神田川生活

Love for all, learning from all.

2004.8.1〜2006.4.7

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解決策伝授

 金曜土曜といろいろあったがおいておくとして、今夜抱えていた多くの問題に対する疑問が氷解した。具体的には書けないが、身に覚えがあり過ぎる。なるほどそういうことだったのか。ありがとう。忠告は肝に銘じて早速対策を実行するよ。最近何かとタイミングが良くて助かる。おかげでなんとか持ちこたえている。遅すぎたかもしれないが、手後れにさせないためにもこれから脱出をはかるよ。あさってから8月。ここも1周年。気がつけばウェブサイトを立ち上げてそろそろ6年になるのか。

2005.07.30

ちょうどよかった

 昨日は台風のおかげで(?)早く帰ることができ、宅配便の再配達を当日にしてもらうことができた。ドライバーの人は雨の中おつかれさまだ。一段落ついたあと日曜の続きで「The Matrix Revolutions」を見る。

 あるシーンで不覚にも泣いてしまったり、途中から別の映画みたいだと思いつつも手に汗握って観ていた。最後のあれはよくある「過大なエネルギーを注ぎ込んで内部分裂させる」というやつなのか。きわまった陰と陽の関係か、電子がなくなった原子なのか。それにしても全編を通して感情で動く人間と役割によって動くプログラムとの対比がことさらにされていたような気がする。

2005.07.27

衝撃を受ける人々

 昨日健康診断の結果が来てからはその話題で持ちきりだった。自分の場合はやせすぎ、低血圧、白血球少ない、コレステロール・中性脂肪少なすぎと見事に他の人たちの逆を行き、まるで栄養足りてない人のようだった。同僚に「糖尿だったらいやだなと思っていたら全然違った」といったら「あなたに限ってそういうことはあり得ませんから」とか「炭水化物じゃだめだ。タンパク質とれタンパク質」と返される始末。代謝しすぎなのかと考えてもみるがよくわからない。とりあえずバナナでも食うか。白血球増えるらしいし。

2005.07.26

DVD生活開始

 せっかく待望のDVDプレーヤを手に入れたというのにほとんど使っていないので、DISCASでDVDを借りることにした。DISCASはTSUTAYAが行っている宅配DVDレンタルサービスで、予約リストをつくると自動的にDVDを2枚ずつ郵便で届けてくれるというありがたい方式だ。返却は届いたときの封筒を使って送り返すだけ。本当は「STAR WARS Episode III」の公開に便乗して前二作を借りる予定だったが、同じことを考えた人がたくさんいたようで「マトリックス」になった。今さらだが第一作を帰省中に地元で観ただけ。ということで「The Matrix Reloaded」。

 相変わらずむだにアクションすごいなあと思いつつ、個人的にはかなり好きなので普通に楽しめた。監督兄弟はいろんなものに影響を受けているというかネタにしている。かなりベタだが。自分としては敵の機械の形状と預言者の案内役(?)の名前とマトリックスの設計者との問答に受けていた。あとはキーメーカーの風貌など。大げさだが今のポータブルDVDプレーヤにしてよかったと喜びをかみしめながら観ていた。テレビはないし買うつもりもないし、手持ちのノートパソコンはDVDを再生できない。そもそもそこが多くの過ちの元だったりするがここでは置いておく。かといって買い換えるのもなんだしとポータブルDVDプレーヤを物色し、三度目の正直でやっとまともに動くものが手に入りむしろこれでよかったのだと思うに至る。

 本編でも出てくる運命と自由意思の関係だが、以前ある人に「昔から運命は決まっているという人と切り開くものだという人がいますが、運命に対する自由意思の織り込み具合についてどう思いますか」という質問をしたことがある。まあそんな質問をするのもどうかと思うが、さすがに普通の人にはしないし、あとからそんな答えがわかっている―正しいかどうかはともかく―質問よりは他のことを聞けばよかったかと思ったりしたが、答えは「そんなにむずかしく考えないで自分の好きなように生きなさい」だった。実際はあとの問答で長くなるのだが省略するとして、確かにその通りではある。その通りではあるのだがついつい考えてしまうのが自分であり、それがむだに悩みを深めている原因かもしれない。だから文学青年などといわれてしまうのか。ともかく次は「The Matrix Revolutions」。

2005.07.24

アンバランス

 頭にもやがかかって自分でも何がやりたいのかよくわからない状態だが、とりあえず片づけておきたいことはやった。昨日の地震以来余震のような揺れがたびたび起こっている。昨日の地震はその揺れの大きさにもかかわらずまったく驚かなかったが、こう続くとなんだか不安になる。まあいたずらにおびえてもしかたないのだが、改めて今まで地震の被害にあった人々の心情を思いやる。

2005.07.24

繰り返す螺旋

 宅配便の人が自分を呼ぶ声に起こされた。どうも体調がすぐれず頭もあまり働かない。夏ばてでもしたのかもしれない。夜ある思いつきを実行に移してみる。そこでふと気がついた。幼少の頃から抱えてきたふたつの根深い願望は出所がひとつで、それはことあるごとに認めてきたことに行き着く。なんだかお釈迦様の手の上で遊ばれた孫悟空のような気分だ。

2005.07.23

今となっては

 同僚Mがエアコンが壊れて修理に来てもらったが完全には直らず、近いうちに新しいものを買うような話をしていた。昔に比べて安くなってかなり性能もよくなっているしね、と相づちを打ってふと気がついた。部屋にある電気製品で一番稼働率が高いものといえば蛍光灯だ。次がノートパソコン。これはバッテリーが切れているのでACアダプターを常時接続している。あとはたまに充電するものばかり。テレビはなく冷蔵庫はいつからかコンセントを抜きっぱなしで、冷房器具はいっさい置いていない。これでパソコンや携帯電話がなかったら、実はかなりすごい生活なのではと今さらながら思った。

2005.07.20

においの思い出

 ある雑誌によると、人間の五感の中で視覚・聴覚・味覚・触覚は視床を経由して大脳皮質へ向かうが、嗅覚だけはにおいを嗅球で受け取って大脳皮質へ向かうという。目からの情報は赤、青、緑、明暗の4種類で耳は受容器として1種類、味は甘い、からい、酸っぱい、苦い、うまいの5種類で、触覚も確か5種類。だがにおいは1000種類もあるそうな。だからにおいがないと味がわからなかったり、嗅いだ瞬間に記憶がよみがえったり、アロマテラピーなんてものがあるんだろうか。なんか違うような気もするが、においは人間の感覚の中でも根源的なものという証らしい。

2005.07.19

遠くで祭囃子が聞こえる

 寝苦しいながらも昼過ぎまで寝てしまった。起きていろいろ片づけたあと出かける。読書にいそしんだあと買い物を済ませ部屋に戻った。幼少の頃から自分の中にはふたつの願望があり、片方とはうまくいかず抑圧と暴走をくり返してきた。今までなんとか消滅させようとあれこれ手を尽くしてきたが、最近ではそれが逆効果で何があろうとなくならないとわかってきたので少しずつ認め、支障がない程度に叶える方向へ向かっている。そうすることによって安定と統合へ向かい新たな道が開かれるならいうことはない。なんだか書いていてばからしくなってきたがそれはそれ。

 作家の恩田陸さんがある雑誌の読書特集のインタビューに以下のように答えていた。

「読書は最大の娯楽です。純粋に楽しいから、読みたくなるんです。本を読む間はひとりで考えられるし、妄想できる。それと同時に、世界と繋がっていると実感もできる。そんな喜び、読書にしかないでしょう」
「私の本質は、ひとりの読者であること。この先、読者に戻って小説を書かないことはあっても、本を読まなくなることはあり得ません」
「本を手にとって選ぶ行為。それは、とても能動的なこと。今なぜ、この本を手にしたのか。その出合いが面白いんです。」

 恩田さんの作品は読んだことはないが確かにその通り。寝る前の読書は至福のひとときだ。

2005.07.17

もろもろ

 九州に続いて四国で「梅雨明けしたと思われ宣言」が出され各地で30度を超える真夏日だった。閉め切った部屋の中はさほど蒸しているわけではないが、全身に汗がにじみ額を流れ落ちてくる。洗濯が終わると近所のヴェローチェに避難し、たまった本を読んでいた。隣のテーブルは空いたと思うとすぐに埋まる。入れ替わる人々を観察しつつひたすら読んでいた。おかげで店を出るといつもは暖かい手のひらもすっかり冷え切っていた。スーパーで買い物をして部屋に戻る。

 よく「思いは実現する」とか「自分の思いが自分の行動を支配する」というが最近その言葉を思い知らされることが多い。思い知らされると書くとなんかいやなことでもあったような感じがするがそんなことはない。無意識のうちに状況を引き寄せるのか、求めている情報に敏感になるのか知らないが、かなり感謝している。どうせ受けるならいい影響。何に対しても影響を受けやすい自分の場合は特に。それはいいのだが、一番大きなことが叶わないなあと思っていたらふと気づいた。

 もしかして本当は望んでいなかったりそもそも願っていなかったり求めていても漠然としてちっとも具体的でなかったりするんじゃないだろうか。あるいは気づいていないだけだったり、気づいていても認めようとしていなかったり。ともあれ具体的にすることが当面の課題だったりするのでしかたないのか。当分は流れにまかせてみようと思いつつ、無性にあがきたくなる。

2005.07.16

もやもや

 水曜日はなんだか体調が悪く、どうも感情が不安定だった。仕事を早めに切り上げて行った先でのある人物との顔合わせでもうまく表現できず、後からこうすればよかったといろいろ考えが浮かんでいた。終了後いつもの人たちとの話で割とさめている自分に対し、興奮しながら話すNさんが「使用前」「使用後」みたいでひとりで受けていた。なんだかんだいっても好奇心が進化を促していることは間違いないだろう。

 木曜日はまたもやH氏欠勤。話し合いの結果いったん彼に譲り渡した仕事が自分に戻ってくることになった。そのほうが確実ではある。なんかもう彼のことはどうでもよくなった。仕事帰りに人に会う。依存はまずいが最近ではいい気分転換になっている。まあなんであれ難しく考えることはない。今日は金曜日だ。

2005.07.15

なぜか知らんが

 今朝慶応に入学して講義を受けている夢を見た。やけに早い通学途中に謎の女性と知り合っていたりするし。そもそも慶応がどこにあるかすらわからないというのに。

2005.07.13

どきどき

 朝礼の後同僚たちが遅れてやってきた。JRが止まって大変だったらしい。助かった。そうだろうとは思っていたが、もし本当にひとりだけだったらと不安が押し寄せていた。さすがにいきなり帰れないのは勘弁してほしい。

 日曜日やっと髪を切った。ぎりぎり大丈夫かと思ったが今日やはり「またきのこみたいな頭にして」と言われてしまった。なんとか坊主にする以外に避ける方法はないものか。

2005.07.11

昇華の道

 昨日は職場の飲み会があり、終了後せっかくなのでひさしぶりに新宿ゴールデン街へ向かい結局朝までいた。少し寝たあと活動を再開する。途中ありがたくも試行錯誤中の問題にうまいやり方を思いついた。図らずも前回の飲み会と同じような行動をたどったわけだが、昨日今日で自分自身について理解がより深まった気がする。

2005.07.09

今気づいた

 NTT東日本の営業などから電話がかかってくるたびに、そういうことは施工会社に聞かずNTT-MEに聞けよ。同じNTTなんだからと思っていたが、一般の人から見れば全部ひっくるめてみんなNTTなのかもしれない。だから区別が付かないのか。

2005.07.08

前倒し強化週間

 自己防衛策として。休みすぎだよ。目が痛い。

2005.07.06

悪循環の男

 またもH氏欠勤。だから週明けは勘弁してくれ。自分が休まなくてよかった。

2005.07.04

思い知る

 今日は行きたいイベントがあったが時間や諸々の関係でとりやめて他のことをしていた。一段落ついたので近所のヴェローチェに読書しに行き、その後ブックオフへ行った。持ち込んだ何冊かの本は二束三文にしかならなかったが、入り口付近で待っている間ひそかに気になっていたマンガを見つけたので、それだけでここに来たかいがあるような気がした。

 そのマンガとは現在唯一購読しているマンガ雑誌「アフタヌーン」で『蟲師』を連載している漆原友紀の初期作品集『filament』、確かヤングマガジンあたりで連載されているCLAMPの『xxxHOLiC』シリーズ、かつてある方面の人たちを中心にブームを巻き起こした同じくCLAMPの『ちょびっツ』の最終巻の三品。『filament』は新しい発見もありつつなるほどなあと思いながら『xxxHOLiC』へ進んだ。せっかく巻がそろっているから始めから読んでみようと軽い気持ちで手に取ったらはまってしまった。「見えないもの」を扱った「あやかし系」「不思議系」のストーリーで、それほどハードではなく随所に遊びが盛り込まれなかなか良くできている。つくづくそういうもの好きだなあと我ながら半ばあきれつつ、何かと影響を受けやすい自分としては最後にとっておいた『ちょびっツ』はなんかもうどうでもよくなっていた。それでも最終巻を読んだあとそのまま帰るのは気が引けたので、店内をぐるっと一周した。途中立ち止まってタイトルにぴんと来た本があり、ぱらぱらページをめくったあと買って帰った。

 それはいいのだが、ポストに入れようと思っていた封筒と帰りに寄ろうと思っていた選挙のことをすっかり忘れていて笑ってしまった。封筒はいいが選挙はもうとっくに終わっている。後回しにするとだいたい忘れる。ともかく帰りはちょうど雨が弱くなっていて助かった。

2005.07.03

幻覚が見える

 水曜に今までの均衡が崩れ、木曜に体調を崩してしまった。それでも何者かに動かされるように働く。これが使命感とか責任感というやつなのかどうなのか。

 昨日はひさしぶりに休日出勤した。本当は休みたかったがここ最近の仕事量を考えるとそうもいかない。最近他の人によく「仕事の虫」とからかわれるが今やらないとあとがきつい。土曜日出ることはほとんどないので同僚に隠れキャラ扱いされたり、部長に「今日は楽しい一日になるぞ」と言われたりした。いじられキャラなのか自分は。

 昼間ふと思い出して鏡を見て歯の状態を確認すると、半透明の上の歯と上唇が重なって見えた。気のせいかと思ったがやけにはっきり見えている。光のいたずらか、はたまたエネルギー過剰なのか。

2005.07.03

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