神田川生活

Love for all, learning from all.

2004.8.1〜2006.4.7

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真夏の夜の夢

 今月を振り返ってみるとそんな感じ。なんかいろいろ思い出す。ほんとに夢だったんじゃないかと思う。

2005.08.29

助かった

 最近危ういながらもぎりぎりのところで切り抜けられている。なんだか守られているような今日この頃。ありがたいことだ。

2005.08.24

徐々に改善はしている

 今まで何かと思い悩むことの多かった「何を仕事とするか」という問題だが、むやみに悩むのはやめて目の前のことを受け入れ、流れにまかせることにする。今の仕事については営業やその他諸々のことに関しては会社が代わりにやってくれているのだと思うことにして、自分の力は仕事や私生活を充実させることにつぎ込めばいい。なんというかもがけばもがくほど求める道からずれていくような気がする。

 そういえば職場でOさんが仕事そっちのけでさんざん盛り上がっていた高校野球は、駒大苫小牧が連覇を決めたらしい。前回がまぐれではなかったことを証明して見せたわけで、さぞかしOさんは狂喜乱舞したことだろう。地元に誇りを持ち、ビールはサッポロと決めているかの人は健康診断の結果から禁酒の日々を送っている。他人事ながら行方が気になるところだが、その前にまず自分か。決めたことがもちやしない。

2005.08.21

その言葉は餞に

 昨日は仕事が終わったあと、新宿へ飲みに行った。来月いっぱいで辞める人がいるのでひさしぶりに顔を見せようと思っていた。途中で月曜の最後一緒に飲んでいた人が来たりしつつ閉店までいた。「まあ何をするにしても、『I wish you your happiness.』ということで」と言って店を出る。照れながらも頷いたように見えた。我ながら変にかっこつけすぎと思うが、そういうところは通い始めたときと変わっていないのか。いつもより飲むピッチが早かったせいか、歩いて帰っている途中からの記憶がない。

2005.08.20

ひたすら

 眠い。仕事の虫じゃないのよ。今日こそ早く帰りたい。

2005.08.19

夢のあと

 昨日の自分はかなり大人気なく途中から暴走していた。思いっきり寝坊してしまったが、今日は出てきてよかった。仕事たまりすぎ。

2005.08.16

根が単純なのか知らないが

 昨日の夜中に今さらながらDVDで「キル・ビル vol.1」を見た。当初はひとつの作品だったが、配給側の「これじゃ長すぎて客が入らないし、回転も悪い。ふたつに分けて対比させた方がおいしい」的な思惑で前後二編扱いになったとどこかで聞いたことがある。つっこみどころ満載だが現実的にどうかというより、ただただタランティーノ監督がやりたいこと、見たいシーン、かっこいいと思う絵を大げさなまでに突き詰めて、愛が伝わってくるようだ。趣味に走っているだけともいうが。この際野暮なことはやめて一種のファンタジー冒険譚に身をまかせてみるのが吉。生と死の間にある衝動を大いにくすぐられてしまった。

 余談としては特典映像をなるほどなあと見ていたら、劇中のアニメ作成に田島昭宇が参加していたとわかってびっくり。なつかしい。あとで知ったが、栗山千明演ずる「GoGo夕張」の名は「マッハGo Go Go!」と「ゆうばりファンタスティック映画祭」からきているのは有名な話らしい。タランティーノ作品見たのはこれが初めてなことに今気がついた。

2005.08.15

コアな人々

 結局昨日は昼過ぎまで寝てしまい、起きたときには午後もかなりいい時間になっていた。洗濯をしたあと池の上へ行く。今回は「芸社 in シネマボカン vol.13 伊勢田博覧会2 〜凄い映像、凄いイベント、凄い降臨〜」ということで、他の上映会ではなかなか上映できないものを扱う芸社ボカンでも最強の濃さを誇った。伊勢田監督は古くからアニメやら特撮やらの映像をつくっている人で、最近は自作アニメの実写版にも取り組んでいるらしい。

 母校のサークルのコンパにコスプレ参加のため毎回無料で呼ばれたり、2時間か3時間実家のトイレでアフレコしているという話もすごいが、自らが考案したどこでもアニメ撮影ツールを使って実際に撮影してみせたり、ボイスチェンジャーを使わずに声をあてているとのことで、その場で映像に合わせて7人の声を使い分けてみせたときには会場は大喝采の嵐だった。さすがに一般には受け入れられないとは思うが、脳内完結もここまでできれば怖いものなしというか、自分のイメージを表現することにおいて天才的な粘りを発揮する見本のような人だった。ただただすごいとしか言いようがない。

 その後予定があるというPARAさんの時間つぶしにつきあったあと、ひさしぶりにゴールデン街へ行く。PARAさんの話から本当はシネストークに行った方がよかったんだろうが、O2(オーツー)へ。店の人や顔見知りの常連の人に懐かしがられる。行かなかったのは時間と金の関係で、あの事件は関係ない。盆なので誰も来ないと思っていたそうだが、確かに来たのは顔見知りや常連とおぼしき人たちぐらいだった。途中でPARAさんからシネへの呼び出しがあるも、ちょうど「カルメン」のDVDがかかっていたこともあってまったく気づかず、終了後残った人々で上海料理の店に行ったあとで知ることになった。伊勢田監督の話にしろ、O2で聞いた「カバ」にとりつかれたいとこの美術教師の話にしろ、世の中にはいろんな人がいるもんだなあと今さらのように思う。ということで今日も起きたのは昼だった。

2005.08.14

エスト!エスト!

 そういえば三鷹から帰る途中、新宿でワインと定期を買って帰った。2005年9月11日という有効期限が感慨深い。定期はちょっと歩こうかと思って値段は同じだが、部屋から少し遠い駅にした。今までと同じ駅にすると思っただけに終わるし、遠くても続かない。体型は気にする必要がないが、多少なりとも運動不足解消のために。ビールを控えようと、ひさしぶりに買ったワインはなんとなくぴんと来たハンガリーの「EGRI BIKAVER」という赤ワイン。「牡牛の血」を意味するそうな。収穫年は2000年。

 まずかったらどうしようとひそかに思っていたが、香りよくうまくてしっかりした味だったので一安心。確かに肉料理に合わせたら食が進みそうではある。比較的飲みやすく値段もお手頃。試しに調べてみたら、ハンガリーでは紀元前からワインをつくっていて、今回買ったワインは数種をブレンドしたハンガリーの代表的というかごく一般的なワインらしい。ワイングラスを買う気がないので焼酎のぐい飲みのような陶器の杯に入れて飲んでいたら、遠くで雷の音がしてじきに大雨になった。ついにきたか。

2005.08.12

現実と快楽原則

 今日から月曜まで夏休み。束の間の休息。諸事情で遅れていた給料がやっと入ったので、諸々の処理を完了させる。その後三鷹へ行った。当初は吉祥寺だったが、直前で気が変わった。たまたま入った喫茶店では女の人がひたすら話していた。何らかのインストラクターなのか、自己暗示チックなセラピーのやり方やらヨガやらレイキやらの話をしている。相手の女の人はメモを取りながら聞いている。

 やはり場所柄(?)そういう人いるんだなと妙に納得しつつ、いわゆる「精神世界」や神秘的なものに惹かれやすい素質がある自分としては暗示的と言えなくもない。いつもの悪い癖でしばらく聞き耳を立てていた。なんだかその手の人たちは雰囲気や話し方、ときには顔かたちすら似通っているような気がする。朱に染って赤くなり、自らの確信がそうさせるのか。おとしめるつもりは全くないが、なんだかなあとあきらめにも似た気持ちに襲われた。まあ単に何か過大な期待をしていただけかもしれないが

2005.08.12

人に見られるはずかしさ

 職場で郵政民営化が話題になり、テレビでは国会中継がされていた。同僚Mはこの前「郵政民営化よりももっと重要なことがあるだろう」と言っていたのに、今回は「特定郵便局長」という特権階級の話をしたりして何があったのだろうと少し気になった。どこかで聞いてきただけかもしれないが。その話に首を突っ込んで少し眠気は覚めたものの、非常に眠くて気がつくとたびたび意識が飛んでいた。残りは次の日にまわして早めに帰る。すぐに寝ようかと思ったが、せっかくなのでやり残しのことをいろいろ片づけた。

2005.08.08

偏りと嗜好

 暦の上では立秋の昼間、自主映画界の闇鍋イベント「シネマ秘宝館27」に行ってきた。お店の人の前ふりに10周年を迎えたロフトプラスワンのはじまりとともに歩んできたという話が出たが、復活してから足を運んだ自分としてはあまりぴんとこない。以前打ち上げの席で聞いた富久町時代などの昔の話を思い出してみると今よりよっぽど濃かったんだろうなという気はする。開始当初はまだ大学生だったわけだが、寮にいた時期と考えるとそんなに前でもない気がするから不思議だ。それもどうかと思うが。

 今回は「万国博覧会へようこそ」というテーマだったが、さすがに万博をテーマにした作品は少なく常連率が高いこともあってどこか地味だったような気がする。そこで初めて愛知万博のキャラクターを知った自分もどうかと思うが。いちいちコメントはしないがヒットした作品も意外に多く昼の部のバタバタも含めて楽しめた。ある事情から夜の部限定になった大阪から来た人たちの作品が気になったが、DVDを買うまでには至らず。こういうのもなんだが見た目でキャラクターや関係性が容易に想像できそうな人たちだった。

 終了後会計をすまそうとすると別の席にPARAさんが座っていたことに気づく。開始前から韓国から来た人たちがカメラを設置して撮影していたのだが、たまたま出た「明治天皇」という単語に反応して会場をあとにしたらしい。実際は理由が違うかもしれず、かの国でどういう教育が行われているのかも知らないが、在位の終盤に日本の韓国支配が決定したせいだろうと思う。西欧諸国ではなく日本が韓国を支配したことがのちの近代化と今日の躍進につながったと見る向きもあるが、おおっぴらに主張できることでもないし納得できない人も多いだろう。

 まあそんなことはわざわざ書かんでもいい気がするが、外へ出て他の人たちと話をしたあと買い物をして部屋へ戻った。電話の電池が切れそうなところへ実家から電話がかかってきたのであわてて充電器へ差し込む。例のごとく酒が入った父親からだったのですぐに母親に替わってもらう。酔っぱらった父親に何を言っても無駄。母親に現状を説明して謝罪し、家の状況を聞く。ニート街道驀進中で負の部分を一手に背負ったような弟の先行きも不安だが、母親の職場も民間委託が決定して危ないらしい。受けた質問に知っていることを教え、母親だけでもなんとかなってほしいと思う。そろそろ電話しないとまずいと思っているところで助かった。ますます帰りづらくなる我が家ではある。

2005.08.07

怪我の功名

 なんとかなりそうではあるがはてさて。

2005.08.07

自戒

 何はなくとも油断大敵。最後まで油断大敵。

2005.08.05

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