそこには現代ビジネスの創始者のことが書かれているのだから」と誰かを待ったがついに現れず、自分で書き1920年代のアメリカでベストセラーとなった。

2006.06.14

偶然を待つ力

 あれこれ動いて見当違いな努力をするよりもお任せした方がうまく行くような気がする。怠けるわけではなくて。ともかく生活整理中。

 銭湯からの帰り、坂の途中にある飲食店の主人に声を掛けられた。いつも店の前を通るのでどこまで行くんだと気になっていたらしい。見られていたのか。最近は本当に銭湯が少なくなったねと嘆いていた。通っている銭湯の場所を聞くと「そんなところまで歩くんだ。あそこまだあるんだ」と驚かれる。そんなに遠くないと思うが、確かに近所では他に聞かない。部屋に風呂が付いていたとしても使う気がない自分としては気になるところではある。

2006.06.10

弥勒の世

 いろいろ思い悩んだり惑わされたり勘違いしたりすることはあれど、6が3つ並ぶ日に調和と優しさを。自らが生み出した感情の迷路とこれまでの迷いにさよならを。しっかりしろ自分。ちなみに旧暦の場合は7月1日。皇紀2666年6月6日にあたるそうな。

2006.06.06

なんと言っていいのか

 ついにというかなんというか、同僚のH氏が今月半ば近く他の職場に移ることになった。来るとは思っていたがこのタイミングとは。Sさんとともに少芯系の一般工事の担当者になってしまった同僚Mは「空気読めよ。せめて一般工事の設計が終わってからにしてくれ」と憤っていたが、派遣元や派遣先の幹部にそれを求めても。彼らはそこはあまり気にしていない。後任で来るという年輩の人にもよるが、現時点で言えることは自分の負担が増えるのは間違いない。さてなんだかんだとお膳立てがそろってしまった。どうなるかひそかに楽しみではある。

追記:後任が来ることは来るそうだが、H氏が本当に移るかどうかは先方次第らしい。場合によってはSさんが移ることもあり得るそうな。なんだかな。

2006.06.02

胸にしまっておく

 6月になった。いつもジーンズの女の人が、髪を束ねスカートをはいて夏らしい涼しげな装いで通り過ぎるのを見かけて思わず声が出そうになったり。吹けない口笛を吹きたくなったり。

 夕方どういった経緯か会議室で飲み会が企画されていたので参加する。そこで赤裸々な話がされていろいろなことがわかったのだが、まあそれは胸にしまっておこう。責任をとるつもりがないことに関わりたくはないし、無知は危険だが、無責任な知識はもっと危険だと言うし。

2006.06.01

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