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2001.4.28〜2003.8.31

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2002/10/31(Thu)
 職場で夕方から会議があり、社員ではない自分は電話番をしつつ図面作成にいそしんだ。そのうち他の人たちが戻ってきて、一方的なしわよせに不満をぶちまける。その中に気になる発言があった。普段から何もしないと評判の幹部が「幹部は何もしなくていいんだ」と開き直ったらしい。上は従業員をやる気にさせるのも仕事のはずだが。
2002/10/29(Tue)
 このところひそかに話題になっていた自分の残業代問題がひとまず決着し落胆した。途中から甘い期待を抱いてしまったが、結局先月の予感通りの結果になってしまった。これに対して言いたいことは山ほどあるが、やめておく。それよりも次が重要だ。人生これからがおもしろいのだ。
2002/10/26(Sat)
 最近かなり新しい本が増えた。今まで買い控えていたことの反動なのか。棚に収まらなくなったので、木曜に一部の本を処分した。資料として残しておいたものだったが、もう手に取ることはないだろう。残った本を整理しているとうまい具合におさまり、気分もすっきりしてきた。
2002/10/25(Fri)
 太い女子高生が電車に乗り込んできて、席を譲られて座るなり叫び始めた。「やめてください !!! 」「ありがとう」「よかったねぇ」「先生が......」その声の通ること通ること。いっそのこと劇団に入るか声の仕事についたらどうかと思ったくらいだ。副音声のようにサラリーマンの仕事の話が耳に入ってくる。重苦しい空気と痛々しい声に知らず知らず息を詰めていた。よくある光景だが、今回はこたえた。
 昼頃になると急に明るくなった。明日はまた雨らしい。まったくよくわからない天気だ。相変わらずの生活だが、なんとなく次のフェイズに移ったような気がする。めずらしく社長から電話があった。
2002/10/24(Thu)
 霜降も過ぎてさすがに寒くなり、なつかしい空気のにおいがした。それでもいまだに半袖の人がいたりする。部屋に戻るとすでに宅配便の人が来たあとだった。配達指定時間に入ってすぐ来ている。まったく午前中指定しても昼近くにならなければ来ないのに、夜ならこれだ。まあその日の状況や人にもよるのかもしれない。これだから、と続けたくなるが読みが足りなかった自分が悪いのか。
2002/10/23(Wed)
 職場近くのスーパーの本売り場に、ハリーポッターの最新刊が山のように積み上げられていた。いくら売れ筋といっても、スーパーでそれは少しやりすぎじゃないだろうか。そういえばわざわざ開店を早めるところもあったな。この日はどこもかしこも青一色なんだろう。店の外にも出て確実に売れるものを売り切ろうとどこも必死だ。かくいう自分はいまだに読んだことがないし、あまり読もうとも思わないのだが。
2002/10/22(Tue)
 先週できた擦り傷の治りが遅い。何もついていない絆創膏の方がよかったんだろうか。最近左ひじのひそかな重要性に気づいた。失ってわかるありがたみ。そんな大げさなことでもないが。ベルトがそろそろぼろぼろになったので買い換えることにした。そういえばベルトも必要だ。今まで何気なくしていたが、ないとどうも落ち着かない。やはり締められるというところが重要なんだろうか。
2002/10/19(Sat)
 J-WAVEのとある番組でバリ島在住の人に電話をつないで爆弾テロの影響について聞く場面があった。話自体はとても深刻なのだが、電話のむこうからかすかに鶏や牛の鳴き声が聞こえてきてなんだかおかしくなった。どうも枝葉に反応してしまう。申し訳ない。
2002/10/17(Thu)
 調べものをしてむやみに徹夜してしまい、出かける頃には非常に眠くなっていた。駅に向かう途中で何もないところでつまずき、体勢を立て直そうとしたら体が回転していた。起きあがると左のひじが痛い。電車の中で袖をまくるとひどく擦って血で真っ赤になっていた。そのあと気がつくと終点からふたつ前の駅だった。あわてて次の駅で降りたがどうにもできず、終点から乗り換えの駅まで折り返した。自分から落とし穴にはまりにいっている。さすがに懲りた。
2002/10/15(Tue)
 目の前で毛のようなものが揺れていることにふと気づいた。つかもうとしてもなかなかつかめないので鏡を見た。なんと眉毛が生えているあたりに、眉毛と呼ぶにはあまりにも長すぎる透明な毛が生えていた。髪の毛の中にたまに金髪が混じっていたり、ということはある。これは何だ。突然変異なのか。とりあえずそのままにしておいた。
2002/10/12(Sat)
 最近いい感じに物欲が刺激されている。といってもさすがに学習していて、おいそれとは手を出さないが。

 とあるサイトの日記ヤプースというサイトが紹介されていた。携帯からメールを送るだけで日記が更新できるらしい。カメラ付きなら写真を添付して送ればいい。日記を読んだあと写真はEXILIMなどのデジカメからSDカードに保存し、SDカード対応のH"で自動リサイズして送ることを想像してひとり悦に入ってしまった。だが今のところデジカメを買う予定はないし、H"は先月機種変更したばかりだ。とはいえ似たようなことは前から考えていたのでそのうち別の方法でやるかもしれない。

 髪を切った。前髪がうっとうしかった。セットが元に戻ったあと鏡を見るとやってしまったことに気づいた。眉毛の上で前髪が妙にそろっている。中途半端な長さなのでサイドの浮き上がりが目立つ。誰も気にしちゃいないだろうが、人の視線がどうも気になる。整髪料の類は使わないのでつい手で分けてしまう。まあまた髪が伸びるまでの辛抱か。
2002/10/11(Thu)
 昨日の晴れの特異日から一転して冷え込んだ朝。寒さに震えている。暖房をどうするか迷っていたがやはりここは素直に買った方がいいかもしれない。今までがどうかしていたのだ。
2002/10/8(Tue)
 午前中は気取っていうと優雅に読書と思索にふけっていた。まあいつものように思い悩んでいたとも言える。ふと思い立って昼から出かけ、その後はいろいろ。なんだかんだいっても休みを取って正解だったと思う。
2002/10/7(Mon)
 午後から自分が付いている人が復帰した。木曜日に抜糸があり、完全復帰は来週からになる。他の人の勧めとその人の強い説得もあり、明日は代休を取ることにした。確かに休めるうちに休んでおいた方がいいかもしれない。
2002/10/6(Sun)
 今日でなんとか山も越え、これで少しは楽になるはず。この「はず」というのが曲者だが、自分の小ささとともに他の人のつらさがわかったような気がする。未だ暑さは残るが、外ではそろそろ2003年の足音が聞こえてきた。
2002/10/1(Tue)
 職場で他の人が今回の台風は戦後最大規模だと言っていた。残業で遅くまで残っていた。建物が揺れて地震のよう。隙間があるのか、どこからかネズミの激しい鳴き声のような音が聞こえる。帰る頃には雨がやんで風だけが強くなっていた。ドアを開けて外に出た瞬間、なつかしいにおいがした。あと一週間の辛抱。頭が下がる。

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