神田川生活に

2006.4.8〜2008.2.29

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終わりなき

 鼻水から緑色が消えて痰の絡まない咳が出てきたので、手っ取り早くこれからは薬で止めることにする。それにしても今月はやられまくっていた。まるで来月以降を先取りしたかのようだ。ってまだわからないが。ともかくいろいろつかめてきて、ある程度見えてきた。このままずるずる引きずるわけにもいかない。来週こそは立て直そう。

 昨日の残業中に他の人と話していて自分が言った言葉は、今まで自分でもよくわからなかったことをうまく言い表していて、なるほどそういうことかと思い出しながら納得していた。

2006.10.27

マンガのヒーローみたいであり得ないと人は言い

 ロッテの次は日本ハムが44年ぶりの日本シリーズ優勝。つくづく今年は北海道づくしだ。今回の日本ハムは新庄効果か、まさに勝利の女神がそばに控えていたような勝ちっぷりだった。勢いのあるチームはこうも違うのか。運も付いていた。それにしても新庄、このタイミングで引退とはやはりかっこよすぎる。本人が楽しむことで確実に場の力を上げていたよ。

2006.10.26

せっかくここまで来たのに

 ひとまずAさんのご冥福をお祈り申し上げます。昨日の葬儀には参列できず、まだ実感も持てませんが安らかにお過ごしください。

 月曜に風邪をひいたようで、昨日から鼻をかみすぎて真っ赤になっている。今朝は頭痛で起きられなかった。そろそろ鼻水から咳の段階へ移りそうだ。たまった疲れと度重なる生活の乱れと急激な気候の変化が重なって、耐えきれなくなった体が強制的に防御プログラムを発動させたのか。今月は残業時間も過去最高を記録してしまった。しばらくはおとなしくしていよう。

 風邪をひくたびに野口晴哉という人が書いた『風邪の効用』を読む。ということは身に付いていないんだろうな、やっぱり。

2006.10.25

まだ見ぬ都

 スティングというと大学時代を思い出す。昨日髪を切りに行ったらスティングの曲が流れていた。寮に入った当時同室だった先輩がよくポリスのベストをかけていて、そこで初めて知った。隣の部屋だった先輩に次の年スティングのベストを借りてダビングし、よく聞いていた。

 さっきまで聴いていたラジオでは、今年の夏にフランスはブルターニュのカルカッソンヌで行われたというスティングのインタビューの前半が流れていた。シェークスピアの時代に生まれ各地を放浪した後、17世紀前半のイングランド宮廷で活躍したリュート奏者ジョン・ダウランドの曲を村治佳織嬢が演奏してイングランドの合唱団が歌ったアルバムの発売記念らしい。スティングもリュートに興味を持ち、ダウランドの曲を歌ったアルバムを出していたようだ。

 反応する人はほとんどいないと思うが、カルカッソンヌというとダンセイニ卿の短篇『カルカッソンヌ』を思い出す。訳者によっては地上にはないファンタジーの領国のイメージを強めたいとして、あえて『カルカッソーネ』としている。

 功なり名を遂げた王が長年ののち自らの青春を記念して宴を催す。宴のさなか、予言を命じた魔法使いの「陛下はカルカッソーネに行きつくことは決してありませぬ」との言葉に奮起し、情報を集めさせ若さにまかせて軍勢を引き連れ伝説の夢の都へと旅立つ。結局は都へたどり着けずに老いさらばえてしまうのだが、その姿が「ここではないどこか」を探す自分にどこか重なる気がした。

 予報では週明けから天気が崩れると聞いていたが、新月を迎え旧暦では9月になった今夜、早くも大雨になっている。これからさらに寒くなるな。

2006.10.22

きりがない

 すんでしまったことを後からあれこれ言ってもしかたがない。そのときはそれしかできなかった。他の方法は選ばなかった。悔やみきれないのは今の状況よりも、その行動をとらなかったときの方がよく見えるから。

 他の方法があったとして、まず本当にそちらを選ぶとは言えず、選んだとして今よりも満足がいく結果になったかどうかもわからない。それよりは与えられた状況をいったん受け入れて、最悪と最善の結果を想像し、一息ついたあと「さて、どうするか」と「どうしたいのか」の間をくぐり抜けて一所懸命に事に当たった方がいい。物事は常に修正をくり返しながらあるべき方向へ向かっていく。それがいい悪いは今の自分が決めることではない。信じてやるだけだ。

 書いてみたら全然違う話になってしまった。周囲を鏡にして自分を考える、といいつつ、つくづく理由付けというか自己完結好きだな。答えは自分の中にあるといえば聞こえはいいが。

2006.10.22

謎のシステム

 何をやっているのだ、自分は。これでは叶わぬ思いをぶつけるストーカーと同じじゃないか、とたまに思う。思い過ごしだとあとから思って、そんでまたタイミングをつかまえて、笑って、あとからせつなくなって。でもそれもこれも全部、逃避から来ているのかもしれない。

 冷暖房が復活して気がついたら、ずっと故障中だった時計も復活していた。なんだったんだ。白黒コピーも有料という事実が発覚してから、ひとりをのぞいて誰も使わなくなったカラーコピー機がどかされて、急にサーバー用の19インチラックが設置されていた。あるシステムで使うらしいのだが、その名前を言っても誰もわからず。一体今度は何を始めるつもりなのか。

2006.10.20

やっと

 いろいろばたばたしているうちに10月も後半になった。疲れがたまりまくっているが来週からは落ち着くだろう。そう願いたい。なんとかまあ思った通りには進んでいるのでそこはありがたい。今日は仕事を早めに切り上げて歯医者へ行き、前回仮ぶたをつけた歯に保険外治療で詰め物をした。これでひとまず何も気にすることなくものが噛める。そういえばついに部品が手に入ったらしく工事の人が来て職場の冷暖房が復活した。

2006.10.19

「今日はリーダー」と呼ばれ

 なんだかFさんとの話の流れで自分がとりまとめることになった基本設計との飲み会に行って来た。初めて基本設計の人たちが全員そろい、こちらの設計も誘わなかったチーフをのぞいて急遽全員参加することになった。他の人たちは皆イメージ通りだったが唯一Fさんだけがイメージから大きくそれ、施工管理のAさんとかなりキャラがかぶっていた。それをAさんに言ったらショックを受けるだろうけど、ともかくこれで全員の顔と名前が一致したことになる。多少のハプニングはありつつ、可もなく不可もなく普通におもしろかった。

2006.10.18

良くも悪くも

 いろいろな情報に来し方行く末を考えさせられたり。

2006.10.17

今は昔

 昨日はとある講演会に行った。会えるといいなあと思っていた人が自分の隣の席だったのでびっくりした。確かにすごいシンクロだ。今の形式では今回がラストのようなのでちょうどよかったかもしれない。終了後、同じ建物にある店で語り合った。向こうはどうか知らないがいつまでも話し続けられるような気がしたり。いろいろ思いつつ。

 今日は大学の時にお世話になった寮のOBの先輩が資格試験のために上京するということで、いつものメンバー、というか諸先輩方で集まった。今回は紅一点で以前ちょっとあこがれだった先輩にひさしぶりに会って、やはり相変わらず綺麗だなと思ったり。

 ひとりだけ年の離れた自分に対して以前はあんなにぴちぴちだったのに目の下にしわができているんだから、みんな年取ったんだねと言われて軽くショックを受けたり。年齢よりは日頃の不摂生が原因だと思い、せめて酒は控えようかと思ったり。半数が既婚者で奥さんとの問題をそれぞれに抱えていて大変だなと思ったり。どうなんだろうね。

2006.10.15

あとは寝るだけ

 金曜から日付は変わってしまったが、ひさしぶりにワインを飲んでいる。最初はコンビニで買ったハーフの白ワインを飲んでいたが、途中で部屋に買い置きしていたワインの中で今流行の自然派ワインの白に切り替えた。赤だと重いかと思って白にしてハーフボトルにしたのにそれじゃあ意味がない。いや、あるか。フランスで有機農産物認定を受けたものだが、最近自然派ワインがひそかにはやっているというのはあとで知った。先に飲んでいた方もまずくはなかったが味のあからさまな違いに驚き改めて思う。

 何を思ったかは書かない。ワインをまとめ買いしたサイトではよく一本だけ買うと後悔するのでまとめ買いしてくださいとあおられていたが、それがただのあおりで書いているんじゃないことがわかる気がする。部屋で飲む分にはワインの酔い方が一番好きだ。ビールでは物足りなく焼酎では明晰になりすぎる。

2006.10.14

熊との遭遇(失礼)

 施工のチーフというか施工管理のAさんは、突然歌い始めたり誰とも呼わずに話し始めたりするので、今でもたまにとまどってしまう。そのAさんが「お父さん」と呼んだので誰のことかと思っていたら自分が呼ばれた。どよめく一同。どう見てもお父さんぽくないじゃないですかと抗議する。脊髄反射のような質問にも答えてきた自分だが、むしろ体型からしてもひとつかふたつ年上のAさんの方がよっぽど「お父さん」で自分はむしろ息子だ。

 宴会部長でゴルフ侍のOさんの影響なのかどうか知らないが、なぜか最近ゴルフを始めていてよくそんな話題が聞こえてくる。コピーを待つ合間にスイングの練習をしている様は同僚Mではないがかなり笑える。似合わないとはいわないがなんだか無性におかしみを誘う。まあ当人がよければよけいな口を挟む筋合いもないのだが。本人によると新たに始める人もあまりいないので道具はびっくりするほど安いらしい。

2006.10.13

そんな秋

 Google EarthやGoogle Mapなんかはブロードバンドならではのサービスだと今さらながら思う。ナローでは使い物にならない。途切れなくさくさく動く様子を見ているとある種の感動すら覚えてくる。部屋ではかなりの低速回線を使っているのでよけい感じるのかもしれない。そういう意味では光はすばらしい。月一回しか休工日がないのは勘弁してほしいが。10月も半ばなのに冷暖房が故障したままの暑苦しい職場で、暑いところではいかに生産性が落ちるかわからされたりしていた。

2006.10.12

帰還

 おととい蚊に刺された足がまだかゆい。長期休暇を取っていたチーフが今日から出勤する予定になっていた。今日は来ない、出てくるとしても夜からという大方の予想を裏切り、午前中比較的早めの時間に姿を現した。軽く驚く。肩の荷が下りた。これであれこれ気にしなくていい。さすがに終電ではなくいつもの時間に帰る。いったん慣れてしまうと普通に考えれば十分遅いのにまだ早いと思ってしまう。おそろしいものだ。

2006.10.11

紙一重

 たまたまあるページを見つける。以前誘われた団体の内情が書かれていた。そこまでとは思わなかったが、ひそかに疑問に思っていたことがつながっていろいろ納得する。

2006.10.10

「雨のち晴れ」だと

 旧暦では仲秋の名月だが、あいにくの雨で地域によっては台風並の被害が出たらしい。本当に台風が近づいているようだが、満月の前後は雨になることが多いような気がする。

 仕事中ふと「誰が泣いているのか 教えてよ MR.ROLLING THUNDER」とB'zの「MR.ROLLING THUNDER」のサビが浮かんでそのひさしぶりさに驚きつつ、イントロを思い出して再生したり、「RUN」に収録された他の曲を思い出していた。アルバムではやっぱり「IN THE LIFE」「RUN」あたりが一番好きだな。なんといってもきっかけが当時は曲名を知らなかった「紅い陽炎」だ。大学生になってからこの曲のためにアルバムすべて借りて最後に引き当てたのだった。

 今週は終電続きで来週の月曜が休みだということもすっかり忘れていた。それにしても寒くなったよ。

2006.10.06

終わってみれば

 たまった用事を片づけるのに終始。いくらなんでも集中させすぎた。

2006.10.01

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