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the tide is coming in
あれはいつの話だったろう?
昔「自分の存在理由」なんてものを考えたことがある
別にいじめられていたわけでも
疲れていたわけでもない
ただなんとなく、だった
その時のことはよく覚えている
急に
周りのことが遠く感じられ
今までずっと
誰もいない部屋で
他人の人生をのぞき見ているような気がした
今ここにいる自分は何者なのか
わからなくなった
今でもそう思うことがある
ただあの頃と違うのは
わずかばかりの経験や知識などで
自分なりの考え方を身につけたこと
自分は誰のために生きているのでもなくて
自分のために
満足したいから
生きている
いいことばかりでも悪いことばかりでもないから
感謝を忘れずに
とにかく楽しまないと
今の自分は一人しかいない
花は水をやらないと枯れてしまうから