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2001.4.28〜2003.8.31

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2002/6/30(Sun)
 明日から7月。ワールドカップとともに6月が終わり、2002年も残すところあと半年となる。早いのか遅いのかわからないが、今は悔いは残さないでおきたいとしか言えない。

 CDショップの店頭にB'zのポスターが貼られていた。「GREEN」というニューアルバムが出るらしい。知らなかった。学生の頃はB'zが好きだというと、よく昔は好きだったなと返されてむきになったものだが、このままでは自分まで昔の方がよかったと言い出してしまいそうだ。まあ関心がほとんど離れてしまったのは事実なのだが。

 ふと気になって今までの決勝の対戦国を調べてみた。確かにブラジル対ドイツの決勝は初めてだった。ブラジル対イタリア、西ドイツ対アルゼンチンの決勝はともに2回ずつある。よく見ると第1回から今回まで、決勝には必ずこの4か国のどれかが勝ち上がっている。さすがだな。さてドイツ大会はどうなるか。

ワールドカップ 歴代優勝国・準優勝国・3位国&歴代得点王
2002/6/29(Sat)
 カラスが鳴いている。負けじと鶏も声を張り上げている。時刻はそろそろ午後1時。日が出てきて少しは気温も上がるかと思ったが、そううまくはいかないらしい。まあ朝から雨が降るよりましか。洗濯物の乾きが心配なのだ。
 週末はどうも食が乱れがちになるが、もしかして自分は週末過食症というやつなんじゃないかと思う。このところ食費が逼迫しているせいかもしれない。以前より体にいいのかもしれないが、バリエーションには欠ける。

 たまたまラジオで聞いた。これからは「精神分裂病」ではなく「統合失調症」と呼ぶことになるらしい。なぜ変更することになったのかはわからないが、多方面で取り上げられて名前は浸透したため、誤解やよけいな想像を生むようになったからかもしれない。研究や治療も進んできたのでより正確な用語を、ということだろう。たぶん。

精神神経学会、「精神分裂病」の呼称変更を議決

 トルコ勝利。「菊と刀」の社会思想社、清算へ、か。現代教養文庫にはかなり世話になった。惜しいな。
2002/6/26(Wed)
 深々と冷え込むような梅雨の夜。坦々と過ぎゆく日々に恋々と過去を思い出す。頭で悩むときは心に従うが吉か。淡々と、眈々。
2002/6/25(Tue)
 準決勝の韓国対ドイツ戦が近い。個人的にはドイツに勝ってほしいが、韓国が延長で勝つんじゃないかと不安になっている。このところ韓国戦は何かと疑惑がつきまといがちなので、今度こそは文句をつける余地のない公正な試合であってほしいものだ。
 たまたま「代表を応援しそうだから」逮捕状却下という記事を見かけた。「深く反省しており、ワールドカップ(W杯)で韓国代表を懸命に応援すると思われる」って一体。まあ年齢も考慮して、空前の盛り上がりに水を差したくないということなのだろうと解釈した。

追記:ドイツ勝利。さしもの韓国もカーンの壁はうち破れず、か。韓国の今後の動向が心配といえば心配だ。何はともあれここまでおつかれさま。と思ったら三位決定戦があるのだった。すっかり忘れていた。
2002/6/24(Mon)
 誰かが部屋のドアをノックした。ドアを開けるとやはり新聞の勧誘だった。彼らにとって若者はみんな越してきたばかりの人なのか。それにしても以前ここによく来ただとか前の住人がとっていたという理由で、誰がとるというのか。そんな相手の温情にすがるだけの売り込み方はあまりに芸がなさ過ぎる。口をきく気も起こらなかったので黙ってドアを閉めた。彼らは人をなめきっている。それともいわゆる「若者」に対してだけなのか。
2002/6/22(Sat)
 部屋の蛍光灯が激しく点滅をくり返している。かなり目に悪そうだ。そういえばこの部屋に住んでから一度も交換していない。今切れるのは非常に困る。来週の金曜日まで待ってくれと言ってもむだだろう。しょうがないので代わりに流しの電球をつけた。雰囲気は出たがやはり目に悪そうだ。夜遅くまで起きていると親がうるさいので、ふとんの中で本を読んだことを思い出す。そのせいで目が悪くなったのだった。

追記:次の日点滅を気にせずほっておいたら、いつの間にか片方が切れて安定していた。結果オーライ、と思うことにする。
2002/6/21(Fri)
 天気予報によると、明日はくもりときどき雨でたいして気温も上がらないようだ。日曜日も似たような天気らしい。週末にまとめて洗濯をする身としてはあまり歓迎はできない。この時期はしかたがないが、いっそのこと今日の天気と入れ替わってくれたらと思う。まあ逆に考えれば喜ばしいことなのかもしれない。
2002/6/20(Thu)
 明日は夏至らしい。なんとか踏みとどまってはいるが、最近かなり体調を崩しやすくなっている。原因はいろいろと考えられるが健康のことばかり考えていたら、逆におかしくなってしまいそうだ。
 そういえば健康にいいと評判のマイナスイオンは実際は根拠が不明で、ちまたにあふれるトルマリングッズはほとんど効果がないらしい。まあそんなもんか。

市民のための環境学ガイド
2002/6/18(Tue)
 初めは聞くだけにとどめておいて見るつもりはなかった。だが時間的にちょうどいいことに気づき、これが最後になるかもしれないと見ることにした。残念ながらその通りになってしまった。惜しかったな。ともかくおつかれさま。

 近所で叫び声がしたので、もしやと思いチェックしてみた。韓国がイタリアを破った。びっくりだ。ひそかにイタリアを応援していたのだが。

追記:韓国をなじる声がある一方で、韓国の勝利にかける執念に感動し日本の覇気に欠けた試合内容を嘆く声が多い。決勝リーグに進出して安心したために憑き物が落ちたのか。
2002/6/17(Mon)
 いつものように弁当箱を洗っていると、普段は本社にいる人が聞いてきた。

「あんた弁当もってきているけど、それ自分でつくっているのか? それともお母ちゃんに作ってもらっているのかい?」
「いや一人暮らしですよ」
「奥さんがいるわけじゃないだろ?」
「いたら困ってませんよ(即答)」
「そうかい、そりゃ失礼なことを聞いたな」

 つい強い口調になってしまったが、事実だからしかたがない。いたら今抱えている問題はあらかた片付いているだろう。まあ別の問題が出てきているかもしれないが。

 現在の負債の清算時期を計算した。なんとか30になる前には終わりそうだ。今さら書くことでもないが、長いよ。広い視野で見ればたいした期間ではないかもしれない。だが今の自分には、道のりは遠すぎ30は近すぎる。改めてことの重大性を認識するとともに節制を誓った。周回遅れもいいところ。なんとか挽回してやる。相変わらずその気になるのが遅い。

 残業中に話の流れでやっぱりネタにしてしまった。どうもいけない。

追記:駅のホームでいすに腰掛けていると、大学生ぐらいの男が女の頭を抱いていた。女の子が言う。

「私以前はこんなキャラじゃなかったのに。前はどんなキャラだったんだろう」
「忘れとけ」
「だって今じゃどこへ行っても『○○くんの彼女』だし」

 ふたりは電車に乗りもせず話し続けていた。

 その日自分が見た夢はマンガにありがちな、なぜか自分のところに女の子が転がり込んで共同生活を始める夢だった。だめだ自分。これでは情けなさすぎる。
2002/6/15(Sat)
 すっかり忘れていたが、明日は父の日らしい。どうも父の日というのは母の日に比べると、とってつけたような印象がある。父親は自分の人格形成に対して多大なる影響を与えたが、いい思い出はなくむしろ反面教師と見なしている。実家に帰るつもりがないのはそのせいもある。今ではさすがに心情を思いやる余裕も出てきたが、それでも距離は変わらない。試しに検索をかけてみると、どちらの日も自分の親を深く愛した娘さんがそのすばらしさを広めるためにおこなった運動が起源に当たるらしい。そうですか。

父の日の豆知識
母の日 父の日
2002/6/14(Fri)
 時間になると他の人たちはテレビの前に陣取って、あれこれ言い始めた。他の会社でも似たような光景が繰り広げられただろう。どきどきしながらパソコンで図面をつくっていた。一位通過おめでとう。自分の状況にもほのかな光が見えてきた。
2002/6/13(Thu)
 梅雨を通り越したような暑さも消えてすっかり雨模様だ。本当に今年は天気の移り変わりが激しい。新月と満月の頃は雨が降りやすいとどこかで読んだが、まさにその通りだった。おとといが朔で今日は三日月。またも自分の位置づけに悩んでいる。
2002/6/12(Wed)
 やはり暇だとろくなことを考えない。全力を尽くしていないとも言える。わざと力を抜いてばかりいると、いざというときもその程度の力しか出させなくなってしまいそうだ。かなり目こぼしにあっていそうな気もする。手を抜いているわけではなくて、他にできることがあるんじゃなかろうかという話。
2002/6/11(Tue)
 初めて女性の車掌がいる電車に乗り合わせた。新卒で入った子らしく研修中なのか、おっさんの車掌と一緒だった。なぜ営団の職員になろうと思ったかはわからないが、凛とした声が新鮮でその初々しさに思わずうらやましくなった。

 前回優勝したフランスが一次リーグ敗退した。しかもA組最下位で得点なし。本当にサッカーはわからない。イングランドの監督は、「フランスの敗退は、今回のW杯で楽勝で勝てる試合などないことを証明した。簡単な試合はドイツ―サウジアラビア戦だけだ。しかし、こういうことがサッカーでは起こる。フランスチームは必ず復活する」と語ったそうな。

 ラジオを消したら異常に暑くなった。ラジオから流れる音が感覚を麻痺させていたのか?
2002/6/9(Sun)
 ラジオの実況は「オレたちのニッポン、オレたちのサポーター」とうるさい。隣の家からは何度も拍手が聞こえてくる。試合終了が近づいてくると、さすがに他のことに手が着かない。なんとか持ちこたえたか。助かった。これで流れが途切れない。今日の視聴率はさぞかしすごいだろう。このままいけば本当に国威発揚イベントになるかもしれない。一時的に。
2002/6/7(Fri)
 鼻風邪をひいたのか鼻水がひどい。よくそんなときは本でも読んで早く寝ようと思うのだが、たいていはだらだらサイトを巡回している間にいつもの時間になってしまう。ときどき自分からパソコンを取り上げたら、することがなくなってしまうんじゃないかとこわくなることがある。実際はそんなことはないのだが、この状況に慣れてしまうと以前を忘れてしまう。そういえば数年前に初めてMacを買った頃は多方面に大活躍していたものだが、最近はテキストエディタとメーラーにブラウザでほとんど用が足りてしまう。情熱の残り火ような気がしてなんだかさびしい。
2002/6/5(Wed)
 今後の見通しのため状況を再確認した。少しでも上向いてくると自分から隙を作り出す癖はいいかげんに直さなければ、と思う。今まで何度もブレーキをかけてきたのは他ならぬ自分ではなかったか。駅を出ると雨が降っていて、あっという間にひどいどしゃ降りになった。タイミングは悪かったが、ある意味ちょうどよかったかもしれない。
2002/6/4(Tue)
 埋設物調査から戻ってくると、普段はギャンブルの話で持ちきりの職場も今日ばかりはサッカー一色だった。何はともあれ、まずは引き分けでよかった。

 気がゆるみやすく逃避しやすい自分に、またしても押し寄せてくる煩悩の波とたたかっている。飲まれてしまいそうになっては我に返っている。

 電車に乗っていると給料が上がらないという女の子の愚痴が聞こえた。ボーナスが出るだけましだと思うが。

 どこか落ち着かない。やはり体の安定は心の安定につながるのだろうか。とりあえず深呼吸した。それにしても暑い。今年は梅雨はあるのだろうか。
2002/6/2(Sun)
 駅周辺など路上禁煙地区に 東京・千代田区という記事を見かけた。やってしまえ。ついでに神田駅西口付近の ampm やパチンコ店がある歩道もきれいになるといいのだが。あの辺を通るたび、投げ捨てごみの汚さに気が重くなる。関係ないがあそこの ampm は昼頃になるとやたら女の子が多くなる。神田に似つかわしくない気がして最初は驚いた。
2002/6/1(Sat)
 寝たはずなのに眠いのは睡眠時間が足りないのではなく、睡眠が浅いかららしい。ということで睡眠時間の圧縮に向けて、まず食生活に手を入れることにした。姿勢も気にしている。以前の食生活改善の効果か模様替えのおかげか、最近は気分がいい。ある食品群に別れを告げるべくこれが最後とばかりに買い込んだが、愛が足りないせいなのかもしれない。

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