神田川生活に

2006.4.8〜2008.2.29

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帳尻

 今日は仕事中なぜかやたら手に汗をかきまくってよく拭いていた。ついに明日から2月なのか。部屋に戻って生活支出の月間合計を出してみた。食費の内訳にいたく反省するも、この内訳、週間では合っているのに月間では合わない。なぜだ。どこかに見落としがあるのか。エクセルでも使えばそういうこともなくなるんだろうがそこまではしたくない。

2007.01.31

埋めるには大きすぎる

 歩きながらふと思った。人生に必要なものはすべて自分の中に用意されていて、いかにそれを読みとっていくかにかかっているんじゃないだろうか。といっても強風にあおられて糸の切れたたこのように翻弄されがちで、油をそそいだ火のように暴走しやすい衝動を抑える一方であんまり読みとれていないのだが。

2007.01.28

パワーバランス

 何気なく手を合わせてみた。指の長さがほぼ同じになっている。以前は左の方がかなり長くてよく人に見せていた。指の長さの違いが体の歪みを表しているのだとすれば、あれからだいぶましになったのだろうか。

 さっき実家から電話があったのでなんだろうと出たら酔っぱらった父親だった。もうそれだけで聞く気が失せる。聞き流す気にもなれない。それはそれは予想通りのことをあれこれくどくどと言われた。酔って電話するのはいいかげんやめてくれ。たまには「はい」と言ったらどうだ、素直に話を聞けと言われるが、失礼ながら時間のむだなので「電話切るよ」と予告して本当に切った。すべて承知の上、外野からあれこれ言うのはいつでもできる。

2007.01.27

足りない対話、認め得ぬもの

 部屋に戻ってからひさしぶりに実家に電話した。ちょうど母親が出てこの時間には寝室へ引っ込んでいるはずの父親には最後まで替わらせなかった。素面ならだいぶましだが言うことが決まっていてかみ合わないのであまり話したくない。向こうでも雪はほとんど降っていないらしい。

 母方の実家の工務店に請われて今まで気になっていたところのリフォームをしたそうだが、詳しく話を聞くうちにカモられたんじゃないかといらぬ心配をしてしまった。高くついても便利になったのならいいかもしれないが、どことなく違和感が残る。まあ実際に見てみないと何ともいえない。以前実家に帰ったときに出奔していた弟はその後また戻ってきて、しばらく実家でひきこもってから今度は関西へ出稼ぎに行ったようだ。なんとなく、「家族的無意識」なるものに思いをはせてみる。

 ちなみに。部屋での禁酒については昨日風邪っぽかったのでワインこそ飲まなかったものの、マンガを読みながらエビス黒を飲んであっさり解けた。鍛高譚でしめて寝る。

2007.01.26

融通無碍には遠く

 いろいろなことが重なって実は火曜から電話が止まっている。また使えるようになるのは明日の午前中だ。その間いろいろなことを考えいろいろなことに気づき感謝してもしきれないこともあった。無理に意味を見出して自分を納得させずにすむような人生を今度こそ歩みたい。

2007.01.25

断片的

 しばらく部屋で飲むのを控えることにする。途中から記憶がない。歯止めが利かない。おかげで今日はひたすら眠かった。

2007.01.22

勇気と覚悟

 ある本に用があったのであおい書店へ行く。中野駅周辺では一番でかいということもあり、品揃えが充実していて自分好みの本もたくさんそろえている。まあこの書店の存在はかつて人に連れられて知ったのだが。なので以前はよく行っていた紀伊国屋書店新宿南店にはすっかり行かなくなってしまった。お目当ての本は見当たらず他の本を読みふけっていた。そんな中に『となりの801ちゃん』という本があった。801はやおいと読む。

 当該サイトの存在すら知らなかったが、最近流行の「ネットで人気が出たコンテンツを加筆修正して本にまとめました」的な本で、いわゆる腐女子の彼女を持ったオタ男子が京都のとある商店街のキャラクターに触発されてそのキャラを使い、彼女のことをマンガにしてみたものらしい。ものすごくおもしろく読めてしまった自分はどうなんだろう。ある意味うらやましいとすら思ってしまった。さすがになんでもかんでもボーイズラヴに絡められたらかなりいやだが、それも慣れてしまうんだろうな。というか自分の場合はそれ以前の問題なのだが。

 ひさしぶりに大戸屋へ行く。階段を下りて一瞬目を疑ってしまった。改装されている。しかもおしゃれでしっとりな方向に。何があったんだ。まあ席数は減ったけど前より雰囲気いいし、ゆったりできるからいいか。隣の席に座っていたバイト先の同僚同士と思われる男女ふたりがかなりいいキャラクターだったのもあって満喫した。考えてみれば最近の潮流とメニューに書いてある大戸屋の理念からすればこの方向も十分ありだな。ひとまず自分の方向も定まった。

2007.01.21

初雪

 ついに降った。道行く誰かが「今から降り始めてる」と口にしていた。本当にそう。今日はセンター試験だそうな。気がつけばあれから干支が一回りするくらい、時がたっているんだな。何をしていたんだろう。

2007.01.20

見たくない現実

 自分の言動にひそかに傷ついてしまったり。

2007.01.19

体の流れを

 どうもまた鼻から来そうなので、帰りの電車の中でものは試しといろいろやってみた。やり方がよかったのかうまくつながりかなり楽になった。まあ気のせいかもしれず、一時的なものとも考えられるので今のうちに。

2007.01.16

活路を求めて

 結局というかやはり自分でなんとかするしかないのか。こうなったら悩んでいてもしかたない。ここは四の五の言わず、いざとなったらあれをやるか。

2007.01.15

struggle

 コンビニに行く途中、なんとなく頭に浮かんだ単語。意味は自動詞では「<人・動物が>(自由になろうとして)もがく、あがく、じたばたする」「<人が>(逃れようとして)(…と)闘う、(…に)取り組む」「(…へ/…の中を)苦労して進む」など(ジーニアス英和大辞典より)。こうしてみると人生みたいだ。まあ本当はもっと楽な道があるかもしれないし、むだに悩みすぎて選択肢を狭めているだけかもしれないが。難く考えすぎ。

2007.01.14

溢れるほどの想いが

 今日は夕方から友人連中で新年会があった。mixiにはあえて参加していないのでメールで来てすぐに参加を決めた。場所は新宿でお目当てのお好み焼きの店は満員だったが、程なく似たような店が見つかった。るなさんに歌風が自分を思わせるという歌人の歌集を貸してもらう。確かに最初に貸してもらった第二歌集は一部身につまされつつよくわかった。今回の無明舎出版という社名は仏教関係?!と思ったのは気のせいか。なんであれ形にできるのはいいことだと思う。自分にしてみれば。発行年度を見るとあれやこれやで自分にとって境目だったのがわかる。

 そもそももんじゃ焼きなるものを初めて食したのはるなさんの展示会の打ち上げで、主催者ふたりがいない中、PARAさんにやってもらったことを覚えている。今まで3回ぐらいあった展示会の打ち上げでしか食べていないので、お好み焼きも含めて関西出身の女の人にお任せする。自分が座ったテーブルでは他に経験者がいない。実はいまだに違いがよくわかっていない。

 その後カラオケに行ってふたつ歌った。時間切れ間際に他県の人は終電がえらく早いことを思い出す。地理に疎い自分も新宿なら歩いて帰ることができるから忘れていた。お好み屋にいるときも思ったが、やっぱり自分は「まじめで繊細」というイメージなんだなと思う。それがいやというわけではないが、自分としてはもう少しうまくやりたい。ここで書いていることよりももっと赤面するようなことを本気で言わなくてもすむようになりたいのだ。まあ原理的に無理、という気もしないでもない。

2007.01.13

過ぎたこと

 物事はえてして何らかの勘違いから始まりやすいが、自分に都合のいい勘違いをするものだということを改めて認識する。まあそれも死ぬまで続けばそれはそれで幸せなのか。

2007.01.13

自転車と同級生と、

 今朝はすごく変な夢を見た。あんまり気になったのでネットで調べてみたら、ピンポイントに自分の状況を暗示していた。と、あとになってから気づく。何かに使えないかな。

2007.01.11

早朝の椿事

 今朝はやたら早い時間に目が覚めると猫たちが盛んにさかっていた。こんな時間から何があったのか。本でも読もうかと思ったがあとで眠くなるのは間違いないのでまた寝直した。

 勢いをつけすぎて暴走することは避けたいが、たまには勢いにまかせることも必要だと思ったり。自分の場合は特に。それで突破口が見つかることもあったりする。

2007.01.09

陽光の下で

 今日は成人の日ということで次代の益荒男・手弱女のみなさんをよく見かけた。特にサンプラザ周辺は午後の太陽が照らしてまぶしい限り。やはり女子は着物、男子はスーツが大半なのか。一部、羽織袴男子と着物女子の組み合わせもあるにせよ。

 ひさしぶりにパン屋でパンを買って公園で食べる。奥のベンチで食べようと思っていたがどうも気が進まなくて入り口近くのベンチに腰を下ろす。隣のベンチではじいさんが孫と思われる幼い女の子にヨーグルトらしきもの(アイスクリームかもしれないが)を食べさせていて、自分が袋から取りだしてパンを食べ始めると途端に指さして泣き始めた。あげてもいいかと思ったがいろいろなことを考えるとためらわれ、じいさんに視線を送る。今までしゃがんでいたじいさんは孫の視界をふさぐようにしてベンチに座り、あやしながらなおも食べさせ続けた。

 そのうち気が済んだのかじいさんが孫の手を引いて道路へ出た。食べ終わった自分も気が進まなかったが道路へ出る。するとじいさんが会釈をしたので返した。孫が手を伸ばしてアイスを買うとついてくる木のスプーンを差し出す。さすがに受け取らなかったが、あとで3歳児といえどあなどれないとなんとなく思う。さっきふと思い出してあの子に恥じないような人生を送らないとなと思う。なんだ自分。

2007.01.08

寒風吹きすさぶ

 今日は風が強かった。すれ違いざま「こんなに風が強いと宮沢賢治を思い出すね」と連れに言った女の人がいて『風の又三郎』かよ!と読んだことはないが心の中でつっこみを入れておいた。

 昨年はすっかりおろそかになってしまっていた出費の分析を、今年はしっかりやろうと1月第1週の内訳を手帳に書き留める。一昨年までの分類方法を改良して集計してみると、自分が何に金をかけているのか実感できておもしろい。これなら整理や反映もしやすい。

2007.01.07

もどかしい

 普通に出勤して帰ってきたせいかあまり土曜日という感じがしない。ずっと、ではないが、あることばかり思い出している。別にたいしたことではないが、なんだか他のことを考えるのがもったいなくて、そればかり考えていたらよけいに増幅されている。熱を帯びた何かが流れ込んできて自分が自分でなくなるような、そんな感じ。

2007.01.06

今年最初の満月に

 大晦日に続いてキャンドルに火をともしてみた。なんだか部屋が浄化されていくようで心地よく、定期的にやってみようかと思う。明日は仕事始め。

2007.01.03

謹賀新年

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 やたら早起きしてしまい、喫茶店へ本を読みに行く。紅茶でも飲みながらゆったりと読書にふけるつもりだったが、その前に始めたことでえらく時間を費やしてしまった。

 かれこれ10年近く所属する文章サークルの名簿用紙に、今回は「わたしの人生グラフ(実績&予想)」なる企画が載っていた。軽い気持ちで点を取り始めたらはまるはまる。予想の部分はわりとあっさりいったが、実績の部分がどうもしっくりこなくて何度も細かい修正を繰り返した。思い返しては付け加え、やっとこさ清書までたどり着くと達成感でいっぱい。そのまま本を読む気にならず店を出る。それもどうかと思うが、たまにはいいかもしれない。過去の整理と未来への展望を目で確認する。元日にはちょうどいいだろう。

2007.01.01

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