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 the world go by

2003.9.1〜2004.7.31

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2003.10.31(Fri)

 最近職場ではあまりの暑さに冷房を入れるという今の時期にはあるまじき事態が起きている。外も明日から11月とは思えない暖かさだ。地球が熱を出してうなされているんだろうと思いつつ、こんなことしているからさらに温暖化が進むんだろうなと言ってみる。

2003.10.30(Thu)

 ある日の残業中。途中からある人がたまりにたまった不満をぶちまけ、そのとき残っていた他の若手ふたりは真剣にひたすら聞いていた。各自よほど腹に据えかねていたようで話は終わる気配を見せず自分が帰ってからも続いていた。

2003.10.29(Wed)

 またも悩んでいた。たまたま買った雑誌にぴったりなことが書いてあり、それを参考にして問題の切り分けを行う。結局立ち位置の確認に終わったが道ができただけでも良し。自分のことはわかっているようで意外とわかっていなかったりする。ちょうどいいときにちょうどいい言葉に出くわす。それでまた考える。あるいは一瞬にして感じる。せっかくなら解決策をおくってほしいものだがそれではだめなんだろう。いいことをしているようで実際は人をだめにしているとはよくある話だ。

2003.10.28(Tue)

 部屋を出ようとしたらちょうど雨が降ってきた。途中でやむかもしれないが、急いで傘を持って出た。電車から降りると雨はさらに強くなっていた。助かった。もし早めに出ていたら傘を忘れていた。雨は帰る頃になってもまだ降り続いている。雨のせいではないが、何かと憂鬱で考えさせられることの多い日だった。

2003.10.26(Sun)

 洗濯をしている間にサークルの会誌を読んだ。次回発行は正月。今年もあと二月と少し。早いものだ。洗濯が終わると日記の更新を始めた。書いている間ラジオから流れる週間CHINTAIのCMが気になる。毎回思うがやたらと部屋を変わる自由を強調している。雑誌の性質上それはしかたないが、あまり強調されても興ざめだ。確かに定期的に部屋を変える人もいてそれはそれでおもしろいかもしれないが、当分部屋を変えるつもりはない。それでも職は変えたい。何事もタイミングが重要で準備をおこたらないようにするしかない。

2003.10.25(Sat)

 るなさん主催のオフ会に行った。じしょれんでもあるがあまりそういう雰囲気はなく、最初は4人と少なかったがあとからどんどん増えていった。自分としてはそちらの方がありがたく方向的にもいいとは思う。一次会はひたすらカラオケ組とまったりだべり組に分かれていた。途中である人物のことが話題になる。ナヲキくんは帰国そうそう災難だった。昔の人が残っていないのもうべなるかな。たまにBGM代わりに曲を入れ一曲も歌わないまま夜になる。るなさんの2歳の息子さんは本当にかわいくて子供好きではない自分もちょっとほしくなった。

 二次会は池袋に移動しチェーン系居酒屋へ。カクテルを頼む人が多い中で春猫くんはいきなり日本酒を注文し、酒がうまいと連発していた。聞けば炭酸が苦手らしい。大学のときまわりほどではないにしてもひたすら酒を飲み、いい酒も割と飲み慣れているはずの自分だが、日本酒はいまだに苦手で今はむしろ敬遠している。話題をつまみ食いしているとラストオーダーになり金を集めて精算した。三次会というかオール組は近くのカラオケ屋へ。この日初めて会った中沢さんはぶち切れ気味な女の子を初めて見たと言っていたが、見慣れていると返した自分はいかがなものかと思う。連日の仕事の疲れが出たのか非常に眠く、終電で帰るというPoraropoくんと一緒に帰ろうかと思っていると異変が起きた。あとでいろいろなことを思う。騒動も一段落したところで、残された人に悪いと思いつつ帰った。

2003.10.24(Fri)

 朝は不覚にも自転車にあおられて転んでしまった。コンビニで買ったスニッカーズを出して食べ、気を落ち着かせる。そういえばスニッカーズは最近ヘーゼルナッツバージョンが出た。コンビニでは今のところサンクスでしか見ていない。たいていヘーゼルナッツの方は在庫こんもりで、普通のスニッカーズばかり売れている感じがする。出たばかりなので発注の関係上しかたないのだろうか。よく見るとスニッカーズは115円で、ヘーゼルナッツ味は118円と3円高い。味はたいして変わらないので安い方、なじみの方に手が伸び、さらに数が減って人は残り少ない方を買っていくのだろうか。どうでもいいことだが気になってしかたがない。

追記:一週間後、職場近くのローソンで見かけた。そこでは115円で今にもなくなりそうだった。もともと少なめだったのかもしれないが、そちらの方が自然な感じはする。

2003.10.23(Thu)

 気合いで図面を終わらせ、ほぼ終電で帰ってきた。部屋に戻ると宅配便の不在連絡票がまたドアに挟まっていた。毎日おつかれさまだが、これでは日時を指定した意味がない。担当者に情報は伝わっているのだろうか。また明日も来るのだろうか。佐川だからしかたないのだろうか。ささいなことでもどうも宅配便が相手だと、相手のことを思いやらずののしりたくなる。

追記:結局次の日も来た。今度はアパートがどこにあるのかわからないと仕事中に電話がかかってきた。やはり何も聞いていなかったようだ。

追記2:少し遅れて届いた。シールを見ると、土曜日の午前中ではなく次の日を指定したことになっていた。システムがおかしいのか。

2003.10.22(Wed)

 買ったばかりの時計を手放した。憑き物が落ちたかのようにすっきりした。なんだか複雑な気分だがそういうこともあるかもしれない。いろいろなことを気づかせてくれて感謝している。

2003.10.20(Mon)

 新しい時計を買った次の日、気がつくとそれまで使っていた腕時計が止まっていた。電池切れにしては早すぎる。なんというタイミング。

 助手として現場へ測量に行き、昼間公園の前を通った。子供たちの歓声に突然ノスタルジアが走り、自分が置かれている状況に違和感を覚える。地元に戻りたくもなったが、戻ってもしかたがない。節目なのか気の迷いなのか。思いをはせている間にも状況は変わっていく。

2003.10.19(Sun)

 腕時計を買った。月をモチーフにした手作りの時計。誰かが誰かに「時計なんて考えて買うもんじゃないよ」と話していた。彼が言った意味とはまた違うだろうが、その通りかもしれない。呼ばれるように買ってしまった。

2003.10.17(Fri)

 NTTの工事を請け負っている関係で、職場にはときどき住民から苦情の電話がかかってくる。皆言いたい放題だが、中には苦情マニアと思われる人もいて、隙を与えられないと屁理屈をこね相手の存在を否定することを平気で言ってくる。そのくせどうしても名乗ろうとせず、少し強気になると弱腰になり煮え切らない態度でわけのわからないことを言い始める。こちらの方にも原因はあるだろうが、そんな話を聞くともう少し他人のことが思いやれないものかといつも思う。

2003.10.16(Thu)

 やっと落ち着いたと思ったら自分を突き落とすような発言が。すかさず所長からフォローが入ったものの、「彼」には結局都合のいい便利屋程度にしか思われていないのか。振り回されっぱなしでもう疲れた。自分が言えたことではないが早く一人前になってほしいものだ。関わりたくないがそうもいかない。学びを与える存在なのか。

2003.10.15(Wed)

 昼間思い立って下の階から来ている線を直接つなげてみた。あっさりつながった。ハブのポートが故障していた。断線でなくて本当によかった。聞くところによると5、6年使っているそうなので無理もないかもしれない。ハブを買ってきてもらっている間、2番目に性能がいいにも関わらず、解像度とプリンタの設定がおかしくなったため、誰も使わなくなったマシンの復旧に取り組むことになった。プリンタの方はドライバを変えるとあっさり直ったが、問題の解像度は以前からどうにもならないのでだめもとでサポートに電話する。FAXで手順書を送ってもらいその通りにやると元通りになった。助かった。早くそうすればよかったな。ひとまず復活。

2003.10.14(Tue)

 昨日のシネマ秘宝館は第3部にとんでもない映画があって一気に疲れたものの、あっという間に4時間以上たった気がする。開場前に行列ができていたことに驚きつつ、復活して初めてのシネ秘を満喫した。打ち上げに行くとき、次の日の仕事が頭をかすめたが結局朝までいた。

 出勤するとプリンタが使えずインターネットにつなげなくなっていた。職場にネットワークの管理者はいないので、何もないときはいいがひとたびトラブルがあるとてんやわんやで自分にお呼びがかかる。調べてみると下の階のルータとのリンクが切れネットワークが孤立していたので、プリンタだけはIPアドレスを変えてポートを設定し直しまた使えるようにした。下の階の人に聞いてみると、ルータの設定は業者にやってもらったので誰もわからないという。またかい。ともかく現時点で原因として考えられることはハブが故障しているか、下の階とを結ぶ配線が切れたか。土日に使えなくなったと思われるので、もしかしたら雨の影響かもしれない。配線がどうなっているかは誰にもわからない。幸い1台だけ別回線の孤立したマシンがあるので、メールはチェックできないがインターネットにはつながる。

2003.10.13(Mon)

 雨が本当にすごい。つくづく今年は温暖化というものは乱高下しながら進んでいくということを思い知らされる。気がついたらやんでいた。ありがたい。これから銭湯に行く。その後ロフトプラスワンへ。シネマ秘宝館は体育の日&鉄道の日記念特集。

2003.10.12(Sun)

 今度はときめきチームの上映会のためPARAさんと浅草に行った。ときめきチームのものははじめてで、今回は代表の繁田さんの誕生日と新作記念をかねているらしい。すみだリバーサイドホールは役所もかねているそうだがビルのてっぺんに変なものがくっついているのが気になる。上映会は繁田さんと林さんが司会で、かみ合わないところがありつつ林さんのつっこみが厳しい。映画の内容も最初はよくわからなかったが段々わかってきた。作品群が大林宣彦監督へのオマージュになっているなどわからないと小ネタが楽しめないところはある。最後の新作はメタフィクションらしいが、いかにもとってつけた感じがする。トークで観客がわからないネタも該当の映像を用意しているところがすごい。話を聞いていると映画好きの情熱が伝わってくる。結局やったもん勝ちなのか。

 終了後PARAさんの知りあいの追悼ライヴのようなものが阿佐ヶ谷であるそうなのでそちらに行った。途中元気いいぞうさんが来たり、最後の方で遅れてきたさのともさんが歌っていた。なんだかノイズと民族系が混じり合ったような感じだった。終わったあとジョナサンに移動してしばらく他の人と話していた。自分がいたテーブルはレイヴなどの話で盛り上がっていた。前から話は聞いていて興味はあるが、手持ちぶさたになりそうでひとりでは行く気にならない。まあそんなことを気にしてもしかたないかもしれない。

2003.10.11(Sat)

 人に誘われて午後から海外青年協力隊の説明会に行った。協力隊に関しては以前からいろいろな話を聞いていて、その話が裏付けられた恰好となった。海外生活してみたい人で条件と場所のこだわりがなく、職場と折り合いがつけられて、健康な体と多少の経験や技術と熱意がある人は応募してみるのもいいんじゃないだろうか。あくまで一般的な話として。

 で、少し遅れて芸社INシネマボカン vol.4に行った。XIG(シグ)さんとコウさんの司会でkouさんはなぜに白衣なのかと思っていたら、あとで正装として用意したと聞いた。第1部の札幌上映会報告はぬるすぎだったが第2部でやられた。「浅瀬でランデブー」第3話はむだな動きやカットと妄想力がすさまじい。ひとりで見るには向かず大勢でげらげら笑うものだと思う。第3部は月曜日に行われるシネマ秘宝館の復活記念コーナーで斉藤館長が暴走しながら内容紹介していた。

 終了後打ち上げに混じり、一度締めて場所を移動するときにPARAさんと帰った。下北沢の駅に着くと水戸ひねきさんがいて夢の話になった。奇遇にも三人ともフルカラーの夢しか見たことがないようだ。結局飲み行くことになり、新宿駅で水戸さんと別れるとゴールデン街へ。こういう機会でもないとずっと行かずにまた、たまたま行ったBLUE DRAGONでひらきょんとばったり会い「なんでブルドラばかり行ってシネには来ないの!」と怒られ苦しい言い訳をするのは目に見えている。そうじゃないんだ。本当にたまたまなんだ。気のせいだ、と。そんなことを思って行くのは自分だけのような気もするが、棚の端に追いやられたボトルが雄弁に物語っているからしかたがない。

2003.10.10(Fri)

 奇跡的に3連休とれることになった。ありがたい。よかったよかった。よくやった。ということで火曜日の負担を減らすために遅くまで残った。

2003.10.9(Thu)

 ウィルス対策ソフトの定義を更新しようとしたら、新しいデバイスを検出しましたと画面に出ていた。どうやら下の階でルータを変えたらしい。更新がいつもより早く終わったのでもしやと思い、いくつかの速度測定サイトで試してみた。今までは700kbps台前半だったが、今度は1.2Mbpsになっている。約1.6倍。職場は局舎から2km以上離れているので多くは望めないものの、やっとそれなりの速度になった。ルータが違うとこうも違うものか。

2003.10.6(Mon)

 職場には喫煙者が多く、空気清浄機や消臭剤がすぐに役に立たなくなる。今日来たダスキンの人はしょうがないと言っていた。その人もヘビースモーカーだそうで、職場で一番のヘビースモーカーに対して「たばこはやめられません。それが常識です」と開き直っていた。ひとつ回るたびに一本吸うそうだが、そんなにストレスがたまるのだろうか。単に癖になっているだけなのか。なんだかもったいない気がする。

2003.10.4(Sat)

 パソコンに向かってひたすら図面をつくっていた。まさに寝食を忘れる状態。おかげでなんとか日曜出勤は免れたらしい。帰りはやり遂げた解放感につつまれていた。のど元過ぎれば熱さを忘れる。

2003.10.3(Fri)

 日曜出るかどうかは明日のがんばり次第らしい。

2003.10.2(Thu)

 ひとまず土曜日は現場に出るのではなく、ひたすら図面作成することになったようだ。どうやら出勤の前に洗濯ぐらいはさせてくれるらしい。夕方外を見ると暗くて思わず時計を見てしまった。「秋の日はつるべ落とし」とはよくいったものだ。

2003.10.1(Wed)

 来月から中央区の道路関係の事務処理が電子申請に移行することは以前から聞いていた。移行期間を設けるため、早めに占用許可を取ることも聞いていた。占用許可書がなければ工事を行うことはできず、許可が下りるまで現状では時間がかかる。そのため前倒しに設計することになり、今月半ばまで自分も休みなしでいかなければ終わらないらしい。そんなことを抜きにしていきなり休みなし宣言をされた自分は、不覚にも取り乱してしまった。ちょうど行きたいイベント目白押しの時期にそう来るとは。平静を装ってもかなり落ち込んでしまい、まだまだ修行が足りないことを認識させられた。

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