神田川生活

Love for all, learning from all.

2004.8.1〜2006.4.7

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可能性を示すだけしかできない

 昨日は早く帰るつもりが他の人の導きで遅くまで飲んでしまった。で、なぜかハイロウズファンの早稲田院生に請われてひさしぶりに歴史(学)について語ってしまった。その前に彼はその場にいた男たちを内面にあった顔立ちをしていると言い、自分もかなり当てられた。話を聞くにつけ、頭はいいけどよすぎるだけにそれがネックになっている気がしてきた。考えすぎて迷路に入り込んだ自分を思い出す。

 さて今日は旧正月。21世紀もこれからが本番。天は自分に何を求めているのか。

2006.01.29

疑問氷解

 最近暖房などの電気機器について考え込むことが多かったが、昨日は出勤前にブレーカーが落ちた。今の部屋に住み始めてから5年以上経つが、いるときに落ちたのは初めてだった。ブレーカーを見ようと部屋を出ると、隣の部屋も落ちたようだった。アンペア数が少ないので冬場は電気ストーブを使うとすぐ落ちることを聞かされる。廊下の蛍光灯も落ちていたのでアパート全体が停電したのかと思ったがそうではなかった。階下のブレーカーで落ちているものを上げて事態は解決したかに見えたが、自分の部屋はそれではすまなかった。

 今まで気にしていなかった部屋のブレーカーは、かなり古い型のようでどう扱うのかわからなかった。中を開けるとほこりにまみれていた。端子に触ると老朽化が進んでいたのか折れた。大家にブレーカーが落ちて中の部品が壊れていることを告げると、前日に下の部屋でガストラブルがあったそうでさんざん言われたが、大事に至る前に発見できてよかったと自分を納得させる。それにしても古いアパートだとは思っていたがあそこまでとは。

 ともかくも大家に連絡がつくまでの間、電気と生活について考えさせられた朝だった。夜遅く部屋に戻るとブレーカーが新品に取り替えられていた。これで一安心、か。

2006.01.28

人のことは言えない

 いつも読んでいるブログにここへのリンクがあった。

 確かにその通り。考えてみると仕事ではよくそういうことがあるし、自分でもそこに判断基準を置いてしまうことが多い。気をつけよう。

2006.01.27

Stay hungry. Stay foolish

 今だからこそ。見抜く心と惑わされない目で、情熱を失わずに一歩一歩。

2006.01.25

すべては流れるままに

 なんだかまわりに転機を迎える人が多くて感傷的になっていた。そこへDVDで「ナビィの恋」をやっと見たので不覚にも泣いてしまう。各人の前途に幸多かれと願うよ。自分も己の戦場で。

2006.01.22

大寒の翌日

 朝起きてまず思ったのは「ああ本当に雪降ってる!しかも積もってるよ。洗濯はあとにしよう」ということだった。今さらそんなことを思うなんてすでに大雪を経験している人たちになんだか申し訳ない気がした。

2006.01.21

あいかわらずな毎日

 こんなに開通したのにまだ出るのか、いったい誰がそんなに必要としているんだという声も聞こえる光ファイバー回線の開通工事に対して、NTTはさらなる件数増加と日数短縮にむけて先日また通知を出した。今まで第2・第4日曜日は工事を入れない日だったが、来月からはその協定を廃止するとのこと。これで日曜日も好き放題入れられる可能性が出てきた。設計にはそれほど影響はないが現場サイドには大問題だ。今でも応援を頼んでなんとかまわしている状態だというのに。

 ひとつ前の駅で降りて用事を済ませ、通り道にあるセブンイレブンでおでんでも買って帰ろうかと考えていると、雰囲気のよさそうな店が目に入った。いつの間にできたのかワインと食事を出すバーのようだった。思わず中に入りそうになるも、荷物が多いので思い直し周囲を見回した。ちょうど隣にセブンイレブンが見え、間にあった店は取り壊されて更地になっていた。首をひねりながらもセブンイレブンに入り、何も買わずに出てもう一度店に近寄ってみてから帰った。思いつきに気分良くし、なんだかうれしくなってやる気が出た。

2006.01.20

呑み込まれる

 明け方に夢を見た。荒唐無稽ながらも妙にリアルなのは相変わらずで、なつかしく非日常的で錯乱していた。浅薄な解釈を施すとすれば現状から逃避したくてしかたないのか。

2006.01.18

相反する流れの中で

 よりよい環境を作り出すために試行錯誤の日々。今週は多少惰性がかっていた。今年最初の満月は今までたまったものを吐き出すかのように雨が降っている。

2006.01.14

意図を手放す

 おとといは飲みに行って人の恋話はええなあと思ったり、昨日は部屋の模様替えをしてだいぶいい感じになってきた、とひとり悦に入ったりしていたが、連休も今日で終わり。今日はひたすら読書に励み、買い物に行ったついでに今度は書店で立ち読みしていた。書店へ向かう途中はあまり気乗りせず、多少嫌なこともあったがたまたま掘り出し物を見つけて、それだけで今日来た価値があると興奮していた。連休中はそうたいしたことをしたわけでもないが、やるべきことはやったような気がする。

2006.01.09

感傷にひたる

年末年始帰省メモ清書版 part6(2006/01/03)

 昨日はクラスの同窓会だった。最初はわからなかったが高校一年の時の担任も出席して半分以上は集まったんじゃないかと思う。最初誰だかわからない人や名前が出てこない人もいて頭をひねったが、逆に自分は「全然変わっていない」と言われ続けた。その夜のことはあまり思い出したくない。他の人たちにとってはどうということもなく、特に嫌なことがあったわけでもなくむしろ逆だった。

 気がつけば思い出しているもどかしさをなんとかしたくて、今回持ってきた本の中では唯一の小説、浅倉卓弥の『雪の夜話』(中央公論新社)を読み始めた。発売と同時に買ってそのままにしていたが、タイミングばっちりだったようだ。ちょうど時期、テーマ、状況に主人公と重なるところが大いにあり、身につまされつつ生きる勇気をもらった。途中からは琴線に触れて弱くなったのか何度となく涙があふれるという自分にしてはめずらしい事態に見舞われた。それは帰りのバスの中で読み終えるまで続く。

 そろそろ時間になった。帰りはちゃんと余裕を持って行こうと早めにタクシーを呼んでもらっていた。礼と別れを告げ、家を出てタクシーに乗り込む。運転手と会話を弾ませているうちに車はバスターミナルに着いた。待合室に入り、荷物を置くとふと寂寥感に襲われる。もう当分戻ることはないだろう。

2006.01.04

寝耳に水

年末年始帰省メモ清書版 part5(2006/01/02)

 見知らぬ番号から着信があったのでおっかなびっくりかけてみたら、大学の先輩が番号変わったからかけたとのこと。そこまではよくある話だが、そのあと寮で一年の時から大変お世話になった先輩の死を告げられ、驚きのあまり大声を出してしまい二の句が継げなかった。まさかそんなことがあるとは。ちょうど29日に近くの市に住んでいるOBの人と飲みながらその先輩の話をしていたのだった。心から冥福を祈るよ。

追記:30日に病死と聞いていたが、部屋に戻ってから知った同期のメールでは29日に自殺だそうな。今は悲しむよりも、出会えたことを喜ぶようにしよう。

2006.01.04

在りし日の

 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

年末年始帰省メモ清書版 part4(2006/01/02)

 父親に押し入れに本が入っているがあれは誰のかと聞かれる。ほとんど売ったはずなのでまだあったっけと疑問を感じながら、試しにのぞいてみると確かに自分の本だった。なつかしい。残っているとは思わなかった。

 弟がダイソーで買ったらしいWORDやEXCELのガイド本や録画でもするつもりだったのかDVD-Rなんかもなぜかあって、弟はどこかでパソコンでも調達してきたのかと首を傾げてしまった。キリンのキャンペーンで当たったらしきビールサーバーや、こっそり買ったというFOMA N700iの箱もあった。どこで何をしているのやら。想像するしかない。

 父親にはほとんどは自分のものでひとまず残しておいてと言った。他の本はともかく、東京創元社から創元推理文庫の一部門として出ていた赤背カバーのゲームブックだけは残しておきたい。創土社で一部復刊はされているものの、売ってしまったらまず間違いなく二度とお目にかかることはないだろう。

2006.01.04

ぬぐえない違和感

年末年始帰省メモ清書版 part3+(2005/12/31)

 昔地元の中心街に「Vivre」というデパートがあって、他は知らないが最初にできた八戸店は経営不振で他の資本に買い取ってもらい、「さくら野」という名前になったと記憶している。おととい中に入ってみて新宿の高島屋を思いだしてしまったが、母親によれば本当に高島屋系列になっていたらしい。いつの間に。それにしても「さくら野」という名前はどうにもぴんとこない。

 父親がテレビのスイッチを入れると「もうすぐ紅白」という番組が流れていた。ついつい見てしまったがこういう番組をつくるとはNHKも別の意味で必死だ。他の方向に力を向ければいいのに。

 とはいうものの、こたつでみかんを食べながらレコ大→紅白とある意味「正しい」年末の過ごし方をしてしまったわけだが。自分としては倖田來未の「butterfly」の歌詞にうなってしまった。ちなみに紅白は途中で見るのをやめて寝床へ行き、年越しそばも断った。知らないものや理解できないものに「くだらない」を連発していた父親はその後も見ていたが「Def-Tech」でついに我慢できなくなりチャンネルを変え、まもなく寝に行った。洗い物が終わった母親がまたテレビをつけて最後まで見たようだ。

2006.01.04

どっちだよ

年末年始帰省メモ清書版 part2(2005/12/29)

 無事地元に到着し、終点まで行かず中心街のバス停で降りる。時計を見るとまだ朝の5時40分。バスはまだ当分動かないし、タクシーを使おうとも思わず、せっかくなので歩いて帰ることにした。そんなに変わってなさそうだと思ったのもつかの間、記憶にない店がたくさん出てきて「ここどこ?」状態で、途中からやっと見覚えのある風景になった。荷物が多く道路が凍結していて足下に気を遣うせいか、やたら時間がかかり1時間以上も歩くうちに半ばくじけそうになっていた。

 そこへ突然視界が開けた。あったはずのものがない。記憶によれば道路脇に背の高い木がたくさん生えていたはずだが、ほとんど刈り取られてしまっている。歩いているうちに原因に思い当たった。道が広くなっている。以前至るところで行われていた道路工事がついに完了したのか。とにかく歩く。やたら広くなった橋を渡り切ると頭が「?」でいっぱいになり、あやうく実家に「どういうこと?」と電話しそうになった。あたりはすっかり変わっていて先ではなにやら道路工事中だ。

 頭をひねりたぶんこちらだろうと脇のそれらしき道をたどる。建て替えをしたような家もある中で、我が家はなんというかみすぼらしい気を放っているような気がした。中に入ると母親が迎えてくれた。さっきまで何かとうるさかったという父親はまた寝たらしい。ちょうどよかった。

2006.01.04

くり返さない

年末年始帰省メモ清書版 part1(2005/12/28)

 十分間に合うはずが途中で油断したのか本当にぎりぎりになってしまった。あと一歩遅ければ間に合わないところだった。結局は自己管理が甘いというところに行き着くのかもしれないが、そんなことは考えてもしかたがない。大事なのはもう二度とくり返さない。鎖を断ち切る。それだけだ。いくら感謝しても感謝しきれない。

2006.01.04

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